球界トピックス
8月10日
第81回全国高校野球選手権:新湊9−5小松 樟南4−0秋田 徳島商5−1北海 東邦−滝川二(雨天中止)
東京ドーム:巨人10勝8敗
S 100000000 1
G 02000003× 5
勝:上原14勝3敗
負:山部3勝4敗
本:佐藤5、マルちゃん9
マルちゃん、6番降格に意地の活躍! 上原、10連勝で14勝目!
この日も、茂雄は、二匹目のドジョウを狙って、8日の試合で4安打4打点の永池をスタメン起用! 更に、見限った筈のニックンを再びスタメンに戻し、あくまで名手・川相をベンチに幽閉しようと言う大暴挙! 川相不在でも勝てる可能性が最も高い上原の先発の時こそ、あえて外して「川相不要論」をより強固なものにしようと言う茂雄の企みは、相変わらずで、それに加えて、清水が全治3週間の右ふくらはぎ肉離れで登録抹消,マルちゃんが不振により6番に降格するなど、試合前から暗雲漂う巨人ベンチだったが、全セいちびりトリオの陰謀により脇腹痛に陥っていた今夜の松井さんが、久々に3番スタメンに復帰した事が、僅かな光明をもたらしていた。しかし、この日から赤アンダーシャツ&ストッキングを導入したヤクルトは、初回、佐藤がレフトスタンドに5号ソロを叩き込み、1点を先制! 1点を追う巨人は、2回、ヤクルト先発・山部から、土壇場で川相に匹敵する力を発揮する男・岡村孝子の旦那・石井が四球を選ぶと、続くマッスル千代の富士がライトフェンス直撃の二塁打を放って、無死二、三塁。ここで6番に落とされたマルちゃんが同点タイムリーを放って意地を見せると、更に、一死後、チュウが歩いて満塁となった場面で、上原の高く跳ね上がったショートゴロの間に勝ち越しとなる2点目を追加。しかし、川相不在の影響で繋がりに欠ける巨人は、4,5回と続けて満塁のチャンスを逃す拙攻ぶりを露呈。一向に追加点を貰えないながらも、上原は粘り強い投球で1点のリードを死守。2−1の儘、迎えた8回、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにマルちゃんが右中間スタンドへ9号ソロを放ち、貴重な1点を追加。更に、二死後、打席に入った上原は、ホームベースから大きく離れて全く打つ気のない様子を見せながら、あえて故意の空振りをせずにちゃっかり四球を選ぶと、続く仁志が左中間へ二塁打を放ち、二、三塁となった所で、ヤクルトは山部から岡林にスイッチ。ここで茂雄は、川相を干してまでスタメン起用した永池を早くも見限り、代打に川相ではなくソーサ元木を投入するダブル嫌がらせ! しかし、皮肉な事に、ソーサ元木はライト前にうまく落とす2点タイムリーを放ち、この回3点。これで楽になった上原は、9回もアウト3つを全て三振にとって、完投で14勝目をマークした。
ナゴヤドーム:中日14勝5敗
T 100001000 2
D 00005000× 5
勝:野口12勝4敗
負:中込尊師0勝3敗
S:ぷよぷよSUN0勝2敗18S
関川、決勝タイムリー! 中日、集中打で逆転勝ち!
またも坪井を干してきた阪神は、初回、その坪井に代わって一番に入った塩谷がヒットで出ると、一死三塁としてから、今岡がライトへ犠牲フライを打ち上げて1点を先制。その後、阪神・中込尊師,中日・野口の投げ合いで1−0の儘、迎えた5回裏、中日は、先頭のピンキー井上が和み存しの右足を直撃する内野安打で出ると、続く中村の当たりはライトフライかと思いきや、セカンド田中が深追いし過ぎてテキサスヒット。更に、野口のピッチャーゴロを処理を焦った中込尊師がファンブルして、無死満塁。ここで、この日、一番に入っていた関川がセンター前に逆転の2点タイムリー。続く李ボンジョムの送りバントは阪神のまずい守備陣形により内野安打となり、再び無死満塁。すると、関川と入れ替わりで3番に入っていた福留がレフトオーバーの2点タイムリー二塁打。更に、ゴメスも犠牲フライを打ち上げて、この回、一挙5点。投げては、野口が7回まで2点に抑えると、8回は霊感投手・落合、9回からは守護神・ぷよぷよSUNがピシャリと抑え、早くも対阪神戦4年連続の勝ち越しを決めた。またも守乱と拙攻が響いて敗れた阪神は、今季最多の借金14となった。
横浜:横浜13勝5敗
C 001020100 3
YB 11100013× 7
勝:森中4勝0敗
負:紀藤5勝4敗
本:谷繁8、メカゴジラ6
メカゴジラ、値千金の勝ち越し3ラン! 横浜、球団タイの10連勝!
