球界トピックス

8月7日
第81回全国高校野球選手権:青森山田3−2九州学院 仙台育英18−0佐賀東 桐生一2−0比叡山


東京ドーム:巨人12勝8敗
C  003000400000  7
G  001000303001× 8
勝:木村5勝2敗1S
負:玉木重3勝1敗
本:村田善1
 
村田善、起死回生の3ラン! 松井さん、サヨナラ犠飛!
この日も、全セいちびりトリオの陰謀により脇腹痛に陥った今夜の松井さんがスタメン落ち。更に、茂雄は、3位転落の危機にも拘わらず、またも名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙!  しかも、清水を7月14日以来の2番に戻し、仮に、川相がスタメン復帰しても。もう2番は打たせないと言う伏線まで貼る用意周到さ! 川相不在により不安感一杯の巨人先発・桑田は、1回,2回と、ランナーを二人ずつ出す苦しい投球。更に、3回にも、一死一、二塁とピンチを迎えると、ここで江藤に右中間を破る2点タイムリー三塁打を浴びて、先制されると、更に、浅井にもタイムリーを許して、この回3失点。3点を追う巨人は、その裏、一死からチュウが四球を選ぶと、桑田の犠打で二進。ここで仁志がチーム初ヒットとなるタイムリーを放ち、20イニングぶりに1点を返した。しかし、4回以降も、川相不在の影響で、桑田は毎回の様にピンチを迎える不安定な投球で、それでも何とか追加点こそ阻んできたものの、6回で降板。一方、打線の方は、川相不在による粘りのなさから淡泊な攻撃を繰り返し、一向にチャンスらしいチャンスを作れない有様。1−3の儘、迎えた7回、広島は、川相不在による不安感一杯の2番手・ノリダー柏田から求道者・前田,キュラソ星人と連続四球を選ぶと、やはり、川相不在による不安感で一杯の3番手・南から、江藤がヒットを放って、無死満塁。ここで、浅井のファーストゴロの間に、まず1点。続くディアスはバットを折りながらレフト前に弾き返す2点タイムリー。更に、西山が四球を選ぶと、小林幹の送りバントを南が三塁へ悪送球し、ディアスが一気に生還して、この回4点。しかも、この際、ディアスと交錯した後藤が負傷退場すると言うおまけつきで、巨人には踏んだり蹴ったりのイニングとなった。6点のビハインドとなった巨人は、その裏、一死から、マルちゃんが左中間へ二塁打を放つと、土壇場で川相に匹敵する力を発揮する男・岡村孝子の旦那・石井のタイムリー二塁打で、まず1点。更に、永池がセンター前ヒットで続くと、二死後、チュウが歩いて満塁となった所で、代打・ソーサ元木がレフト前に2点タイムリーを放ち、広島先発・小林幹をKO。更に、土壇場9回には、抑えの沢崎から、先頭の永池が四球で歩くと、茂雄は、渋々ながら名手・川相を投入! 川相は、得意の粘りを発揮して、球数を投げさせた挙げ句に四球を選ぶと、この川相の粘りですっかりリズムを崩してしまった沢崎の甘く入ったストレートを村田善が激振! これがレフトスタンドに飛び込む起死回生のプロ入り1号同点3ランとなり、試合は延長にもつれ込んだ。10回から満を持してマウンドに上がった槙原は、川相がその儘、守備についた安心感から、ピシャリと3人で打ち取る力投! すると、その裏、一死から、連続試合出場記録更新の為に9回から守備に入っていた松井さんが直訴して7月30日以来と言うバッターボックスに入ると、ストレートの四球と言う一度もバットを振らずに済む理想的な展開で出塁。この回は、後続が断たれて無得点となったものの、12回裏、一死から、2つの四死球とワイルドピッチで一死二、三塁のチャンス。ここで再び打席に入った松井さんは、脇腹に負担がかからない程度の軽いスイングながらレフトへ犠牲フライを打ち上げて、6点差を跳ね返しての今季5度目のサヨナラ勝ちを収めた。 

神宮:ヤクルト9勝9敗
T  000103210  7
S  002020101  6

勝:福原8勝6敗2S
負:広田3勝3敗
本:ペタジーニ31、中井美穂の旦那・古田10、スミス18
 
ノムさん、初の退場処分! 指揮官不在も、ついに連敗ストップ!
0−0で迎えた3回表、無死一、二塁から、湯舟が送りバントを敢行。一塁ベースカバーに入った馬場の足が早く離れたかに見えたものの、アウトの判定に、ノムさんが猛抗議! 9連敗中で最下位転落と言う事にストレスでも溜まっていたか、思わず「バカヤロー」と罵ってしまったノムさんは、暴言を吐いたとして、現役時代を通して初の退場処分となった。指揮官不在となった阪神は、その裏、ペタジーニの31号2ラン、5回には、中井美穂の旦那・古田に10号2ランを浴びるなど、3点のリードを許してしまったものの、ノムさんが消えた事で伸び伸びとしだした阪神ナインは、6回、新庄の2点タイムリー二塁打,和田のタイムリーで同点に追い付くと、続く6回には、一死二、三塁から今岡が2点タイムリーを放って勝ち越しに成功! その後、1点差に迫られたものの、福原が何とか踏ん張って、逃げ切った。阪神は、ようやく連敗を9でストップさせた。 

