球界トピックス

7月31日


広島:広島6勝11敗
G  610100000  8
C  200001100  4
勝:桑田7勝8敗
負:黒田3勝4敗
本:マッスル千代の富士27,28、マルちゃん8、清水5、ニックン11、キュラソ星人18、西山4
 
初回、4発! 巨人、怒濤の一発攻勢で連敗ストップ! 
この日も、全セいちびりトリオの陰謀により脇腹痛に陥った今夜の松井さんがスタメン落ち。更に、前日敗れたにも拘わらず、茂雄は、平松政次氏曰く「後半戦の鍵を握るベストオーダー」など、完全無視で、名手・川相をスタメンから外すと言う地獄オーダーを展開! 巨人は初回、先頭の仁志が四球で出ると、ソーサ元木が送って二進。ここで、球宴第3戦を仮病を使ってサボったおかげで松井さんの二の舞を免れたマッスル千代の富士が川相に加えて松井さんまで不在となれば一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ2試合連続となる27号2ランを放り込むと、続くマルちゃんも川相に加えて松井さんまで不在となれば一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーン左へ8号ソロ! 更に、岡村孝子の旦那・石井がヒットで出た後、清水が川相に加えて松井さんまで不在となれば一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ5月30日以来と言う5号2ランを放つと、続くニックンも川相に加えて松井さんまで不在となれば一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ弾丸ライナーの11号ソロを叩き込み、この回、怒濤の一発攻勢でいきなり6点を先制した。川相不在による不安感で一杯の先発・桑田は、その裏、野村,江藤に連続タイムリーを浴びて、2点を返されたものの、直後の2回、球宴第3戦を仮病を使ってサボったおかげで松井さんの二の舞を免れたマッスル千代の富士が川相に加えて松井さんまで不在となれば一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーン左へ2打席連続となる28号ソロを叩き込み、広島先発・黒田をKO。更に、4回には、2番手・ペルドモを攻め立て、二死満塁とすると、投手の桑田が自らを援護するレフト前へのタイムリーを放ち、1点を追加! しかし、依然として川相不在による不安感で一杯の桑田は、6回、キュラソ星人に18号ソロ、7回には西山に4号ソロを浴び、7回で降板。この後、ノリダー柏田−木村と繋いで、後半戦初勝利を飾ったものの、またしても、名手・川相はフル欠場。大量8点を取ったとは言え、うち7点がホームランによるもので、唯一のタイムリーも投手の桑田とあって、相変わらずのタイムリー欠乏症は解消されておらず、課題を残す形となった。尚、連続試合出場が懸かっていた今夜の松井さんは、5回裏、センターの守備につき、1イニング守りきった所で再びベンチに退いた

ナゴヤドーム:中日13勝5敗
S  201030002  8
D  000000040  4
勝:ハッカミー9勝4敗
負:武田7勝6敗
S:高津1勝0敗17S
本:ペタジーニ27,28
 ペタジーニ、2発7打点の大爆発!
ヤクルトは、初回、真中,佐藤のヒットで二死二、三塁とすると、ペタジーニがタイムリーを放って、2点を先制。3回にも、佐藤のタイムリーで1点を追加したヤクルトは、5回には、二、三塁から、ペタジーニがライトスタンド中段へ27号3ランを放り込み、中日先発・武田をKOした。ヤクルトは、7回まで7安打を浴びながらも無失点の好投を続けてきたハッカミーから、バチェラーにスイッチしたものの、これが裏目。立浪,山崎に連続タイムリーを浴びると、3番手・高津も、代打・愛甲にもレフト前へタイムリーを浴びて、この回4失点。2点差に詰め寄られたヤクルトだったが、9回、またもペタジーニがライトスタンドへこの日2本目となる28号2ランを放ち、粘る中日を突き放した。これで、ヤクルトの対中日戦の連敗は7でストップとなった。

