球界トピックス
8月28日
広島:広島8勝15敗
G 000002300 5
C 000200020 4
勝:西山2勝2敗
負:遠藤2勝2敗
S:槙原1勝2敗22S
本:江藤25、ソーサ元木6、マルちゃん11
松井さん、決勝タイムリー! 槙原、怒りの力投で4連勝!
右ふくらはぎの肉離れで戦線離脱していた清水が、この日から、一軍に復帰したものの、まだ守る事は出来ないのか、茂雄は、またもレフトにマルちゃんを起用。更に、サードには、前日、ホームランを放った後藤を左投手でもないのに外し、絶不調のソーサ元木を入れる不可解な起用をかまし、例によって、名手・川相,岡村孝子の旦那・石井は、幽閉する地獄オーダーを展開した。巨人先発・三沢は川相不在ながらも、持ちうる精神力の全てを振り絞り、3回まで無失点に抑えてきたものの、川相不在で粘りと繋がりに欠ける味方打線が4回までチャンスらしいチャンスも作れない事に、流石に、ピーク状態の気力を保ち続けてはいられなかったか、その裏、恐れていたマルちゃんの拙守でキュラソ星人を出してしまうと、江藤に左中間スタンド上段へ25号2ランを浴び、2点を先制された。2点を追う巨人は、直後の5回、マッスル千代の富士がヒットで出ると、ミスターゲッツー・清原は「ゲッツーよりは、三振の方がマシじゃ!」とばかりに待球戦法を取ると、これが幸いして、四球を貰い、無死一、二塁。ここで茂雄は、犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとく、ニックンに犠打を命じるも、名手・川相と比べ、遙かにバント技術の劣るニックンはピッチャーの真正面に転がしてしまい、マッスル千代の富士は三塁で封殺される有様。これで自分のヘッポコ采配が露呈するのを恐れた茂雄は、先発マスクの光山に代えて、突如、岡村孝子の旦那・石井を投入。心の準備もない儘に、いきなり引っ張り出された石井がレフトライナーに倒れると、ヘッポコ采配の隠蔽に必死の茂雄は、更に、先発・三沢に代えて、ソーサ元木と入れ替わりでベンチに下げていた後藤を投入。後藤は「昨日一発かました俺が、何で絶不調のソーサ元木に代えられるんじゃ〜っ!」とばかりに、鬱憤を晴らすライト前ヒットを放ったものの、二塁走者は膝に不安を抱える鈍足・清原とあって、三塁でストップ。続く仁志は、セカンドフライに倒れ、結局、無得点と、隠蔽するどころか、更にヘッポコぶりを露呈する結果となった。しかし、続く6回、この後藤の気迫に発奮したソーサ元木が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトポール際へギリギリに飛び込む広島箱庭市民球場の利を生かした6号ソロを叩き込むと、一死後、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにマルちゃんが右中間スタンドギリギリに飛び込む広島箱庭市民球場の利を生かした同点11号ソロを放ち、広島先発・小林幹をKO。更に、代わった2番手・遠藤に対して、マッスル千代の富士が初球をセンター前に弾き返すと、ここでミスターゲッツー・清原は本領発揮のピーゴロゲッツーと思いきや、投げ終わった後、バランスを崩していた遠藤は、これを捕り損ねてしまい、一、二塁オールセーフ。二死後、チュウは遠藤の足下を抜くセンター前ヒットと思いきや、セカンド東出がこれを好捕。それでも内野安打と思われたが、一塁走者は膝に不安を抱える鈍足・清原とあって、二塁でフォースアウト。結局、本塁打による2点のみと、またも川相不在の弊害を露呈してしまった。すると、その裏、この拙攻に川相不在の不安感を思い出してしまった2番手・西山は一死満塁の大ピンチ。しかし、ここで町田が打ち損じサードへのホームゲッツーに倒れて、このピンチを切り抜けると、直後の7回、代打・清水が一、二塁間へ強烈な打球! セカンド東出は、これを好捕するも、体勢を崩しながらの送球が逸れて、一塁はセーフ(記録は東出のエラー)。この後、一死一、二塁とした所で今夜の松井さんがレフト前にタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。