球界トピックス

7月18日



初回、名手・川相はセンター前へ会心のヒット!

4回、名手・川相はレフト前へ痛烈な一打!

6回、名手・川相は四球を選ぶと、メイの猛抗議の隙をついて、一気に本塁を陥れる好走塁!

甲子園:阪神7勝11敗
G  001001001  3
T  000000020  2
勝:上原12勝3敗
負:福原7勝5敗2S
本:チュウ5、新庄12
 
名手・川相、またも活躍! 上原、完投で12勝目!
前日から、依然として長嶋は改心した儘の様子で、名手・川相を2番スタメンで起用! その名手・川相は、初回、阪神先発・メイから、センター前に弾き返すヒットで出塁! 続く今夜の松井さんのファーストゴロで、一、二塁間に挟まれたものの、ここでも粘りを発揮する川相は、何と3往復も生き延びて、阪神野手陣を早くも消耗させた! すると、3回、チュウが左中間スタンドに5号ソロを放り込んで、1点を先制! 4回にも、会心のレフト前ヒットを放った名手・川相は、6回には、得意の粘りで四球を選んで出塁! 二死二塁となった所で、マッスル千代の富士の打球は一塁右へのゴロ。これをジョンソンが捕って、一塁へ転送。メイのカバーリングは、若干、遅れたものの、タイミングは完全にアウトと思いきや、一塁塁審・杉永はメイがベースを踏んでいないと見て、セーフの判定。これに激怒したメイが杉永塁審に猛抗議している隙をついて、名手・川相が一気に本塁を陥れる好走塁を見せ、待望の追加点をあげた! 杉永塁審に体当たりをかましてしまったメイは、これにより無念の退場となった。巨人先発・上原は、名手・川相がバックにいる安心感から、3回までパーフェクトに抑えるなど、快調な投球を続けてきたが、降雨中止の危険性を配慮し、序盤から飛ばし過ぎたのがたたり、7回に、一死満塁のピンチを迎えるなど、疲労もピークに達しつつあった。そして、迎えた8回、一死一塁から、新庄にレフトスタンドへ12号2ランを浴び、試合は、一気に振り出しに…。追い付かれた巨人は、土壇場9回、先頭の後藤がセンター前ヒットで出ると、ニックンの犠打と、福原のワイルトピッチで三進。ここでチュウがライトへ犠牲フライを打ち上げて、勝ち越しに成功!  その裏、巨人は、簡単に二死を取ると、最後の打者・今岡のあわやホームランと言う大飛球をレフト後藤がジャンピングキャッチする超美技を見せて逃げ切り、4連勝をマーク! 完投勝利を飾った上原は、8連勝で12勝目となった。敗れた阪神は、4連敗


神宮:ヤクルト9勝8敗
C  100100000  2
S  20200400×  8
勝:高木5勝5敗
負:河野0勝1敗
本:スミス16
 ヤクルト、開幕以来の3連勝! バチェラー、上々のデビュー! 
初回、江藤のタイムリーで先制されたヤクルトは、その裏、ペタジーニのタイムリーで同点とすると、なおも二死満塁と言う場面で、池山が押し出し四球を選んで勝ち越し。更に、3回には、佐藤,中井美穂の旦那・古田の連打で一、二塁とすると、スミス,馬場のタイムリーで2点を追加! 直後の4回、広島は、ディアスのタイムリーで2点差としたものの、ヤクルトは、6回、一死一、二塁から、ペタジーニのタイムリー内野安打で1点をあげた後、続くスミスがレフトスタンド中段へ16号3ランを放り込み、試合を決定付けた。投げては、完投ペースの高木を8回で下ろすと、9回からは、謎の新助っ人・バチェラーを投入! バチェラーは、3人の打者をいずれも内野ゴロに仕留め、上々のデビューを飾った。ヤクルトは、これで開幕以来の3連勝で、4位阪神に0.5差と迫った。一方、敗れた広島は、3連敗で今季ワーストの借金12となった。

ナゴヤドーム:中日12勝6敗
YB 000120000  3
D  02001001×  4
勝:岩瀬6勝1敗1S
負:小桧山2勝1敗
S:ぷよぷよSUN0勝2敗14S
本:山崎17、ローズ25
 
