球界トピックス

8月18日 C−S(広島):雨天中止
第81回全国高校野球選手権:桐生一4−3静岡 柏陵6−0旭川実 樟南2−1都城 滝川二3−2長崎日大


ナゴヤドーム:中日12勝8敗
G  001001000  2
D  30000000×  3
勝:武田8勝7敗
負:斎藤雅5勝2敗
S:ぷよぷよSUN0勝2敗20S
本:ゴメス29
 
またも川相フル欠場! 巨人、悪夢の3連敗!
前日、肝心な所で川相を幽閉したおかげで悪夢のサヨナラ負けを喫したにも拘わらず、茂雄は、またも懲りずに川相を幽閉するヘッポコ采配を展開! 川相不在で不安感一杯の巨人先発・斎藤雅に対して、中日は、初回、一死から、久慈,立浪の連打で二、三塁のチャンスを作ると、ゴメスが左中間スタンドへ29号3ランを叩き込み、いきなり3点を先制! 3点を追う巨人は、3回、中日先発・武田から、先頭のチュウが二塁打で出ると、続く斎藤雅は執念でライト前に落として、一、三塁。ここで仁志が三遊間を破るタイムリーを放ち、まず1点。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるかのごとく、後藤に送りバントを命じるも、川相に比べて遙かにバント技術の劣る後藤は打球を殺せずにファースト・ゴメスの前に転がしてしまい、斎藤雅は三塁で憤死。堂本光一にすら「名手・川相を使って欲しい。今のバントも川相なら、楽に決めていたのに…」と言われる始末で、重苦しいムードとなった直後、武田が二塁へ牽制悪送球を犯し、ランナーはそれぞれ進塁したものの、今夜の松井さん,マルちゃんと連続三振を喫して、結局、1点止まり。、斎藤雅は、2回以降も、川相不在の影響でピンチの連続ながら、ベテランらしい粘りの投球で、何とか追加点を凌いで、1−3の儘、試合は6回に突入。この回、一死から、松井さんがレフトフェンス直撃の二塁打を放つと、二死後、マッスル千代の富士の打球は、レフトの前にポトリと落ちる幸運なタイムリー二塁打となり、1点差。しかし、この後、7回二死から、斎藤雅をその儘、打席に立たせて、斎藤と心中するつもりかと思えば、その裏、先頭の代打・愛甲を四球で歩かせただけで、すかさず引っ込めるなど、斎藤雅への嫌がらせとしか思えない茂雄のヘッポコ采配が炸裂! これで傾きかけた流れが完全に中日に移ってしまい、8回からは、霊感投手・落合−サムソン−ぷよぷよSUNのリレーの前に沈黙。結局、名手・川相は、またしてもフル欠場。堂本光一ですら分かる勝ち方をせずに、敗れるべくして敗れた巨人は、これで3連敗。19日に敗れると、自力優勝が消滅する危機に立たされた! 尚、この日、イースタンで無冠の帝王・清原とトラさんが共にスタメン出場すると言う豪華メンバーが実現。清原は、茂雄の地獄構想の伏線としてサードを守らされたが、エラーこそなかったものの拙い守備で、打っては満塁のチャンスに凡退するなど、本領を発揮。一方、トラさんは、決勝アーチを放つなど、復活に向けてしっかりアピールした。

横浜:横浜13勝8敗
T  000000000  0
YB 20000000×  2
勝:福盛8勝6敗
負:杉山2勝4敗
S:森中4勝0敗1S
 代役・秋元、好リードで完封リレー!
谷繁が前日の試合での負傷により登録抹消され、苦しい展開の横浜に対して、阪神は、初回、一死一、三塁と絶好の先制のチャンスを掴んだものの、新庄,ジョンソンと倒れて、結局、無得点。すると、その裏、横浜は、2本のヒットで二死一、三塁とチャンスを作ると、ハマの大馬人・駒田の左中間への打球を新庄がまずい守備でタイムリー二塁打としてしまい、2点を先制。阪神先発・杉山は、2回以降、立ち直り、5イニングを1安打に抑える力投を展開! しかし、横浜先発・福盛も、変化球のキレが良く、ランナーを出しても要所を締める粘りの投球で、7回まで無失点の好投。横浜は、8回からヒゲ魔神を投入すると、9回途中からは、森中を投入。森中は無難に抑えて、プロ初セーブをマーク。阪神は、横浜を上回る7安打を打ちながら、拙攻で好投の杉山を見殺しにしてしまった。尚、ブロワーズの電撃解雇以来、ショックを受けて27打席ノーヒットと不振に陥っているジョンソンが、今季一杯で解雇の危機に立たされている事が、この日、明らかになった。

