球界トピックス

8月6日


東京ドーム:巨人11勝8敗
C  100101000  3
G  000000000  0
勝:佐々岡11勝5敗
負:ドミンゴ7勝8敗
本:キュラソ星人22
 
川相、またもフル欠場! 粘りなく、佐々岡の前に3安打完封負け!
この日も、全セいちびりトリオの陰謀により脇腹痛に陥った今夜の松井さんがスタメン落ち。更に、茂雄は、前日の敗因が自らのヘッポコ継投にある事を隠蔽する為に、全ての責任を名手・川相とチュウになすりつけて、ベンチに幽閉する大暴挙! 川相不在の上に、女房役を村田善に代えてしまったこの茂雄の仕打ちにイライラの隠せない巨人先発・ドミンゴに対して、広島は、初回、先頭の緒方がショートゴロ。これをニックンが一塁へ悪送球と言ういきなり川相不在の不安が露呈する立ち上がり。この後、二死二塁となってから、キュラソ星人がレフト前にタイムリーを放って、1点を先制。1点を追う巨人は2回、先頭のマルちゃんが四球を選ぶと、続く岡村孝子の旦那・石井のピッチャーゴロを佐々岡が二塁へ悪送球を犯して、無死一、二塁としたものの、川相不在による繋がりのなさが災いして、結局、無得点。すると、広島は4回、依然としてイライラの収まらないドミンゴに対して、キュラソ星人がライトスタンドへ2試合連続となる22号ソロを放り込み、1点を追加。これで更に頭に来たドミンゴは、二死後、島,ディアスと連続死球を与え、一、二塁のピンチ。何とか、この場は1点で凌ぎきったものの、6回、二死一、二塁からディアスのタイムリーで3点目を失い、この回で降板となった。川相不在で全く粘りのない巨人は3回以降、チャンスらしいチャンスもなく、結局、広島先発・佐々岡の前に3安打完封負け。川相フル欠場により敗れるべくして敗れた巨人は、ヤクルト戦に続いて連敗。尚、連続試合出場が懸かっていた今夜の松井さんは、この日も、8回表からセンターの守備についたが打席に立つ事はなかった
神宮:ヤクルト9勝8敗
T  000000000  0
S  00001300×  4
勝:伊藤3勝3敗
負:ミラー0勝2敗
 
阪神、3戦連続完封負け! 泥沼9連敗で、ついに最下位転落!
ヤクルト・伊藤,阪神・ミラーの両先発の投げ合いで0−0の儘、試合は中盤に突入。迎えた5回裏、ヤクルトは、先頭の馬場がヒットで出ると、犠打とミラーのワイルドピッチで三進。ここで真中がライト前にタイムリーを放って、1点を先制。続く6回には、無死一塁から、中井美穂の旦那・古田の当たりをゲッツーを焦ったセカンド田中が二塁へ悪送球。無死二、三塁となった所でスミスが右中間を破る走者一掃のタイムリー三塁打。更に、またもミラーがワイルドピッチを犯して、この回3点を追加。投げては、伊藤が7回まで8三振を奪う力投で無失点に抑えると、8回は山本、9回からは広田と繋いで完封リレーを達成! 守ってはミスを連発、打っては31イニング無得点と言う阪神は、これで泥沼の9連敗となり、4月19日以来の最下位に転落した。尚、この日、佐藤が3回にセンター前へヒットを放ち、球団新記録となる25試合連続安打をマークした。  
千葉マリン:ロッテ6勝9敗
F  021100100  5
M  000000030  3
勝:関根6勝7敗
負:武藤5勝6敗
S:黒木1勝2敗3S
 上さん、監督通算1300勝達成! ロッテ、反撃及ばず6連敗!
日本ハムは2回、酒井のエラーをきっかけに一死二、三塁のチャンスを掴むと、野口がセンター前にタイムリーを放って2点を先制! 続く3回には、清水が2つのパスボールを犯して、労せずして1点を追加すると、4回には、野口がスクイズを決めて、4点目。更に、7回には、一死二塁から石本のタイムリーでダメ押し。ロッテは、日本ハム先発・関根の前に7回まで無得点に抑えられてきたが、8回、小坂のタイムリー二塁打で1点を返して、関根をKO。更に、2番手・芝草からも堀,ボーリックと連打を浴びせると、3番手・黒木からも平井がタイムリーを放ち、2点差と詰め寄った。しかし、反撃もここまでが精一杯で、今季2度目の6連敗。一方、連敗を3で止めた日本ハムは、上さんに監督通算1300勝を献上した。

GS神戸:オリックス11勝6敗
L  110000023  7
BW 310020000  6
勝:西崎2勝0敗13S
負:鈴木4勝2敗3S
本:下痢ニール8、鈴木一朗21
 
霊感投手・松坂、3回KOも、西武粘りの逆転勝ち!
西武は、初回、この日、4番に入ったウメさんのタイムリーで1点を先制。しかし、その裏、西武先発・霊感投手・松坂に対して、オリックスは、プリアムがタイムリー二塁打を放って1点を返すと、続く下痢ニールがライトスタンドへ8号2ランを放ち、逆転に成功。2回に、中島のタイムリー二塁打で1点を返されたものの、その裏、大島のタイムリーで再び2点差。3回にも先頭の塩崎がヒットで出た所で、松坂は、プロ最短となる3回途中でのKOとなった。オリックスは、5回にも鈴木一朗の21号2ランで4点差とし、試合を決定付けたかに思われたが、松坂に黒星をつけると堤オーナーに何を言われるか分からないとばかりに、西武打線が、終盤に入って猛烈な追い上げを見せた。8回、3イニングス目に入った2番手・ウインが突如制球を乱したのにつけ込み、垣内のタイムリー、大友の押し出し四球で2点を奪うと、9回には、3番手・鈴木を攻め、内野ゴロの間に1点差と詰め寄ると、更に、金村弟,代打・大塚の連打で、二死二、三塁のチャンス。ここで伊東がレフト前に2点タイムリーを放って、ついに逆転に成功。最後は、西崎がきっちりと抑えて、オリックスに後半戦初黒星をつけた。

 
7月の月間MVP発表!
この日、7月の月間MVPが発表された。セ・リーグ打者部門は、.509 と驚異の月間打率をマークしたペタジーニ(ヤクルト)が文句なしの初受賞。投手部門は、4戦4勝と首位・中日の7月攻勢の原動力となった野口が初受賞。パ・リーグは打者部門は、7月に行われた20試合全てでヒットを放ち、月間本塁打も自己最多の7本をマークした鈴木一朗(オリックス)が5月に続いての受賞。これで鈴木一朗は、史上最多の9度目の受賞となった。投手部門は、1完封を含む2完投で4連勝をマークした霊感投手・松坂(西武)が1987年の近藤(中日)の記録を1ヶ月上回る史上最年少(18歳10ヶ月)での受賞となった。