横浜:横浜7勝12敗
D  000000000  0
YB 00220100×  5
勝:川村11勝4敗
負:人斬り抜刀斎5勝4敗1S
 
川村、3安打完封で11勝目!
0−0で迎えた3回、横浜は、二死から、波留が二塁打で出ると、鈴木なおのりが歩いて、一、二塁。ここでローズがライト前にタイムリーを放って1点を先制すると、続くハマの大馬人・駒田もライト線にタイムリーを放って、2点目。更に、続く4回には、進藤,谷繁の連打の後、川村がきっちり送って、一死二、三塁とチャンスを作ると、石井タクローがライト前に弾き返すタイムリーを放ち、2点を追加。6回には、ヒットで出た石井タクローがすかさず二盗を決めると、鈴木なおのりがライト前にタイムリーを放ち、5点目をゲット。投げては、先発・川村が、緩急を巧みに織り交ぜる投球で中日打線を翻弄。僅か3安打に抑えて、昨年の開幕戦以来の完封で自己最多の11勝目をマークした。横浜は、これで8連勝

千葉マリン:ロッテ7勝9敗
F  000000300  3
M  01200110×  5
勝:ジョニー黒木10勝6敗
負:建山2勝4敗
S:ウォーレン1勝1敗18S
本:ボーリック18
 ジョニー、連敗阻止で男泣き! ロッテ、後半戦初勝利!
ロッテは2回、先頭のボーリックがヒットで出ると、初芝がライト線にタイムリー二塁打を放って1点を先制。続く3回には、一死二塁から、小坂,堀の連続タイムリーで2点を追加。更に、6回には、ボーリックがライトスタンドへ18号ソロを放り込んで4点目。ロッテ先発・ジョニー黒木の前に、6回までノーヒットに抑えられていた日本ハムだったが、7回、突如、制球を乱したジョニー黒木から連続四球を選ぶと、片岡,田中のタイムリー二塁打で3点を返し、1点差に詰め寄った。しかし、その裏、ロッテは、二死から、諸積が二塁打で出ると、すかさず小坂がタイムリーを放ち、再び突き放した。9回からは、ウォーレンをつぎ込む必勝リレーで逃げ切りを果たし、連敗を6で止め、後半戦初勝利を飾った。ジョニー黒木は、リーグトップに並ぶ10勝目をマーク。

GS神戸:オリックス12勝6敗
L  10000000000  1
BW 00000001001× 2

勝:金田9勝6敗
負:土肥0勝1敗
 
佐竹、サヨナラタイムリー! 金田、11回完投で9勝目!
初回、西武は、二死から、エセネオエセ松井が四球で出ると、続くウメさんがヒットで繋いで一、二塁。ここで高木大がレフト前に弾き返して1点を先制。以降、西武豊田,オリックス金田の投げ合いで1−0の儘、試合は終盤に突入した。迎えた8回、1点を追うオリックスは、先頭の三輪が二塁打で出ると、塩崎の犠打で三進。ここでハイツ田口がライトへきっちり犠牲フライを打ち上げて、ようやく同点に追い付いた。オリックスは続く9回にも、二死一、二塁と一打サヨナラのチャンスを迎えたものの、あと一本が出ず、延長戦に突入。迎えた11回裏、オリックスは、代わったばかりの西武3番手・土肥から、鈴木一朗がレフト線に二塁打。ここで西武はプリアムを敬遠して塁を埋めたものの、続く下痢ニールにも四球を与えて、無死満塁。谷が倒れて一死後、代打・佐竹がレフト前に弾き返して、サヨナラ勝ちを収めた。金田は、2回以降、僅か1安打に抑える素晴らしい投球で11回を完投。9勝目をマークした

北九州:ダイエー11勝6敗1分
Bu 100010000  2
H  30000010×  4
勝:若田部7勝3敗
負:レフトウィッチ4勝2敗
S:ペドラザ2勝1敗18S
本:松中15、井口7
 
松中、決勝3ラン! 近鉄、自力V消滅!
近鉄は初回、二死三塁から、ローズがセンター前にタイムリーを放って、1点を先制。その裏、ダイエーは、二死から吉永が四球を選ぶと、続く小久保がレフトオーバーの二塁打を放って、二、三塁。ここで松中がライトスタンド中段へ15号3ランを叩き込み、逆転に成功。毎回走者を出しながらも、3イニング連続の併殺で攻めあぐねていた近鉄は、5回、二死から中村がヒットで出ると、J.マッケンジーのパスボールで二進。ここでまたもローズがライト前にタイムリーを放って、1点差に詰め寄った。ダイエーは、不安定な内容の先発・若田部を5回で下げ、6回からは、吉田を投入して、近鉄の反撃を断ち切ると、7回には、井口の7号ソロでダメ押し。あとは、篠原−ペドラザと繋ぐ必勝リレーで逃げ切った。敗れた近鉄は、ついに自力優勝が消滅した。