ナゴヤドーム：中日６勝８敗
Ｃ １０００００２００ ３
Ｄ ００１０００１２× ４
勝：岩瀬５勝１敗１Ｓ
負：佐々岡９勝４敗
Ｓ：ぷよぷよＳＵＮ０勝２敗12Ｓ
本：福留８、町田７
求道者・前田、悪夢の死球退場！ 広島、49年ぶりの13連敗！広島は、初回、先頭の緒方が右中間を破る二塁打で出ると、東出の犠打で三進。ここで求道者・前田がライトへ犠牲フライを打ち上げると言う効率のいい攻撃で１点を先制。１点を追う中日は、３回、二死から、福留がライトスタンドへ８号ソロを放り込み、同点。何とか連敗を阻止したい広島は、７回、四球の野村を一塁に置いて町田がレフトスタンドへ７号２ランを放って、勝ち越しに成功！ 粘る中日は、その裏、ピンキー井上の犠牲フライで１点差とすると、直後の８回表には、求道者・前田の右肘に死球を食らわせ、退場させて、攻撃力と精神的支柱をを奪う殺人野球を展開。すると、その裏、一死から、求道者・前田を欠いて悲壮感たっぷりの佐々岡に対して、満塁のチャンスを掴むと、立浪がレフト前へ２点タイムリーを放って、逆転！ 最後は、サムソン，ぷよぷよＳＵＮと繋いで、逃げ切り、これで中日は８連勝。一方、敗れた広島は、1950年の球団創設時以来、４９年ぶりとなる球団ワーストタイの１３連敗となった。
甲子園：阪神６勝８敗
ＹＢ ３００１０００２３ ９
Ｔ ２１０２１２０００ ８
勝：被満塁弾マシン・小桧山２勝０敗
負：福原７勝４敗２Ｓ
Ｓ：島田０勝１敗２Ｓ
本：谷繁４、今岡５
横浜、終盤の大逆転で今季初の５連勝！初回、ローズ，中根のタイムリーで３点を先制された阪神は、その裏、ブロワーズのタイムリー等で２点を返すと、続く２回には、和田が押し出し四球を選んで同点。追い付かれた横浜は、４回、谷繁の４号ソロで勝ち越すと、その裏、阪神は、内野ゴロの間に同点とした後、和田のタイムリー二塁打で勝ち越し。更に、阪神は、５回に今岡の５号ソロ、６回には、和田、矢野の連続タイムリーで着々と加点。しかし、粘る横浜は、波留、鈴木なおのりの連打で二、三塁とすると、ローズがライト前に２点タイムリー。土壇場９回には、一死から３連打で１点差に詰め寄った所で、ノムさんは、３番手に田村を投入。田村は、鈴木なおのりを三振にとって仕事をすると、ローズを迎えた所で、ノムさんは、前回リリーフに失敗しているリベラを投入。前回の登板同様に、大きいモーションを盗まれて、波留に二盗を許し、二、三塁となった所で、ローズを歩かせるかと思いきや、勝負に出ると、センター前に弾き返される逆転２点タイムリーとなり、またもリリーフに失敗！ その裏、当然のごとく、ササキ様が出てくるかと思いきや、ササキ様は試合前から右肘に張りを訴えていたとの事で、権藤さんは島田をマウンドに送った。島田は、内野安打を１本許したものの、何とか逃げ切り、今季２セーブ目。横浜は、これで今季初の５連勝。一方、阪神は、今季３度目の４連敗を喫した。
西武吹き抜けドーム：西武７勝５敗
Ｂｕ ０００００００００ ０
Ｌ ０００６０００４× １０
勝：霊感投手・松坂８勝４敗
負：レフトウィッチ３勝１敗
本：大友１、ウメさん１
