球界トピックス

8月19日
第81回全国高校野球選手権:桐生一4−0桐蔭学園 智弁和歌山7−2柏陵 岡山理大付5−2滝川二 樟南4−0青森山田


ナゴヤドーム:中日13勝8敗
G  212000000000  5
D  003000200001× 6
勝:霊感投手・落合5勝4敗2S
負:南2勝2敗
本:今夜の松井さん29,30、後藤4
 
4番・松井さん、2発も空砲! 巨人、自力優勝消滅!
この日、敗れると自力優勝が消滅すると言う危機にも拘わらず、茂雄は、またも懲りずに川相を幽閉するヘッポコ采配を展開! 代わりに2番に入ったのが誰かと思えば、ソーサ元木でもなく、永池でもなく、何と斉藤宜と言うショボさで、名手・川相のプライドをズタズタに引き裂いた茂雄の嫌がらせと言えば、「川相幽閉策」以上に根が深いと言われる「今夜の松井さんに4番を打たせない」と言うものがあるのは周知の事実。「2番川相,4番松井さん」のオーダーを組めば、いかに茂雄のヘッポコ采配と言えど、一気に勝率は上がると言われているが、堂本光一でも勝てそうな方法では自分の手腕が評価されないとでも思っているのか、はたまた、堂本光一でも勝てそうな方法すら思いつかないのか、茂雄は、頑なに、この嫌がらせ政策を敢行し続けてきた! しかし、流石の茂雄も、この絶対絶命の危機を察知したか、マルちゃんをベンチに下げて、ついに松井さんを4番に起用したのだ! その松井さんは、初回、二死二塁の場面で打席に立つと、水を得た魚のごとく激振! 打球はライトスタンドに飛び込む29号先制2ランとなった! 続く2回には、後藤がライトポール際へ4号ソロを放り込むと、更に、3回には、ヒットのマッスル千代の富士を一塁に置いて、またも4番・松井さんがライトスタンド5階席へ2打席連続となる30号2ランを叩き込み、序盤にして5点のリードを奪った。松井さんが4番に入ったとは言え、先発のドミンゴにとっては、もう一つの嫌がらせ政策=川相幽閉策が敢行され続けている事の方が重要な問題であった。川相不在でイライラと落ち着かない様子のドミンゴに対して、中日は、3回、福留の内野安打を皮切りに、中村,関川,立浪のタイムリーで一気に3点! 今夜の松井さんが4番に入ったとは言え、川相不在では粘りのない巨人打線が、追加点をあげられないでいるのに対して、中日は、7回には、音のタイムリーで1点差と詰め寄り、ドミンゴをKO! 更に、川相不在の不安感一杯の2番手・ノリダー柏田からも、関川がレフト前にしぶとく落とす同点タイムリー! 5−5の儘、迎えた9回、名手・川相が代打として登場したものの、惜しくも凡退。例によって、茂雄は、その裏から、川相をその儘、守備につかせる様な事はせずに、すかさずベンチへ幽閉。2度と川相に頼れないと言う絶対絶命の状態に追い込まれながらも、3番手・木村が踏ん張り、試合は延長に突入した。迎えた12回表、巨人は、先頭のニックンはヒットで出塁。ここで茂雄は、犠打世界記録を狙う川相にあてつけるかのごとく、チュウに送りバントを命じるも、川相に比べて遙かにバント技術の劣るチュウはこれをファール。結局、強攻策に出た挙げ句、ショートフライに倒れる始末。二死後、仁志が内野安打で出た所で、この日、スタメンを外れていたマルちゃんが代打で登場したものの、浅いセンターフライに倒れて、結局、無得点。すると、その裏、川相不在の影響で不安感一杯の5番手・南が、二死から、関川にセンター前に弾き返されると、続く渡辺にもレフトフェンス直撃のタイムリー二塁打を浴びて、悪夢のサヨナラ負け! 名手・川相を幽閉し、敗れるべくして敗れた巨人は、ついに、自力優勝が消滅した!
横浜:横浜14勝8敗
T  020001000  3
YB 40000000×  4
勝:ハマの番長6勝8敗
負:湯舟1勝4敗
S:島田0勝1敗4S
本:ハマの大馬人6、星野2
 
駒田、満塁男の本領発揮! 13本目のグランドスラム!
横浜は、初回、阪神先発・湯舟の制球難をつき、ヒットと2つの四球で一死満塁とすると、ここで満塁男のハマの大馬人・駒田がライトスタンドへ史上単独2位の通算13本目となる6号グランドスラムを放ち、一挙4点を先制!  しかし、直後の2回、阪神は、一死二塁から、この日、スタメンに入っていた星野がレフトスタンドへ2号2ランを放ち、2点を返すと、6回には、またも星野がタイムリーを放って、1点差。横浜は、7回から、先発・ハマの番長・三浦を諦め、矢野を投入。この後、8回途中から森中、9回からは島田と繋ぐ小刻みなリレーを展開。エラーと暴投で、一死三塁と、一打同点のピンチを迎えたものの、何とか後続を断ち切り、1点差を守りきった。2回以降、0点に抑えながらも、駒田の一発が最後まで響いた阪神は、これで今季の対横浜戦の負け越しが決まった

