球界トピックス

7月21日 YB−S(横浜):雨天中止


東京ドーム:巨人8勝9敗
D  030002001  6
G  001000120  4
勝:武田7勝5敗
負:ホセ2勝3敗
S:ぷよぷよSUN0勝2敗15S
本:ピンキー井上5、チュウ6、ゴメス27、マッスル千代の富士25、後藤2、福留9
 
茂雄ヘッポコ采配、悪夢の復活! 巨人、連勝ストップ!
17日から、突如、目覚めた茂雄は、この日も、平松政次氏が「後半戦の鍵を握るベストオーダー」と評した2番に名手・川相を据える黄金オーダーを展開! 一方、中日は、不振の李ボンジョムをついに二軍へ落とし、謎の新助っ人・リリアーノを2番スタメンで起用! 初回、中日は、先頭の福留がセカンドへの内野安打で出ると、ここで早速、謎の新助っ人・リリアーノが登場! 注目された第一打席だったが、ショートへの併殺打に終わる最悪の形で、この回は、無得点。しかし、続く2回、立浪,山崎と連続四球の後、ピンキー井上がライトスタンドへ5号3ランを放り込み、巨人先発・ホセは、早くもKOとなった。3点を追う巨人は、3回、先頭のチュウがレフトスタンドへ6号ソロを叩き込み、2点差としたものの、中日は、6回、ゴメスがレフトスタンドへ巨人戦11本目となる27号2ランを放ち、4点差。その裏、巨人は、先頭の代打・斉藤宜がヒットで出た後、仁志が凡退。ここで土壇場で何とかしてくれる男・川相に打順が回り、誰もが今夜の松井さんへ最高の形で繋いでくれる事を信じていた! しかし、改心したかと思われていた茂雄は、やはり、心の底から改心した訳ではなかった!! 2打席凡退していたからと「やはり、ここ2試合はまぐれでしたかねぇ、エヘヘヘ〜」と、相変わらずの堪え性のなさを見せ、何と、川相に対して、後藤を代打に送ると言う大暴挙! 結局、後藤はあっけなくセカンドフライに倒れると、川相が下がったショックで呆然となった松井さんも凡退し、無得点。川相を失った巨人は、それでもマッスル千代の富士の25号ソロ、後藤の2号2ランで1点差に迫ったものの、反撃もそこまで。9回には、福留にダメ押しの9号ソロを浴びて、とどめをさされた。茂雄のヘッポコ采配が、久々に炸裂してしまい、巨人の連勝は5でストップ。中日とのゲーム差は、再び4と開いてしまった。

甲子園:阪神12勝6敗
C  0010000001  2
T  0001000000  1
勝:紀藤5勝2敗
負:福原7勝6敗2S
S:沢崎1勝1敗9S
本:緒方22
 
東出、攻守に渡る活躍! 広島、連敗脱出!
広島は、主砲・江藤が、腰痛の為に欠場すると言う苦しい展開となったが、3回、ヒットの緒方を一塁に置いて、東出が右中間へタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。1点を追う阪神は、4回、田中,新庄の連打で、無死一、三塁のチャンスを掴むと、ブロワーズのショートへの併殺打の間に、三塁走者が生還し、試合を振り出しに戻した。2ヶ月ぶりの登板となった阪神先発・中込尊師が、走者を出しながら7回まで1失点の粘投を見せると、広島先発・紀藤も、9回を4安打1失点の力投を展開し、1−1の儘、試合は延長戦にもつれ込んだ。迎えた10回、広島は、9回からマウンドに上がっていた3番手・福原から、緒方がレフトスタンドへ22号ソロを叩き込み、ついに勝ち越し。粘る阪神は、紀藤からバトンを受け取った沢崎を攻め立て、一死一、二塁のチャンスを掴むと、ここで今岡の当たりはライト前に抜けるタイムリーと思いきや、セカンド東出がこれを好捕。それでもなお、二死一、三塁のチャンスが続いたが、最後は代打・和田がセカンドゴロに倒れ、あと一歩及ばなかった。先発紀藤は、これで5勝目。広島は、連敗を4でストップさせた。

西武吹き抜けドーム:西武11勝6敗
F  030010000  4
L  000002000  2
勝:建山1勝3敗
負:オツ8勝7敗
S:下柳1勝0敗4S
 ルーキー建山、プロ初勝利!
日本ハムは、2回、ヒットと四球で、一死一、二塁とすると、井出がレフト前にタイムリーを放ち、1点を先制。更に、本塁への送球が逸れる間に、一塁走者の偽ソーサも長躯生還し、井出も一気に三塁を陥れると、続く野口がきっちりセンターへ犠牲フライを打ち上げて、この回、3点。更に、5回には、一死二塁から、オバンドーがレフト前へタイムリーを放って、1点を追加。投げては、先発のルーキー・建山が、5回まで無失点の好投。6回に金村弟にタイムリーを浴びて、2点を失った所で、降板となったものの、原田−黒木と繋いだ後、7回途中からマウンドに上がった下柳が好リリーフで西武の反撃を断ち切って、建山にプロ初勝利を献上した。

大阪ドーム:近鉄8勝9敗
M  010021000  4
Bu 010000200  3
勝:ジョニー黒木9勝5敗
負:小池5勝5敗
S:ウォーレン1勝1敗17S
本:初芝18
 
ジョニー、ハーラートップタイの9勝目!
ロッテは、2回、初芝がレフトスタンドへ18号ソロを叩き込み、1点を先制。しかし、その裏、近鉄は、堀のエラーで出たクラークを二塁に置いて、的山がセンター前にタイムリーを放って、同点。追い付かれたロッテは5回、ヒットと2つの四球で二死満塁とすると、諸積が一、二塁間を破る2点タイムリーを放って、勝ち越し。更に、6回には、またも二死満塁から、代打・平井が押し出しの四球を選んで1点を追加。近鉄は、7回、ロッテの守りのミスから2点を返したものの、続く中村、ローズと打ち取られ、あと一歩及ばず。最後は、守護神・ウォーレンがきっちり締め、ロッテは5年ぶりに前半戦の勝ち越しを決めた。5回でマウンドを降りた先発・ジョニー黒木は、リーグトップタイの9勝目をマークした。

GS神戸:オリックス7勝11敗
H  034204000 13
BW 001100030  5
勝:若田部5勝3敗
負:金田8勝6敗
本:松中14、J.マッケンジー13、日高1
 
松中、猛爆6打点! マッケンジー2戦連発!
ダイエーは、2回、一死一、二塁から、松中がライトスタンド上段へ14号3ランを放って、先制すると、続く3回には、秋山にタイムリーが飛び出して、4点目をあげた所で、オリックス先発・金田をKO。更に、この後、2番手・徳元からJ.マッケンジーが2試合連続となる13号3ランを放って、この回4点。日高の1号ソロで1点を返された直後の4回には、柳田,秋山の連続タイムリーで2点を追加。6回には、一死満塁でまたも松中が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、試合を決定付けた。7回までに9安打を浴びながらも、要所を抑える粘りの投球で2点に抑えてきたダイエー先発・若田部だったが、8回に5安打を集中されて3点を失った所で、KO。しかし、代わった吉田が、ピシャリと後続を断ち切り、逃げ切った。ダイエーは、今季最多の13点をあげる猛攻で圧勝。一方、オリックスは、ダイエーを上回る14安打を打ちながら、拙攻が響いて、前半戦の負け越しが決定した。