相変わらず、好調の横浜マシンガン打線は、初回、いきなり鈴木なおのりのタイムリーで先制すると、続く2回には、ピッチャーの偽サムライ・阿波野のタイムリーで1点を追加。求道者・前田の犠牲フライで1点を返された直後の3回には、ハマの大馬人・駒田のタイムリー二塁打で再び2点差。4回まで1点に抑えてきた先発の偽サムライ阿波野だったが、5回、先頭の求道者・前田を歩かせた所で、早々と降板。しかし、代わった横山に対して、四球とヒットで満塁とした所で、代打・野村がセンター前に2点タイムリーを放ち、同点。更に、7回には、ディアスのタイムリーで逆転を許した横浜だったが、その裏、谷繁の8号ソロで追い付くと、続く8回には、一死一、二塁からメカゴジラがライトスタンド上段へ6号3ランを叩き込み、勝ち越しに成功。8回からマウンドに上がっていた森中が9回もきっちり締めくくり4勝目。横浜は、球団タイ記録となる10連勝をマークした。
西武吹き抜けドーム:西武10勝9敗
H 101000000 2
L 30000100× 4
勝:石井11勝4敗
負:カリメロ8勝6敗
S:西崎2勝0敗14S
本:大友3、金村弟9、松中16
金村弟、4番復帰で3打点! 石井、ハーラー単独トップの11勝目!
7連勝中の西武先発・石井に対して、ダイエーは、初回、一死二塁から松中のタイムリーで1点を先制。なおも二死満塁とチャンスを広げたものの、ニエベスが倒れて1点止まり。すると西武は、その裏、ダイエー先発・カリメロから大友が先頭打者アーチとなる3号ソロを放ち、あっさり同点とすると、一死一塁から、5試合ぶりに4番に復帰した金村弟がライトスタンドへ9号2ランを叩き込み、一気に勝ち越し。2点をダイエーは、3回、松中がライトスタンドへ16号ソロを放ち、1点差。その後も、再三のチャンスを掴みながら、あと一本が出ないダイエーに対して、西武も、2回以降、立ち直ったカリメロの前に追加点を奪えないでいたが、6回、ヒットの大友を三塁に置いて、金村弟が右中間へタイムリー三塁打で貴重な1点を追加。ダイエーは、8回、無死一、三塁としながら、ニエベスが三振。ここで代わった2番手・竹下から、林が四球を選んで満塁としたものの、浜名,井口が連続三振。9回は、西崎にきっちり抑えられ、ゲームセット。石井は、ハーラー単独トップとなる11勝目をマーク。西武は、これで再び2位に浮上した。
大阪ドーム:近鉄10勝10敗
F 010000020 3
Bu 100000010 2
勝:ガンちゃん9勝7敗
負:佐野3勝5敗1S
S:黒木1勝2敗4S
本:田中17、小笠原16
ヨッシャー佐々木、今季限りで辞任申し入れ! バレンタイン招聘も!?
ヨッシャー佐々木が不振の責任を取って、今季限りでの辞任を球団に申し入れ、球団もこれを了承した事が明らかになった。後任人事としては、梨田二軍監督を筆頭に、小林バッテリー総合コーチ,元横浜監督・大矢明彦氏,元広島監督・三村敏之氏と言った名前が挙がっているが、何とメッツのバレンタイン監督の招聘と言う動きもある模様。さて、そんなチーム事情をよそに、近鉄は初回、ヒットの高須を二塁に置いて、ローズがライトフェンス直撃のタイムリー二塁打を放って1点を先制。1点を追う日本ハムは直後の2回、田中がレフトスタンドへ17号ソロを放り込み、すかさず同点。その後、日本ハム・ガンちゃん,近鉄・佐野の両先発の投げ合いが続き、1−1の儘、試合は終盤に突入した。迎えた8回表、日本ハムは、先頭の代打・上田が左中間を破る三塁打を放つと、一死後、小笠原が右中間スタンドへ16号2ランを放ち、勝ち越しに成功。粘る近鉄は、その裏、川口の犠牲フライで1点を返すも、最後は黒木の前に後続を断たれ、ゲームセット。毎回走者を出しながら、僅か2点に終わる拙攻が響いた近鉄は今季5度目の4連敗で今季最多の借金8となった。
GS神戸:オリックス7勝8敗
M 00× 0 2回降雨ノーゲーム
BW 0 0
川越、ノーゲームで連投決定!
2回表一死まで進んだ所で、降雨によりノーゲームとなったこのカードだが、仰木さんは、32球を投げた先発の川越を翌11日もスライド連続先発させる事を即決。川越を連投させる事により、ローテの谷間を埋めようと言う目論見らしい。これを受けた川越は「こういうのは初めて」と苦笑いを見せていたが、果たして、結果は吉と出るか!? 一方、ロッテは、8球しか投げていない先発・ゴーグルの連投ではなく、後藤の先発が予定されている。