球界トピックス
8月21日
第81回全国高校野球選手権:桐生一14−1岡山理大付 桐生一、群馬県勢初の日本一!
東京ドーム:巨人12勝8敗
T 200100001 4
G 00010000× 1
勝:舩木2勝2敗
負:河原1勝2敗
S:福原8勝6敗4S
本:マッスル千代の富士31
遅すぎた川相投入! 巨人、再び自力V消滅!
自力優勝が復活したとは言え、依然として崖っぷちの状態であるにも拘わらず、茂雄は、名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙! 病み上がりにも拘わらず、川相不在と言う絶望的な状況に陥れられて、不安感一杯の先発・河原に対して、阪神は、初回、坪井,新庄のヒットで二死一、二塁のチャンスを作ると、桧山がタイムリー二塁打を放って、2点を先制。更に、4回には、一死から、四球と2本のヒットで満塁とすると、田中がスクイズを決めて、1点を追加。川相不在の影響で繋がりの悪い巨人打線は、阪神先発・舩木に対して、4回に、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに、マッスル千代の富士がライトスタンドへ31号ソロを放ったものの、その1点のみと、完全に沈黙。迎えた7回、先頭の斉藤宜が四球で出た後、二死三塁とした所で、舩木は降板。代わった2番手・山崎から、代打・トラさんが四球を選んだものの、仁志が凡退し、結局、無得点。流石にヤバいと察知したか、茂雄は8回、ついに名手・川相を代打で投入! あまりの幽閉期間の長さに勝負運まで失ってしまったか、川相は、持ち前のミート力を発揮し、会心のセンター前ヒット!と思われたが、3番手・遠山の差し出したグラブが辛うじて弾くと、これをショート田中が巧みにバックアップして、一塁へ転送、間一髪アウトとなる運のなさ…。その後、死球とヒットで二死一、三塁としながらも、この回も無得点。直後の9回、先頭の北川にアンラッキーな二塁打を許すと、村田善のパスボールで三進。すると、矢野にすかさずセンターへ犠牲フライを打ち上げられて、致命的な4点を追加された。その裏、最後のバッターとして、代打で登場した無冠の帝王・清原が、例によって、あっさり三振して、ゲームセット。あまりにも遅過ぎた川相投入が最後まで響き、巨人は再び自力優勝が消滅した。対巨人の連敗を7で止めた阪神は、再び、最下位を脱出した。
神宮:ヤクルト10勝9敗
YB 0000031010 5
S 1020020002× 7
勝:五十嵐2勝1敗
負:森中4勝1敗1S
本:佐藤7、中井美穂の旦那12、ペタジーニ36
ペタジーニ、トップ独走の36号サヨナラ弾!
ヤクルトは、初回、先頭の真中がヒットで出ると、宮本の犠打で二進。二死後、ペタジーニのタイムリー二塁打が飛び出して、効率良く1点を先制。更に、3回には、二死から宮本がセンター前ヒットで出ると、続く佐藤が7号2ランを放って、リードを3点に広げた。3点を追う横浜は、6回、投手の斎藤タカシが自ら二塁打を放って口火を切ると、続く石井タクロー,波留に連続タイムリー二塁打が飛び出して、1点差。更に、二死後、ハマの大馬人・駒田のタイムリー内野安打でついに同点! 追い付かれたヤクルトは、その裏、中井美穂の旦那・古田の12号2ランで突き放すも、粘る横浜は、直後の7回、波留のタイムリーで1点差。ヤクルトは8回途中から、守護神・高津を投入するも、土壇場9回、宮本のエラーなどで、二死一、二塁のピンチ。ここで鈴木なおのりがセンター前に同点のタイムリーを放ち、試合は延長に突入した。迎えた10回裏、ヤクルトは、二死から佐藤がヒットで出ると、続くペタジーニがライトスタンドへ36号サヨナラ2ランを叩き込み、勝負を決めた。
ナゴヤドーム:中日9勝12敗
C 100000000 1
D 00102001× 4
勝:野口14勝4敗
負:小林幹2勝6敗7S
S:ぷよぷよSUN0勝2敗21S
野口、9連勝! 上原に並ぶトップタイの14勝目!