霊感投手・松坂、１安打完封！ 西武先発・霊感投手・松坂は、唯一、白星をあげられないでいる近鉄を相手に、初回から制球が定まらず、苦しい投球ながら、何とか０点に抑えていくと、迎えた４回裏、西武は、二死から、２つの四球とヒットで満塁のチャンス。ここで中島が近鉄先発・レフトウィッチの右手を弾くタイムリー内野安打を放って、１点を先制。更に、高木浩の２点タイムリー二塁打、大友の１号３ランで、この回、一挙、６点を奪い、レフトウィッチをＫＯ。早くも試合を決定付けた格好となった。西武は、８回にも、ウメさんの移籍初アーチ等で、ダメ押しの４点を追加。松坂は、荒れ球が功を奏したか、許したヒットは内野安打の１本のみ。２度目の完封でリーグトップに並ぶ８勝目をマークし、ようやく近鉄戦に投げ勝った。
福岡ドーム：ダイエー４勝８敗１分
Ｍ ０００００００００ ０
Ｈ ００００１０００× １
勝：カリメロ８勝４敗
負：ジョニー黒木８勝５敗
カリメロ、３度目の完封で８勝目！カリメロ，ジョニー黒木の両エースの投げ合いとなったこの試合。先にチャンスを掴んだのは、ロッテ。２回、一死から、イワオ画伯，ブレイディーの連打で一、二塁とすると、続く酒井の打球はセンターオーバー。しかし、ここで、センターがダイレクトキャッチしたと勘違いした一塁走者・ブレイディーが二塁を回った所で、一塁へ逆走！ これを打者走者の酒井が追い抜いてしまい、ブレイディーはアウト。続く清水も倒れて、結局、この回、無得点。このピンチを逃れたダイエーは、５回、先頭のＪ．マッケンジーが右中間フェンス直撃の二塁打で出ると、一死後、秋山が、二遊間をしぶとく破るタイムリーを放って、１点を先制。この虎の子の１点をカリメロが、最後まで守り抜き、今季３度目の完封でハーラートップタイの９勝目をマーク。４安打１失点の好投で投げきったジョニー黒木だったが、打線の援護に恵まれなかった。ロッテは、これで４連敗。
名手・川相、茂雄の陰謀で無念の落選！この日、プロ野球のオールスターゲーム運営委員会は、ファン投票の最終結果を発表した。インターネット投票の導入で投票数が急増した影響もあり、５年連続最多得票となった鈴木一朗（オリックス）が、史上初の100万票突破となる134万6504票を獲得！ また、注目の霊感投手・松坂（西武）は、両リーグ２位の96万754票。高卒ルーキー投手のトップ当選は、1970年の太田幸司（近鉄）以来、２９年ぶりの快挙となった。また、マークシートに名前が書いてある西武の選手と言う事だけで、松坂のおこぼれを貰ったとしか思えない高木浩が、あの成績で初の当選を果たした。一方、セ・リーグの投手も、ルーキー・上原（巨人）が、最終中間発表でトップだった織田裕二（阪神）を抜き去り、トップ当選。また、巨人のもう一人のルーキー・ニックンも今岡（阪神）を抜いて当選を果たした。両リーグ合わせて３人のルーキーが選出されたのは、史上初。尚、名手・川相（巨人）は、茂雄の陰謀で、マークシートに名前が書かれなかったのがたたり、惜しくも無念の落選となった。また、泣き言をほざいて、票稼ぎに走った無冠の帝王・清原（巨人）は、まんまと１４年連続のトップ当選を果たしたものの、右膝故障の為に出場辞退が決定。ソーサ元木（巨人）も、あの成績でブロワーズ（阪神）を抑えて、２年連続の当選。ブロワーズ、ジョンソンの落選により、当初、外国人枠のあおりを食らって、出場が危ぶまれていたローズ（横浜）の監督推薦での出場がほぼ確実となり、横浜ファンは大喜びとか…。尚、権藤さん（横浜），雀士東尾（西武）による監督推薦選手は、１４日に決定する。