球界トピックス

7月15日


神宮:ヤクルト7勝7敗
G  001200020  5
S  300000000  3
勝:南1勝1敗
負:広田3勝2敗
S:槙原1勝1敗16S
本:後藤1
 
後藤、石井のバットで値千金の決勝2ラン! 
茂雄は、自分で幽閉して、極端に出番を減らしておきながら「監督推薦でも選ばれない様では、やはり川相はダメですねぇ、エヘヘヘ〜」と難癖をつけて、川相を幽閉した上に、ヤクルト先発が、左腕・石井一だからと、またしても清水を幽閉し、レフトにマルちゃんを置くと言う地獄オーダーを展開! ヤクルトは、初回、川相不在の上に、マルちゃんがレフトと、不安要素の尽きない状況に滅入ってしまった巨人先発・ホセの動揺をついて、中井美穂の旦那・古田のタイムリー二塁打で、1点を先制すると、更に、ペタジーニの内野ゴロの間に1点をあげた後、稲葉のタイムリーが飛び出して、この回3点。3点を追う巨人は、相変わらず、ノーコンぶりを発揮する石井一から、2つの四球等で、一、三塁とすると、マルちゃんがレフトにタイムリーを放って、ようやく1点を返し、なおも一、二塁のチャンスを作りながら、川相不在の影響で、あえなく後続を断たれて、この回、1点止まり。すると、その裏、恐れていたマルちゃんの拙守により、無死二塁のピンチを迎えたホセは、一死を取った所で、無念の降板となった。迎えた4回表、ただでさえノーコンの石井一が手にマメを作った影響で、クソボールを連発! 無死二、三塁とチャンスを作った所で、チュウがセンターへ犠牲フライを打ち上げて、1点差に詰め寄り、石井一をKO。石井一に代わってマウンドに上がった岡林に対して、何と、茂雄は、ここで名手・川相を投入てっきり左の後藤を送ると思っていた事で、心の準備が出来ていなかった川相は、ショートゴロに倒れたものの、粘りに粘って岡林に球数を投げさせて、集中力を奪うとそれに乗じた仁志がレフト前に弾き返す同点タイムリー! この回、ソーサ元木の打順で終わった事から、ここに投手を入れて、川相を入れるかと思いきや、仁志のタイムリーを川相が呼び起こしたなどとは微塵も思ってもいない茂雄は「やはり、簡単に凡退してしまう川相はダメですねぇ、エヘヘヘ〜」と難癖をつけ、川相の所に三沢を入れる暴挙! 川相不在の影響で、すっかり粘りのなくなってしまった巨人打線は、折角、傾きかけた流れをむざむざ掴み損ない、この後、一向に追加点が奪えず、3−3の儘、試合は終盤に突入した。迎えた8回、巨人は、ヒットのニックンをチュウが送って、一死二塁のチャンス。ここで清水を差し置いて、途中からレフトの守備に入っていた後藤が、土壇場で川相に匹敵する力を発揮する男・岡村孝子の旦那・石井のバットを借りて「ここで打たにゃ、幽閉されている清水に申し訳が立たん!」とばかりに激振すると、打球は、ライトスタンドへ飛び込む1号2ランとなり、ついに勝ち越しに成功! 最後は、槙原が3人で締めくくり、この2点を守りきって16セーブ目をマーク。7回に、5番手としてマウンドに上がり、1イニングを抑えた南は、プロ初勝利を飾った。

ナゴヤドーム:中日6勝10敗
C  150101001  9
D  000000100  1
勝:紀藤4勝2敗
負:今中0勝1敗
本:野村4、江藤15
 無惨! 先発・今中、2回6失点KO! 
中日先発は、何と今中! 中継ぎでそれなりの好投を見せ、期待された今中だったが、MAX132kmと球が走らず、初回から苦しい投球。二死一、三塁から、キュラソ星人のタイムリー二塁打を浴びて、先制されると、続く2回には、2本のヒットと死球で一死満塁のピンチ。ここで、デハートにレフトフェンス直撃の2点タイムリー二塁打を浴びると、続く野村にはライトスタンドへ18試合ぶりの4号3ランを放り込まれ、結局、2回6失点で無念のKOとなった。広島は、この後も、4回にはディアスのタイムリー二塁打、6回には野村のタイムリーで着々と加点。投げては、先発・紀藤が、フォークのキレがよく、6回まで1安打と言う素晴らしい投球を展開。7回に、西山のパスボールが絡んで、1点を失ったものの、完投で4勝目をマークした。

