球界トピックス

9月2日 YB−S(横浜):雨天中止


千葉マリン:ロッテ12勝10敗1分
H  000200000  2
M  00013110×  6
勝:小林雅5勝2敗
負:若田部9勝5敗
本:ボーリック21
 鬼門、千葉マリンで痛い連敗! ダイエー、マジック消滅!
0−0で迎えた4回表、ダイエーは、柳田の死球を皮切りに、野選と四球で満塁とすると、ニエベスが押し出しの四球を選んで1点を先制! 更に、松中がセンターへ犠牲フライを打ち上げて、この回、ノーヒットで2点。2点を追うロッテは、その裏、ボーリック,初芝の連続二塁打で1点を返すと、続く5回には、先頭のサブローが死球で出塁。二死二塁となった後、フクーラがセンター前にタイムリーを放ち、同点とすると、続くボーリックがライトスタンド中段へ21号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。ダイエー先発・若田部は、この回でKOとなった。ロッテは、更に、ダイエー2番手・吉田を攻め、6回にはサブローのタイムリー、7回にはボーリックのタイムリーと、小刻みに加点。5回以降、立ち直ったロッテ先発・小林雅は、結局、ダイエーを3安打に抑え、今季初完投で5勝目をマーク。連敗を喫したダイエーは、これでマジックが消滅となった。

西武吹き抜けドーム:西武15勝9敗
F  000100000  1
L  00101000×  2
勝:霊感投手・松坂13勝5敗
負:下柳1勝3敗5S
 
伊東、松坂相手に初マスク! 松坂、15Kの力投で13勝目!
西武先発は、霊感投手・松坂だったが、雀士東尾は、ここまで松坂専用捕手としてマスクを被らせ続けていた中島を下ろし、ついに伊東を投入! 松坂は球界屈指の名捕手・伊東の好リードに、のびのびとした投球で3回を1安打5三振と言う素晴らしい立ち上がり。一方、日本ハム先発の「鈴木一朗を死神ボールで欠場に追いやった男」下柳に2回まで抑えられていた西武だったが、3回、伊東がヒットで出塁すると、原井の犠打と下柳の暴投で三進。ここで赤田がライト前に先制タイムリー! しかし、直後の4回、日本ハムは、ヒットと四球で一、二塁とすると、ジャイアンがライト前にタイムリーを放ち、同点。追い付かれた西武は、5回、突如、制球を乱した下柳から3つの四球を選んで満塁とすると、エセネオエセ松井も押し出しの四球を選んで、再び勝ち越し。松坂は先発全員から毎回、自己最多の15三振を奪う力投を展開し、5度目の完投勝利でハーラーダービー単独トップとなる13勝目をマーク。首位・ダイエーが敗れた為、自力優勝の可能性が復活した。

 
ニックン、予想以上の重症! ファーム落ち確定的!?
左足を痛めているにも拘わらず、川相を使いたくないばかりに茂雄に強行出場させられた挙げ句、リタイアしたニックンだが、予想以上の重症である事が明らかになった。患部から全身に回った高熱は落ち着いたものの、依然として、腫れがひかず、首脳陣は、3日の状態次第では福王と入れ替えで登録抹消する方針を固めた。高田二軍監督も「大分、悪い様だ。恐らくダメだろう」とファーム落ちを示唆。首位奪回を狙う巨人にとって、痛い戦力ダウンとなった。