広島:広島8勝11敗
S  110300500 10
C  000100100  2
勝:川崎4勝8敗
負:黒田3勝6敗
本:デカ14,15
 
デカ、2発5打点の活躍! 川崎、1ヶ月ぶりの5勝目!
序盤から主導権を握ったのはヤクルト。初回、いきなり、真中,宮本,佐藤の3連打で1点を先制すると、続く2回には、先頭のデカが左中間スタンド最上段へ6月11日以来となる14号ソロを放ち2点目。4回には、3四死球で無死満塁のチャンスを掴むと、馬場,真中のタイムリーで3点を追加。その裏、キュラソ星人の犠牲フライで1点を返されるも、7回には、ペタジーニのタイムリーの後、一死満塁の場面でデカがこの日2本目となる15号グランドスラムを放ち、試合を決定付けた。投げては、先発・川崎が、9安打を浴びながらも、7回を2失点の好投で、7月17日以来の5勝目をマークした。対ヤクルト5連敗となった広島は、今季最多の借金16となった。

西武吹き抜けドーム:西武12勝9敗
Bu 002000000  2
L  00000400×  4
勝:谷中1勝1敗
負:佐野3勝6敗1S
S:西崎2勝0敗17S
本:ローズ34
 
大塚、逆転タイムリー! 谷中、今季初勝利!
0−0で迎えた3回、近鉄は、四球の中村を一塁に置いて、ローズが右中間スタンドへ34号2ランを叩き込み、2点を先制。更に、4回には、先頭の吉岡が三塁打を放つと、一死後、水口がスクイズを敢行。しかし、水口は、外された訳でもないのにバットに当てる事も出来ず、吉岡は憤死。近鉄2点リードの儘、迎えた6回裏、西武は、一死から、エセネオエセ松井,金村弟の連打で二、三塁とすると、高木大がライト前にタイムリーを放ち、1点差。続くポールが歩いて満塁とした所で、代打・大塚がライト線に2点タイムリー二塁打を放ち、逆転に成功。更に、伊東がライトへ犠牲フライを打ち上げて、この回、4点。7回以降は先発の谷中から、木村−竹下−デニーと繋いで、最後は、抑えの西崎がきっちり締めくくり逃げ切った。6回を2点に抑えた谷中は、今季初勝利をマーク。

東京ドーム:日本ハム12勝8敗
M  000000010  1
F  11001010×  4
勝:関根8勝7敗
負:ジョニー黒木11勝7敗
S:下柳1勝1敗5S
本:野口7、石本2
 ジョニー、4失点で轟沈! ロッテ、4連敗!
日本ハムは初回、ロッテ先発・ジョニー黒木の立ち上がりを攻め、石本,小笠原の連打でチャンスを掴むと、続く片岡も一、二塁間を破るタイムリーを放って、1点を先制。続く2回には、野口がレフトスタンドへ7号ソロ、5回には、石本が右中間スタンドへ2号ソロを放つと、7回には、一死一、二塁からオバンドーがライト前へタイムリーを放ち、4点目。日本ハム先発・関根の前に7回まで、僅か3安打に抑えられてきたロッテだったが、8回、フクーラ,代打・吉鶴,酒井の3連打で無死満塁と一発が出れば同点の大チャンス。しかし、ここでマウンドに上がった下柳の前に、イワオ画伯の併殺打の間に1点を返すのが精一杯。9回も、簡単に3人で打ち取られて、ゲームセット。日本ハムは今季5度目の同一カード3連勝。一方、敗れたロッテは、4連敗となった。尚、この日、名前だけはかっこいいハートグレイブスが左肩に違和感を訴えて、手術の為に帰国。また、ブレイディーも右肩に違和感を訴えて、20日に手術の為に帰国する事が決定。2選手共、1年契約の為、この儘、退団の可能性が高いと見られている。

福岡ドーム:ダイエー14勝8敗
BW 10200000001  4
H  00000003003× 6
勝:篠原9勝0敗
負:徳元0勝4敗1S
本:プリアム15、小久保17、柴原5
 
柴原、起死回生の逆転3ラン! ダイエー、連夜のサヨナラ勝ち!
オリックスは、初回、一死一、三塁とすると、一塁走者の鈴木一朗が二盗を敢行。すると、J.マッケンジーが二塁へ悪送球を犯してしまい、この間に三塁走者・大島が生還して、1点を先制。3回には二死から、プリアムがレフトスタンドへ15号ソロを叩き込むと、下痢ニールにもタイムリーが飛び出して、2点を追加。3点を追うダイエーは、オリックス先発・加藤の前に7回まで4安打無得点に抑えられてきたが、8回、二死から四球とヒットで一、二塁とすると、主砲・小久保が左中間スタンドへ17号同点3ランを叩き込み、試合は、その儘、延長へもつれ込んだ。迎えた11回、ダイエーは、守護神・ペドラザを投入するも、三輪,日高と死球を与えて、一死一、二塁のピンチ。ここで、大島がセンター前にタイムリーを放って、ついに1点を勝ち越し! しかし、粘るダイエーは、二死から、J.マッケンジー,秋山のヒットで一、二塁とすると、ここで柴原がライトスタンドへ起死回生の逆転5号3ランを放ち、ダイエーが連夜の劇的なサヨナラ勝ちを収めた。4連勝で貯金を今季最多の17と伸ばしたダイエーは、5年ぶりに対オリックス戦の勝ち越しを決めた