甲子園:阪神7勝11敗
YB 013300100  8
T  000100001  2
勝:川村10勝4敗
負:ミラー0勝1敗
本:波留10
 
マシンガン打線、先発全員の16安打! 阪神、4連敗で5位転落!
阪神先発は、来日初先発となる新助っ人・ミラー。しかし、このミラーに対して、横浜は序盤から畳みかける猛攻。2回に、二死満塁から石井タクローのセンター前タイムリーで1点を先制すると、続く3回には、進藤の犠牲フライの後、谷繁,川村の連続タイムリーで3点を追加。更に、4回には、先頭の波留がレフトスタンドへ10号ソロを叩き込むと、鈴木なおのり,ローズの連打で6点目をあげた所で、ミラーをKO。更に、代わった山崎からも、ハマの大馬人・駒田,メカゴジラが連打を浴びせ、この回3点。大量リードを喫した阪神は、横浜先発・川村に対して、8回まで8安打を放ちながら1点に抑えられる拙攻ぶり。9回に、2番手・島田から、今岡のタイムリーで1点を返したものの、焼け石に水となった。横浜は先発全員の16安打とマシンガン打線の爆発で3連勝。一方、阪神は、これで今季5度目の4連敗となり、ヤクルトと入れ替わりで5位転落となった。

西武吹き抜けドーム:西武11勝8敗
M  000100000  1
L  30000010×  4
勝:霊感投手・松坂10勝4敗
負:ジョニー黒木9勝6敗
S:デニー0勝3敗7S
本:金村弟8
 
霊感投手・松坂、10勝一番乗り! ロッテ、4位転落!
西武先発の霊感投手・松坂が初回を3人で切り抜ける順調な立ち上がりを見せたのに対し、ロッテ先発のジョニー黒木は、一死二塁から、エセネオエセ松井にタイムリー三塁打を浴びて、先制されると、続く金村弟にはライトスタンドへ8号2ランを叩き込まれ、いきなり3失点。西武は7回にも、代打・ウメさんのタイムリー二塁打で1点を追加。松坂は、4回に堀のタイムリー二塁打を浴びて、1点を失ったものの、打たせて取る丁寧な投球で8回途中まで無四球の1失点。松坂の後を継いだ橋本,デニーも、無難に後続を断ち切り、松坂にパ・リーグ一番乗りとなる10勝目を献上した。高卒ルーキーの10勝は、1967年の江夏以来、32年ぶりと言う快挙となった。敗れたロッテは、ついに借金生活となり4位に転落した。

大阪ドーム:近鉄9勝7敗2分
BW 001000002000  3
Bu 000000300000  3
本:鈴木一朗20
 
藤井、起死回生の同点タイムリーでドロー!
0−0で迎えた3回表、オリックスは、二死から鈴木一朗がライトスタンドへ4年ぶりの20号ソロを放って、1点を先制。近鉄先発・レフトウィッチは、この一発以外は、安定した投球で、オリックス打線を抑えてきたが、近鉄打線もオリックス先発・金田の前にゼロ行進。何とかレフトウィッチの好投に報いたい近鉄は、7回裏、四球とヒットで一死一、二塁とチャンスを作ると、吉岡のタイムリーでまず同点。更に、二死後、高須がセンター前へ2点タイムリーを放って、勝ち越しに成功。9回から、香田−柴田と繋いで逃げ切りを図った近鉄だったが、この二人が連続四死球と言う最悪の形で、4番手・大塚を投入。しかし、一死二、三塁と言う場面で藤井が右中間を破る2点タイムリー二塁打を放ち、土壇場で試合は振り出しに戻り、延長に突入した。この後、両軍、勝ち越しのチャンスを掴みながらも、あと1本が出ず、結局、延長12回規定により引き分けに終わった。

札幌:日本ハム5勝13敗1分
H  030010000  4
F  000201000  3
勝:若田部6勝3敗
負:関根5勝7敗
S:ペドラザ1勝1敗17S
本:ニエベス7、オバンドー13,14
 
必勝リレーで白星スタート! ダイエー、対日本ハム10連勝! 
ダイエーは2回、先頭の松中が二塁打で出ると、続くJ.マッケンジーのノーサイン送りバントにより三進。ここで、秋山がセンター前に弾き返して、1点を先制すると、更に、ニエベスがライト場外に消える7号2ランを放ち、この回3点。3点を追う日本ハムは、4回、オバンドーの13号2ランで1点差。しかし、直後の5回、ダイエーは二死二塁から、主砲・小久保がレフトオーバーのタイムリー二塁打を放ち、1点を追加。突き放された日本ハムは、6回、またもオバンドーがバックスクリーン左へ2打席連続となる14号ソロを叩き込み、再び1点差。ダイエーは、7回から、先発・若田部を下げ、藤井−篠原−ペドラザの必勝リレーを展開。篠原が打者5人から4三振を奪う力投を見せるなど、リリーフ陣がきっちりと仕事をこなし、後半戦白星スタートとなった。これで、ダイエーは、対日本ハム戦10連勝となった。