更に、二死満塁とチャンスを広げると、ゲッツーの恐怖から解き放たれた清原が、一、二塁間をしぶとく破る2点タイムリーを放ち、この回、3点。すると、茂雄は、その裏から、マルちゃんに代えて、清水をレフトの守備に…。これにより、清水の足は守備が出来る状態である事が発覚! 試合前、落合博満氏に「レフトを守れる様でなければ、完全復帰とは言えないですね」などとイチャモンをつけられるだけ損をした清水を不憫に思う巨人ナインは、この茂雄の嫌がらせ采配にガックリ…。迎えた8回、4番手・木村は、前回の登板時と同様、川相不在からくる不安感に耐えられず、一死満塁の大ピンチを作ると、茂雄は、ここで早くも槙原を投入。前回の登板で三者三振の投球を見せた槙原だったが、あの時と違い、ここまで名手・川相が完全に幽閉されている事が、やはり響いたか、野村にセンター前へ2点タイムリーを浴び、1点差。ここで茂雄は、自らのヘッポコ采配を隠蔽すべく、前回同様、マウンドに駆け寄り檄を飛ばすが、これは成功すれば自らの手柄、失敗しても槙原の責任とマスコミが取り上げる事を計算づくの狡猾な行動であった! こんな事に使う知謀があるなら、堂本光一でも勝てる様な采配をやって欲しいものだが、これに対して、槙原は「ふざけるなよ、茂雄〜っ!」と思いつつも、自分だけ損をするのも馬鹿馬鹿しいので、その怒りを広島にぶつけ、狂った様にフォークを連投! この鬼神のごとき槙原の投球に、広島は反撃の芽を摘まれ、結局、あと一歩及ばず、4連敗。川相不在ながら、槙原の怒りの快投で4連勝を飾った巨人は、中日に5差と詰め寄った。
ナゴヤドーム:中日12勝9敗
YB 050140100 11
D 000000200 2
勝:川村13勝5敗
負:野口14勝5敗
本:石井タクロー6、進藤9、山崎20、ピンキー井上8
野口、2回5失点KO! 中3日で巨人戦登板か!?
中日先発は、9連勝中と絶好調の野口。しかし、この野口が大乱調。2回、一死一、三塁から投手の川村に先制タイムリーを浴びると、石井タクローには死球を与え、満塁となった所で、波留にはライトオーバーの2点タイムリー二塁打、鈴木なおのりにはセンターへ犠牲フライを浴びると、挙げ句の果てには、ローズの打席でワイルドピッチを犯し、この回、5失点。星野監督は、9月1日の巨人戦での登板を画策しているのか、この回で早くも野口を降板させた。これで勢いに乗った横浜・マシンガン打線は、4回にはローズの犠牲フライで1点、5回には川崎,川村の連続タイムリー二塁打,石井タクローの6号2ランで4点を追加し、試合を決定づけた。中日は、横浜先発・川村の前に沈黙。7回に、山崎,ピンキー井上が連続アーチを放ち、一矢を報いるのが精一杯。川村は2試合連続完投で13勝目をマークし、チームの連敗を4で止めた。
甲子園:阪神12勝11敗
S 010020000 3
T 00000040× 4
勝:竹内3勝1敗
負:五十嵐2勝2敗
S:福原8勝6敗6S
本:佐藤8
八木、走者一掃の決勝二塁打! 阪神、またも大逆転で5連勝!
死のロードから、26日ぶりに甲子園に戻ってきた阪神だったが、序盤から苦しい展開となった。逆ハーラーダービーを独走する阪神先発・織田裕二に対して、ヤクルトは2回、辻のタイムリーで1点を先制。更に、4回には、佐藤がレフトスタンドに8号2ランを放ち、織田裕二は、この回で降板となった。しかし、4連勝中と勢いに乗る阪神は、7回、ヤクルト先発・伊藤をとらえ、一死から、田中,代打・大豊,坪井の3連打で、まず1点。更に、二死後、新庄が死球を食らって、満塁となった所で、ノムさんは、4番ジョンソンに対して、何と代打・八木を投入。八木は期待に応え、右中間を破る走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に逆転に成功! 投げては、6回から、竹内が2イニングを抑えると、8回は杉山、9回は福原がそれぞれ仕事を果たし、1点のリードを守りきった。これで阪神は、今季2度目の5連勝となった。
西武吹き抜けドーム:西武12勝11敗
H 000000000 0
L 10000000× 1
勝:オツ12勝8敗
負:カリメロ10勝7敗
オツ、炎の力投! 2安打完封でマジック点灯阻止!