渡辺、サヨナラタイムリー! 横浜、連敗で貯金消滅!
中日は、2回、四球の立浪を一塁に置いて、山崎が詰まりながらもレフトスタンドへ17号2ランを放り込み、2点を先制! 2点を追う横浜は、4回、メカゴジラのタイムリーで1点を返すと、続く5回には、二死二塁から、ローズがレフトスタンドへ25号2ランを放って、逆転! その裏、中日は、先頭の福留がライト戦に二塁打を放つと、李ボンジョムが送って三進。ここですかさず関川がセンターへ犠牲フライを打ち上げて、試合を振り出しに戻した。迎えた8回裏、中日は、先頭の李ボンジョムが三塁線へ絶妙のセーフティバントを決め、出塁すると、二死三塁となった所で、立浪が左中間を破るタイムリー二塁打を放ち、勝ち越し! 最後は、ぷよぷよSUNが凌いで、この1点を守りきった。中日は、これで前半戦の首位ターンが確定。一方、敗れた横浜は、再び借金生活となった。尚、この試合、中村が2回に、レフト前ヒットを放ち、史上197人目の通算1000安打を達成した。

福岡ドーム:ダイエー9勝9敗
L  112100200  7
H  000002300  5
勝:豊田4勝3敗
負:佐久本2勝4敗
S:デニー0勝3敗5S
本:松中13
 
ダイエー、終盤の粘り及ばず、連勝ストップ!
西武が序盤から主導権を握った。まず、初回、金村弟のタイムリーで先制すると、続く2回には、原井のタイムリーで1点を追加。更に、3回には、高木大の2点タイムリー三塁打、4回には金村弟の犠牲フライと着々と加点し、早くも5点のリード。西武先発・豊田の前に5回まで1安打8三振と完璧に抑え込まれてきたダイエーだったが、6回、浜名のタイムリー、吉永の犠牲フライで、ようや2点を返した。直後の7回、田辺のタイムリー、和田の犠牲フライで、再び5点差と突き放されたものの、粘るダイエーは、その裏、先頭の松中がライトスタンドへ13号ソロを放つと、ニエベスのタイムリー二塁打、柴原のタイムリー内野安打で2点差に詰め寄り、続く8回には、二死一、二塁と一発が出れば、逆転と言うチャンスを掴んだものの、反撃もここまで。最後は、デニーに後続を断たれ、連勝は6でストップした。

東京ドーム:日本ハム9勝10敗
Bu 030100210  7
F  000000010  1
勝:レフトウィッチ4勝1敗
負:生駒2勝8敗
本:古久保3、吉岡8,9、ローズ28
 
なめとんのか打線、怒濤の一発攻勢! 好投・レフトウィッチ、4勝目! 
6連敗中の日本ハム先発・生駒に対して、近鉄は、2回、エラーと死球で一死一、二塁とすると、古久保がレフトスタンドへ3号3ランを放り込み、3点を先制。4回には、二死から吉岡がレフトスタンド中段へ8号ソロを放ち、1点を追加。更に、近鉄は、7回には、ローズの26号2ラン、8回には、吉岡のこの日2本目となる9号ソロと、一発攻勢で着々と加点! 投げては、中四日登板となった先発・レフトウィッチが7回まで僅か2安打に抑える好投。8回に1点を失い、9回からは大塚にマウンドを譲ったが、その大塚は、三者三振締めと言う見事な投球を見せて、レフトウィッチに4勝目を献上した。 

千葉マリン:ロッテ8勝7敗
BW 000000000  0
M  10011020×  5
勝:後藤5勝5敗
負:星野6勝6敗
本:堀5
 
山本監督、連夜の猛抗議実る! ロッテ連敗脱出!
ロッテは初回、先頭の諸積が右中間を破る三塁打で出ると、続く小坂がきっちりセンターへ犠牲フライを打ち上げて、あっさりと1点を先制。3回には、一死一類から、一塁走者・諸積が二盗を敢行するも、完全にノータッチに見えたが、判定はアウト。前日に退場となった諸積絡みで、またも疑惑の判定が下されると、ここで、やはり前日退場を食らった山本監督が猛抗議に飛び出した。連夜の退場も辞さない程の激しい抗議で試合は7分間中断した。この山本監督の執念がナインに通じたか、4回、堀の5号ソロで1点を追加すると、続く5回には、諸積がショートの頭を越えるテキサスヒットを好走塁で一気に二塁を陥れた後、小坂がセンター前にタイムリーを放って、1点を追加。更に、7回には、初芝の2点タイムリーでダメ押し。投げては、鈴木一朗曰く「あれくらいの投手」後藤がオリックスにつけいる隙を与えない投球を展開! 最後の最後で、またもノーヒットに抑えられてきた鈴木一朗が二塁打を放って、一矢報いたものの、続くプリアムが倒れ、ゲームセット。後藤は無四球完封で5勝目をマーク。ロッテは、これで連敗をようやく8でストップさせた。