球界トピックス

8月1日


広島:広島7勝11敗
G  000000000  0
C  10102511× 11
勝:高橋建1勝3敗
負:岡島0勝1敗
本:緒方23,24、ディアス4,5、キュラソ星人19
 
茂雄、悪夢の嫌がらせ! 高橋建、プロ初完封! 
この日も、全セいちびりトリオの陰謀により脇腹痛に陥った今夜の松井さんがスタメン落ちとなったものの、茂雄は、ようやく、二番に名手・川相がスタメン起用。しかし、前半戦終盤に絶好調だった川相は、後半戦いきなり不条理にも干されてしまったおかげで、不覚にも調子を崩してしてしまっていた! これは、あまりの絶好調ぶりから、周囲から盛り上がった川相待望論を一掃する為に、一旦外して調子を崩したと見るやスタメン起用し、結果が出せないと、やはり「川相はダメですねぇ、エヘヘヘ〜」と、すかさず干すと言う恐るべき茂雄の陰謀だったのか!? この茂雄のやり口に愕然として先発・岡島は、初回、緒方に23号ソロを浴びて先制されると、3回には、またも緒方に2打席連続となる24号ソロを浴び、5回には、ディアスの4号2ラン、6回には、3安打を集中され、8失点で無惨にもKOされた。しかし、止まらない広島打線は、代わったヒゲなし入来からも、緒方のタイムリーで、この回5点目をあげると、3番手・南からは、7回にキュラソ星人の19号、8回にディアスのこの日2本目となる5号ソロで、着々と加点。投げては、広島先発・高橋建が、川相が茂雄の陰謀で調子を崩している上に松井さんも不在の巨人打線を相手に、伸び伸びとした投球を展開し、僅か2安打に抑える力投でプロ初完封で今季初勝利を飾った。尚、連続試合出場が懸かっていた今夜の松井さんは、7回裏、センターの守備につき、1イニング守りきった所で再びベンチに退いた

ナゴヤドーム:中日13勝6敗
S  011000000  2
D  000000000  0
勝:高木6勝5敗
負:正津5勝1敗
 
池山、決勝犠飛! 高木、今季3度目の完封で6勝目!
今季初先発となった中日先発・正津に対して、ヤクルトは2回、先頭のペタジーニが四球を選ぶと、続く稲葉がレフト線へ二塁打を放って、無死二、三塁。ここで池山がきっちりとセンターへ犠牲フライを打ち上げて、1点を先制。続く3回には、ヒットと2つの四死球で一死満塁とすると、今度は稲葉がライトへ犠牲フライを打ち上げ、2点目を追加。投げては、先発・高木が、球威、制球共に抜群で、中日打線を翻弄。三塁を踏ませない投球で、今季3度目の完封をマークした。

甲子園:阪神7勝12敗
YB 000002103  6
T  000100111  4
勝:森中3勝0敗
負:伊藤4勝1敗
S:ササキ様1勝1敗19S
 好投・杉山、謎の降板! 阪神、守乱で5連敗!
0−0で迎えた4回裏、阪神は、先頭の田中が四球を選ぶと、続く新庄がセンター左へタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。阪神先発・杉山は、4回まで1安打無失点の好投を見せていたが、ノムさんは5回から山崎を送る謎の継投。この回は無得点だったが、続く6回、4番手・竹内が先頭の鈴木なおのりを歩かせると、ローズのサードゴロをゲッツーを焦ったブロワーズが痛恨のエラー。ここでハマの大馬人・駒田にライト前にタイムリーを浴びて同点とされると、続く中根にもレフト前に弾き返されて逆転を許した! 横浜は、7回にも進藤のタイムリーで1点を追加。しかし、粘る阪神は、その裏、一死一、三塁から代打・大豊のタイムリーで1点を返すと、続く8回には、一死二塁から横浜2番手・森中のワイルドピッチで二塁走者・坪井が一気に生還し、同点に追い付いた。追い付かれた横浜は土壇場9回、二死から今岡のエラー等で、一、二塁とすると、進藤,谷繁の連続タイムリー二塁打で勝ち越し。その裏、権藤さんは、3点差と余裕があるにも拘わらず、肘に不安のあるササキ様を無理矢理投入。ササキ様は、八木にタイムリーを浴び、一発が出れば同点と言うピンチを迎えたものの、何とか凌いで19セーブ目をマーク。これで横浜は4連勝。一方、阪神は、今季3度目の5連敗となった。

