球界トピックス

8月5日


神宮:ヤクルト8勝9敗
G  100000000  1
S  00000201×  3
勝:石井一7勝6敗
負:ゲンちゃん1勝2敗1S
S:高津1勝0敗18S
本:ペタジーニ30、真中5
 
茂雄、悪夢のヘッポコ継投炸裂! ゲンちゃん、1球で負け投手!
この日も、全セいちびりトリオの陰謀により脇腹痛に陥った今夜の松井さんがスタメン落ち。しかし、「川相不要論」により自信を深めてしまっていた筈の茂雄が得意の痴呆ぶりが出たのか、はたまた、更なる陰謀への布石か、名手・川相をスタメン起用! 川相スタメンと言う事で意気上がる巨人は、初回、先頭の仁志がセンター前ヒットで出ると、名手・川相が堅実無比の送りバントを楽々と決めて犠打世界記録へあと45と迫った。続くマッスル千代の富士が四球を選んだ球がワイルドピッチとなり、一死一、三塁の場面で、マルちゃんがライトへ犠牲フライを打ち上げて、1点を先制。巨人先発は、ローテの谷間と言う事で三沢がマウンドに上がったが、川相がバックにいると言う安心感からか、5回まで3安打無失点の好投。しかし、迎えた6回裏、ヤクルトは先頭の真中がヒットで出ると、送りバントと内野ゴロで二死三塁。ここで、ペタジーニを迎えると、茂雄は、相も変わらず、左対左に固執して、よせばいいのにゲンちゃんを投入する余計な手出し。やはりと言うか、このヘッポコ継投は、まんまと裏目に出て、ペタジーニは初球を叩くと、これがライトスタンドへリーグ単独トップとなる30号2ラン! 茂雄のヘッポコ采配により逆転された事でガックリきたか、8回には、4番手・ノリダー柏田が真中にライトスタンドへ5号ソロを浴びて、とどめをさされた。尚、連続試合出場が懸かっていた今夜の松井さんは、この日も、6回裏からセンターの守備につき、3イニング守りきった所で再びベンチに退いた
広島:広島5勝12敗
YB 020001010  4
C  000000210  3
勝:ハマの番長5勝7敗
負:黒田3勝5敗
S:矢野2勝5敗1S
本:石井タクロー4,5、キュラソ星人21
 
石井タクロー、貴重な2発! 横浜、今季初の7連勝!
横浜は、2回、二死二塁のチャンスで、石井タクローがライトスタンド中段へ4号2ランを叩き込み、2点を先制! 一方、横浜先発・ハマの番長・三浦に対して、広島は、4回、一死一、三塁と一打同点のチャンスを掴んだものの、島,キムタクと連続三振にきってとられ、無得点。すると、横浜は6回、キムタクのタイムリーエラーで1点を追加! 3点を追う広島は、7回、浅井のタイムリー内野安打、代打・ディアスのタイムリー二塁打で2点を返し、1点差。直後の8回、石井タクローのこの日2本目となる5号ソロで突き放されるも、その裏、横浜2番手・横山から、キュラソ星人がライトスタンドへ21号ソロを放ち、再び1点差。広島は、9回にも、一発が出ればサヨナラと言う場面を作ったものの、あと一歩及ばず、3番手の矢野にプロ初セーブを献上横浜は、これで今季初の7連勝となった。

大阪ドーム:近鉄8勝10敗
L  020200000  4
Bu 101000010  3
勝:オツ10勝7敗
負:小池5勝7敗
S:デニー0勝4敗8S
本:伊東1
 
近鉄、誤審に泣いて5位転落! オツ、ハーラートップタイの10勝目!
近鉄は、初回、西武先発・オツを攻め立て、大村,武藤の連打で無死一、二塁のチャンス。ここで中村の当たりはセンターへ抜ける先制タイムリーと思いきや、オツの左足に当たって失速。カバーしたセカンド高木浩が二塁へ転送するも、悠々セーフと思われたが、何と判定はアウト。ヨッシャー佐々木の猛抗議も虚しく、判定は覆らなかったが、続くローズがレフトへ犠牲フライを打ち上げて1点を先制。2回に、伊東の犠牲フライ,高木浩のタイムリーで逆転した西武は、3回、クラークのタイムリーで追い付かれたものの、直後の4回、伊東に今季1号となる2ランが飛び出して、勝ち越し。4回以降は立ち直りを見せていたオツだったが、8回に代打・大久保にタイムリーを浴びて、なおも一死一、二塁と言う場面で、デニーにスイッチ。デニーは、期待に応え、水口をショートへの併殺打に打ち取ると、9回も無難に抑えて、8セーブ目。オツは、ハーラートップタイとなる10勝目をマークした。初回の誤審が大きく響いて、黒星を喫した近鉄は、再びロッテと入れ替わりで5位に転落した。

東京ドーム:日本ハム8勝11敗
BW 002103000  6
F  001000200  3
勝:加藤4勝3敗1S
負:山原2勝5敗
本:小川4,5、プリアム14
 
山根投手コーチ、電撃辞任! 日本ハム、またも投壊で借金15!  
試合前、日本ハム・山根投手コーチが、投手陣の不振の責任を取って、辞任する事が発表された。その肝心の投手陣は、この日も不振で、先発・山原が、3回、二死一、二塁からプリアムにタイリー二塁打を浴びて、2点を許すと、石本のタイムリーで1点を返した直後の4回には、小川の4号ソロ、6回には、プリアムの14号ソロ,小川のこの日2本目となる5号2ランを浴びて、6失点KO。一方、オリックス先発・加藤は、シュートのキレが良く、緩急を使った投球で日本ハム打線を翻弄。2試合連続の無四球完投で、4勝目をマークし、チームも引き分けを挟んで今季2度目の6連勝を飾った。尚、連続試合安打記録を継続中だった鈴木一朗は、この日、ノーヒットに終わり、記録は22でストップした。