球界トピックス

7月23日


横浜:全イ11勝22敗5分
W  000020000  2
E  00010102×  4
勝:伊藤(M)
負:星野(H)
 
古木、決勝二塁打でMVP!
全イは4回、ヒットのシバタオー(西武)を二塁に置いて、島田(日本ハム)が、レフト前にタイムリーを放ち、1点を先制。直後の5回、全ウは、二死からヒットと四球でチャンスを掴むと、浜中(阪神)がセンター前にタイムリーを放って、同点。更に、続く新井(広島)のタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。1点を追う全イは、6回、2つの四球と内野安打で無死満塁とすると、赤田(西武)のショートへの併殺打の間に1点を返し、試合を振り出しに戻した。2−2で迎えた8回裏、全イは、無死一塁から古木(横浜)が左中間を破るタイムリー二塁打を放って勝ち越すと、なおも二死一、二塁として、堀田(巨人)がレフトオーバーのタイムリー二塁打を放ちダメ押し。8,9回と2イニングを無失点に抑えた伊藤(ロッテ)に白星がついた。全イは、これで10年ぶりの勝利となり、引き分け2つを挟んでの連敗を7でストップさせた。尚、MVPには、勝ち越しタイムリーの古木が選ばれ、賞金100万円を手にした。

 田中審判員、ミスジャッジ認める!
22日の巨人−中日戦で、ピンキー井上のダイレクト捕球をワンバウンドとジャッジした田中審判員が「ピンキー井上のグラブが2度程、動いた為、打球を掴み直したと判定したが、後でビデオで見たら、自分の見間違いだった」と、ミスジャッジを認めた事が明らかになった。  連盟は田中審判員に対して処分は行わない模様だが今後の誤審防止策として、予備の審判を含む1試合5人の審判クルーの配置見直し,審判員の技術チェック機関である審判総務室の活用の2点を挙げた。

 シドニー五輪アジア予選、代表候補選手発表
全日本アマチュア野球連盟が、シドニー五輪アジア最終予選の第1次登録選手30人を発表した。プロからは、霊感投手・松坂(西武),川越(オリックス)と言ったルーキーの他、中井美穂の旦那・古田(ヤクルト),野村(広島),松中(ダイエー),初芝(ロッテ),小池(近鉄),井出(日本ハム)の8人が選ばれた。バッテリー組の4人は、13日午後に現地入りし、15日からの決勝リーグのみ出場の予定だが、残りの野手4人は、9月10日にソウル入りして、予選リーグから出場する模様。