西武吹き抜けドーム:西武12勝8敗
M  000000000  0
L  00230020×  7
勝:豊田5勝3敗
負:ゴーグル7勝8敗
本:大友2、小関1
 
豊田、7回無失点の好投! 西武、4連勝で首位に3.5差!
0−0で迎えた3回裏、西武は、先頭の大友がライトスタンドへ2号ソロを放つと、更に、高木大のタイムリーで、2点を先制。続く4回には、伊東,大友のヒットで二死一、二塁とすると、小関がライトスタンドへ1号3ランを放り込み、この回で、ロッテ先発・ゴーグルをKO。西武先発・豊田は、打たせて取る丁寧な投球で7回まで2安打無失点の好投を見せると、その裏、高木大のタイムリー二塁打等でダメ押しの2点を追加。8回以降は、木村−土肥−森と繋いで完封リレーを達成した。西武は、これで今季2度目の4連勝。一方、先発三本柱を擁しながらも、今季3度目の同一カード3タテを食らったロッテは、借金は2となった。

大阪ドーム:近鉄9勝8敗2分
BW 221001120  9
Bu 010200010  4
勝:星野7勝6敗
負:岡本7勝6敗
S:ウィン4勝1敗4S
本:クラーク20、中村21、プリアム13
 
オリックス、打線好調で3連勝! 3ヶ月半ぶりの貯金1!
オリックスが序盤から主導権を握った。まず初回、二死一、三塁から、谷,下痢ニールの連続タイムリーで2点を先制すると、続く2回には、2本のヒットで一死一、三塁とした所で、大島がタイムリーを放ち、近鉄先発・岡本を早々とKO。更に代わった西川からも、藤井がタイムリー内野安打を放ち、この回も2点。その後、両軍1点ずつ取り合って迎えた4回裏、近鉄は、クラーク,中村の連続アーチで2点差に…。しかし、オリックスは6回、藤井のタイムリー二塁打で1点を追加すると、7回には、プリアムの13号ソロ、8回には、谷の2点タイムリーと小刻みに加点し、近鉄を突き放した。投げては6回途中からロングリリーフとなったウィンが、エラー絡みで1点を失っただけの好投で近鉄の反撃を断ち切り、3連勝。これでオリックスは、4月13日以来の貯金1となった。一方、近鉄は、引き分けを挟んで3連敗。

札幌:日本ハム6勝13敗1分
H  000001020  3
F  02102000×  5
勝:建山2勝3敗
負:星野6勝5敗
S:黒木1勝2敗2S
 星野、3回KO! ダイエー、対日本ハム10連勝でストップ! 
日本ハムは2回、ダイエー先発・星野を攻め立て、一死二、三塁のチャンスを掴むと、ここで田口がセンター前へ2点タイムリーを放って、先制。続く3回には、二死一、二塁から偽ソーサのタイムリーで1点を追加。星野は、この回で降板となった。更に、日本ハムは、5回にも、偽ソーサの押し出し四球、井出の犠牲フライで2点を追加。味方の援護をバックに5回まで無失点と快調な投球を続けてきた日本ハム先発・建山に対して、粘るダイエーは6回、内野ゴロの間に1点を返すと、続く7回にも二死一、二塁のチャンスを掴んで、建山をKO。この回は無得点に終わったものの、続く8回には二死一、二塁からJ.マッケンジー,秋山の連続タイムリーで2点を追加。更に、一発が出れば逆転と言う場面を迎えたが、ここで代わった3番手・黒木の前に代打・内之倉が凡退。結局、9回も黒木の前に3人で抑えられ、ダイエーの対日本ハム戦の連勝は10でストップした。