初回、広島は、中日先発・野口の立ち上がりをとらえ、江藤のタイムリーで1点を先制。更に、2回には、二死満塁と追加点のチャンスを掴んだものの、東出がピッチャーライナーに倒れて、無得点。一方、中日は、3回、二死一塁から、東出のエラーで一、二塁とチャンスを広げると、立浪にタイムリーが飛び出して、同点。5回には、2つの四球とヒットで二死満塁とすると、ゴメスが詰まりながらも、センター前に落とす2点タイムリーを放って、勝ち越し。野口は、本来のキレを欠く苦しい投球で7回まで7安打を浴びながらも、要所を抑えて、2回以降無失点。8回には、2番手・岩瀬がピシャリと抑えると、その裏、渡辺のタイムリー二塁打でダメ押しの1点を追加。最後は守護神・ぷよぷよSUNが締めくくり、21セーブ目。野口は9連勝で、上原(巨人)に並ぶハーラートップタイの14勝目を飾った。
西武吹き抜けドーム:西武8勝13敗
BW 000000100 1
L 02000350× 10
勝:豊田7勝3敗
負:金田10勝7敗
豊田、89球の省エネ投球! 2試合連続完投で7連勝!
西武は2回、先頭のウメさんが四球を選ぶと、高木大,垣内の連打で無死満塁。ここで伊東がセンターへ犠牲フライを打ち上げて1点を先制すると、更に、内野ゴロの間に1点を追加。6回には、二死二、三塁から、赤田のタイムリーで2点を追加し、オリックス先発・金田をKO。更に、満塁とした後、金村弟が押し出し四球を選んで、この回、3点。7回、谷のタイムリーで1点を返されるも、その裏には、6長短打を浴びせて、一気に5点を追加。試合を決定付けた。投げては、大量点に守られた先発・豊田は、ストレート,フォーク共にキレが良く、オリックスにつけている隙を与えず、3安打1失点で2試合連続の完投。7連勝で7勝目をマークした。敗れたオリックスは、今季2度目の5連敗。
千葉マリン:ロッテ9勝10敗
Bu 111000002 5
M 100000000 1
勝:ユウキ2勝0敗
負:武藤6勝7敗
S:大塚0勝2敗4S
本:中村25
ユウキ、3安打1失点の好投で2勝目! ロッテ、泥沼6連敗!
初回、近鉄は、ヒットの吉田を二塁に置いて、ローズのライト前タイムリーで1点を先制。その裏、フクーラのタイムリーで同点に追い付かれるも、直後の2回には、2本のヒットと四球で無死満塁のチャンス。ここで的山が押し出しの死球を食らって、再び勝ち越し。この回は、この1点止まりとなったものの、続く3回には、中村がレフトスタンドへ25号ソロを叩き込み、1点を追加。投げては、5月25日以来の先発となったユウキが好投。初回こそ1点を失ったものの、2回以降は、完全に立ち直り、キレのいい変化球でロッテ打線を翻弄し、7回までノーヒット投球。8回、二死から、諸積に二塁打を浴びた所で、マウンドを大塚に譲ったものの、大塚は、小坂を三振にとって、このピンチを脱出。近鉄は、9回には、大村のタイムリー三塁打,武藤のスクイズでダメ押しの2点を追加して、その儘、逃げ切った。ユウキは、5月16日以来の2勝目をマーク。敗れたロッテは、今季3度目の6連敗で50敗目を喫した。
福岡ドーム:ダイエー14勝7敗1分
F 011000010 3
H 000100010 2
勝:建山3勝5敗
負:田之上2勝3敗
S:黒木2勝2敗6S
本:オバンドー17,18
オバンドー、貴重な2発! ダイエー、粘り及ばず5連勝でストップ!
日本ハムは、2回、ダイエー先発・田之上から、先頭のオバンドーが右中間スタンドへ17号ソロを放り込んで、1点を先制。続く3回には、ヒットの野口を三塁に置いて、小笠原がショートへタイムリ内野安打を放って、1点を追加。2点を追うダイエーは、4回、ニエベスのタイムリー三塁打で1点差。しかし、日本ハムは、8回、ダイエー3番手・藤井から、またもオバンドーがこの日2本目となる18号ソロをレフトスタンドに叩き込み、貴重な1点を追加。粘るダイエーは、その裏、押し出し四球で1点を返すと、土壇場9回には、二死から、柴原がファールで粘りに粘った末にレフト前ヒットで出塁。更に、続く井口がレフト線へ二塁打を放って、二、三塁と、一打逆転サヨナラのチャンス。3夜連続のサヨナラ劇を予感させたものの、最後は林がキャッチャーへのファールフライを打ち上げてゲームセット。ダイエーの連勝は5でストップした。