ダイエーが勝てば、マジック点灯と言うこの試合だったが、ダイエー先発のカリメロが立ち上がりから不安定な投球。これに対して、西武は、初回、一死から大友がヒットで出ると、エセネオエセ松井のショートゴロをゲッツーを焦った井口が痛恨のエラー。続く金村弟がセンター前に弾き返して、満塁とすると、高木大のセカンドゴロ併殺崩れの間に1点を先制。しかし、西武は、この後、相次ぐ拙攻を繰り返す、得意のスミ1モードに突入! これを察知した西武先発のオツは、気迫の投球を展開! 球威、制球共に申し分なく、ダイエー自慢のスーパーダブルチャンス打線も沈黙。ダイエーも、カリメロがアップアップながら、初回の1点のみで踏み止まると、7回からマウンドに上がった吉田も2イニングをパーフェクトリリーフ! しかし、最後までオツをとらえる事が出来ず、結局、オツの前に三塁すら踏めない儘、2安打完封負け。オツは、11三振を奪う力投でハーラーダービートップタイの12勝目をあげ、ダイエーのマジック点灯を阻止した。
東京ドーム:日本ハム13勝11敗
Bu 002010000 3
F 00010162× 10
勝:伊藤2勝0敗
負:小池6勝10敗
本:中村28、偽ソーサ22、ジャイアン5
ジャイアン、とどめの5号満塁弾! ルーキー伊藤、好救援で2勝目!
0−0で迎えた3回表、近鉄は、一死二、三塁から、中村が2点タイムリーを放ち、先制。4回に、ジャイアンのタイムリーで1点差とされたものの、直後の5回には、またも中村が2試合連続となる28号ソロを放ち、再び2点差と突き放した。2点を追う日本ハムは、6回、偽ソーサの22号ソロで1点差と詰め寄ると、続く7回には、二死三塁から片岡がしぶとくタイムリー内野安打を放ち、ついに同点。更に、オバンドーが歩いて、一、二塁となった所で、田中がセンター前に勝ち越しタイムリー! 続く偽ソーサが歩いて、満塁とチャンス広げると、ジャイアンが右中間スタンドへ5号グランドスラムを叩き込み、この回、一挙6点! 更に、続く8回にも、オバンドー,田中の連続タイムリー二塁打でダメ押しの2点を追加。投げては、6回途中からマウンドに上がった2番手のルーキー伊藤が、3回2/3をピシャリと抑える好投を見せ、2勝目をマークした。
GS神戸:オリックス8勝11敗
M 001111003 7
BW 000103000 4
勝:礒2勝2敗
負:鈴木5勝4敗3S
本:イワオ画伯12、藤井12、初芝19
初芝、決勝3ラン! 礒、パーフェクトリリーフで2勝目!
ロッテは、オリックス先発のルーキー木村を攻め立て、3回、小坂のタイムリーで先制すると、4回にはイワオ画伯の12号ソロ、5回にはウィリーのワイルドピッチ、そして、6回には吉鶴のタイムリーで小刻みに加点。ロッテ先発は、鈴木一朗に「あれくらいの投手」呼ばわりされた後藤だったが、当の鈴木一朗が欠場とあって、イマイチ燃えられないのか、6回、ヒットと四球で、二死一、二塁としてしまうと、日高,大島に連続タイムリー二塁打を浴びて、この回、3失点で試合は振り出しに…。追い付かれたロッテは8回から、弊社期待の新星・礒をマウンドに! 礒は、期待に応え、3人でピシャリと抑えると、味方打線も奮起。土壇場9回、2四死球で二死一、二塁のチャンスを作ると、初芝がレフトスタンドへ19号3ランを叩き込み、勝ち越しに成功。セーブのつく場面ながら、山本監督は、ウォーレンを投入せずに、期待の新星・礒をその儘、マウンドへ…。礒は、安定した投球で、この回も無難に抑え、2イニングをパーフェクトリリーフの好投で、2勝目をマークした。これで、ロッテは再び自力優勝が復活した。