西武吹き抜けドーム:西武11勝9敗
Bu 000013000  4
L  24100000×  7
勝:オツ11勝8敗
負:レフトウィッチ4勝4敗
S:デニー0勝4敗9S
本:ポール8、大久保1、ローズ33
 
ローズ、西武吹き抜けドーム初の場外弾!
西武は、初回、二死一、二塁から、このところ、不調の高木大が14打席ぶりのヒットとなる2点タイムリーを放って先制すると、続く2回には、一死満塁から、小関が右中間へ走者一掃のタイムリー三塁打を放つなど、一挙4点を奪い、近鉄先発・レフトウィッチを早くもKO。更に、3回には、ポールが右中間へ8号ソロを放り込み、7点目。大量リードを貰った西武先発・オツは、4回まで無失点に抑えていたものの、5回に大久保の1号ソロを浴びて1点を失うと、6回にはローズに西武吹き抜けドームの吹き抜け部分を突破される33号場外弾など4連打を浴びて、3失点。結局、オツは、この回で降板となったものの、後を継いだ竹下,デニーがきっちり後続を断ち切り、オツにハーラートップタイの11勝目を献上した。敗れた近鉄は、6月22日以来の最下位転落となった。

東京ドーム:日本ハム11勝8敗
M  011001000  3
F  10203000×  6
勝:伊藤1勝0敗
負:後藤6勝7敗
S:生駒2勝8敗1S
本:片岡13、小笠原18、金子3、平井2
 ルーキー伊藤、好リリーフでプロ初勝利! 日本ハム、最下位脱出!
日本ハムは、初回、片岡がライトスタンドへ7月9日以来となる13号ソロで先制。1点を追うロッテは、直後の2回、無死満塁から清水のタイムリー内野安打で同点に追い付くと、続く3回には、初芝の犠牲フライで勝ち越し。その裏、日本ハムは、先頭の石本がヒットで出ると、小笠原が2試合連続となる18号2ランを放ち、逆転に成功! 更に、5回、金子の3号ソロ、根本のタイムリー等で3点を追加! 直後の6回、ロッテは平井の2号ソロで1点を返したものの、反撃もここまで。日本ハムは、3回途中からロングリリーフを続けてきた伊藤を7回から黒木にスイッチ。9回には、下柳−生駒と繋いで、逃げ切った。ルーキー伊藤はプロ初勝利。また、生駒もプロ初セーブをマークした。日本ハムは、これで、ついに最下位脱出となった。

福岡ドーム:ダイエー13勝8敗
BW 0010000000  1
H  0000001001× 2
勝:篠原8勝0敗
負:小倉1勝1敗5S
本:J.マッケンジー14
 
松中、劇的V打! ダイエー、今季7度目のサヨナラ勝ち!
0−0で迎えた3回表、オリックスは、2つの四死球で二死一、三塁のチャンスを掴むと、プリアムがレフト線へタイムリーを放ち、1点を先制! 1点を追うダイエーは、再三チャンスを掴みながらも、オリックス先発・ルーキー川越の粘りの投球の前に6回まで無得点の苦しい展開。しかし、7回、J.マッケンジーがレフトスタンドへ14号ソロを放ち、ついに同点に追い付くと、試合は1−1の儘、延長にもつれ込んだ。迎えた10回裏、ダイエーは、一死から、浜名,吉永の連打で一、二塁とすると、二死後、松中の打球は右中間を深々と破り、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。ダイエーは、これで3連勝。尚、この日、ダイエー中内オーナーは、今季限りで5年契約が切れる王さんに対して「やって貰うに決まっているじゃないか。6月に一度『来年もお願いします』と話をしている。優勝を逃しても変わらない」と、来季以降の続投要請をしている事を明らかにした。