球界トピックス

7月24日


西武吹き抜けドーム:全パ68勝53敗7分
全セ 002002400  8
全パ 100001011  4
全セ…○上原(G)−川村(YB)−槙原(G)−ササキ様(YB)
全パ…●霊感投手・松坂(L)−カリメロ(H)−篠原(H)−川越(BW)−ウォーレン(M)
本:鈴木一朗(BW)1、今夜の松井さん(G)1、大友(L)1、ローズ(Bu)1
 
今夜の松井さん、史上初の4戦連発でMVP!
全パの先発・霊感投手・松坂(西武)は、初回、石井タクロー,鈴木なおのりの横浜勢を連続三振に斬ってとり、夢の9連続三振を一瞬、予感させたが、続いて打席に入ったマッスル千代の富士(巨人)が「僕に3三振を喫した鈴木一朗サンを弱くした感じ」と松坂にナメられた事に対して、怒りの一撃! 打球は痛烈ながらセンター正面のライナーとなり、鈴木一朗(オリックス)に抑えられたものの、これで早くも連続三振の夢は途絶え、マスコミの空騒ぎに終わった。一方、その裏、全セ先発の上原(巨人)も、松坂に負けじと、エセネオエセ松井(西武),小坂(ロッテ)と連続三振にとり、続く鈴木一朗も2−2と追い込んだものの、5球目をバックスクリーンに叩き込まれ、1点を先制された。その後、ローズ(近鉄),吉永(ダイエー)と歩かせて、ピンチを迎えたものの、松中(ダイエー)を三振にとって、この場を切り抜けた。2回も、巨人では茂雄の陰謀で3番に追いやられているが、セ・リーグでは堂々4番に座った今夜の松井さん(巨人)をレフトフライに打ち取るなど、3人で切り抜け、2イニングをパーフェクト投球でマウンドを下りる予定の松坂だったが、雀士東尾に加えて、(先制ホーマーを打ったとは言え、この儘では、松坂にMVPをかっさらわれると危惧した)鈴木一朗に「次も行けよ」と言われてしまい「そんなモンは無視しろ!」と言う中島(西武)の言葉もあったものの、断りきれず、渋々3回もマウンドへ…。すると、先頭の関川(中日)に四球を与え、パーフェクトが破れると、続く中井美穂の旦那・古田(ヤクルト)には、センター前に弾き返され、ノーヒット投球も途絶えてしまった。ここで、全セは、ダブルスチールを敢行すると、タイミングは楽々アウトながら、焦った中島が三塁へ悪送球を犯し、あっけなく同点に。ムッとした表情を見せながらも、自分専用の捕手と言う名目で選出された中島のミスとあっては、咎める事も出来ずにいる松坂に対して、全セは、一死三塁から、石井タクローがレフトへ犠牲フライを打ち上げて、勝ち越しに成功! 松坂は、結局、MAX152km、3回2失点の成績で、「155kmが出なければ頭を丸める」と宣言した広瀬哲朗氏の丸刈り(これ以上剃っても、全然変わらないが)が決定した。4回からマウンドに上がった全パ・2番手のカリメロ(ダイエー)は、4,5回とパーフェクト投球。この内容と左が4人続くからと、6回も続投させられたカリメロだったが、先頭の石井タクローにヒットを打たれ、牽制で刺したものの、続く鈴木なおのりにもヒットを浴び、マッスル千代の富士を打ち取って、二死一塁となった所で、さしてピンチでもないのに、雀士東尾は、左のカリメロから左の篠原(ダイエー)に代えると言う謎の継投。「俺に自責点つけるんじゃねぇぞ」とカリメロにシメられた篠原だったが、それが逆効果となったか、松井さんに右中間スタンドへ球宴新となる3年越しでの4試合連続ホーマーとなる2ランを放り込まれ、轟沈! その裏、全パは、一死から大友(西武)が、右中間フェンスを直撃! 跳ね返ったボールが無人の外野を転々とする間に、大友は、俊足を飛ばして、一気に本塁へ生還。球宴では21年ぶりのランニングホーマーとなった。直後の7回、全セは、全パ4番手のルーキー・川越(オリックス)を攻め立て、古田,鈴木なおのりのタイムリー等で4点をダメ押し。8回に、槙原(巨人)がローズに一発を浴びて1点を失った全セは、9回、シーズン途中で肘の手術がしたいとゴネたササキ様(横浜)を権藤さんが予告通り、強制登板! 簡単に二死をとったササキ様だったが、エセネオエセ松井,小関(西武)に連打を浴びると、(松坂をシメてMVP候補から陥落させたはいいものの、全セに大量リードを許してMVPが苦しくなってきた)鈴木一朗に、この日、4本目のヒットを打たれて、1点を許し、肘の痛みによる不調ぶりをしっかりアピール。最後は、ローズを三振にとり、全セが勝利を収めた。尚、MVPには、6回に中押しの2ランを放った今夜の松井さんが輝いた!  

 J.マッケンジー、スタメン落ちに激怒!
ファン投票1位で選出されたJ.マッケンジーだが、スタメンを外された事について、「それはないだろう。何の為のファン投票か分からない。スタメンするとばかり思っていた」と雀士東尾への怒りを露わにした。中島が球宴に選出された段階で、霊感投手・松坂専用としての起用は、ミエミエ。その松坂が先発となれば、当然、スタメンマスクは中島であろうに、当日になるまで、自分がスタメンと信じていた辺り、まだまだ読みが甘いJ.マッケンジーであった。