甲子園:阪神7勝9敗
YB 410003020 10
T  000102001  4
勝:斎藤タカシ10勝3敗
負:竹内2勝1敗
本:ローズ23,24ブロワーズ10
 
猛爆・ローズ、4安打6打点! タカシ、10勝目!
横浜は、初回、無死一、二塁から、鈴木なおのりが三遊間を破るタイムリーを放って、あっと言う間に先制すると、続くローズがバックスクリーン左へ23号3ランを放り込み、阪神先発・竹内は、一死も取れずにKOとなった。続く2回には、石井タクローが通算1000安打となるヒットで出ると、一死後、またも鈴木なおのりがタイムリーを放ち、1点を追加。阪神は、4回、ブロワーズの10号ソロで1点を返したものの、横浜は、6回、鈴木なおのりのタイムリーの後、ローズに2打席連続となる24号2ランを放ち、試合を決定づけた。鈴木なおのりとローズで8安打9打点の爆発で、横浜が快勝。投げては、先発・斎藤タカシが8回まで3失点とまずまずの内容で10勝目をマークした。

西武吹き抜けドーム:西武8勝7敗
Bu 030210000  6
L  000001000  1
勝:小池5勝4敗
負:オツ8勝6敗
本:吉岡7、ローズ27
 
伊東、16年ぶり登録抹消! オツ、5回6失点KO! 
「ドカベン プロ野球編」で、散々負傷退場をさせている水島新司の呪いか、はたまた松坂専用などとショボい理由で中島を球宴に選出した雀士東尾への天罰か、伊東が、4日に受けた死球の腫れがひかない為に、16年ぶりに登録抹消された西武。伊東を欠いた西武に対して、近鉄は、序盤から、たたみかける猛攻! まずは、2回、ローズ、クラークの連打で一死二、三塁のチャンスを掴むと、ここで吉岡がレフトスタンドへ7号3ランをぶち込んで、先制! 更に、3回には、先頭のクラークが二塁打で出ると、礒部が送って、一死三塁。ここで前の打席でホームランを放っている吉岡が、一転して、スクイズを敢行すると、これが見事に成功! 更に、この後、的山,高須の連続二塁打で1点を追加。5回には、ローズがバックスクリーンに飛び込む27号ソロを放ち、西武先発・オツをKO。投げては、先発・小池が8回まで僅か2安打1失点と言う、全く危なげのない投球。9回は、マウンドを譲ったものの、2ヶ月ぶりの5勝目を飾った。

福岡ドーム:ダイエー6勝8敗1分
M  200000001  3
H  01130000×  5
勝:永井6勝3敗
負:武藤5勝4敗
S:ペドラザ0勝1敗16S
本:秋山9
 
秋山、決勝3ラン! ダイエー、前半戦首位ターン確定!
ロッテは、初回、松中のエラーで1点を先制すると、更に、イワオ画伯が左中間へタイムリー二塁打を放ち、この回2点。2点を追うダイエーは、2回、井口の犠牲フライで1点を返すと、続く3回には、一死から吉永が右中間フェンスを直撃する3年ぶりの三塁打を放つと、すかさず小久保がセンターへ犠牲フライを打ち上げて同点。更に、4回には、J.マッケンジー、ニエベスの連打で無死二、三塁とすると、秋山がレフトスタンドへ飛び込む9号3ランを放ち、一気に3点を勝ち越した。投げては、2回以降、立ち直った先発・永井が、走者を出しながらも、6回まで追加点を与えない粘りの投球を見せると、7回からは、篠原−藤井と繋いで、最後はペドラザが締めると言う必勝リレーを展開。ペドラザは1点を失ったものの、何とか凌いで16セーブ目をマーク。これで引き分けを挟んで今季3度目の5連勝をマークしたダイエーは、33年ぶりの前半戦首位折り返しが確定した。一方、11残塁の拙攻が響いて敗れたロッテは、今季初の6連敗