球界トピックス

7月8日


甲子園:阪神8勝8敗
S  010300020  6
T  000200005× 7
勝:舩木1勝0敗
負:高木4勝5敗
本:スミス14、ジョンソン.18
 
ジョンソン、起死回生の代打逆転サヨナラ3ラン!
ヤクルトは、2回、一死から、ペタジーニ、スミスの連打でチャンスを作ると、池山のタイムリーで1点を先制。4回には、一死一、二塁から、スミスがレフトスタンドへ2試合連続の14号3ランを放ち、4点のリード。その裏、ヤクルト先発・石井一の前に、ここまでノーヒットに抑えられてきた阪神は、2つの四球と暴投で、二死二、三塁のチャンスを掴むと、今岡がレフト前に弾き返す2点タイムリーで、2点差に詰め寄った。しかし、ヤクルトは、8回、中井美穂の旦那・古田のタイムリー三塁打、ペタジーニのタイムリーで2点を追加。これがダメ押し点となるかと思われたが、8回まで14三振の力投を続けてきた石井一が、完投目前の9回、ヒットと2つの四球で無死満塁とした所で降板。阪神は、代わった広田から、新庄のレフト前タイムリーで2点を返すと、一死後、この日、スタメンを外れていたジョンソンを代打で投入。ここで、ヤクルトは、左の高木を投入したものの、ジョンソンの打球は右中間スタンドに突き刺さる18号サヨナラ3ランとなり、阪神が劇的な勝利で連敗をストップした。

広島:広島5勝9敗
YB 100102004  8
C  000001000  1
勝:斎藤タカシ9勝3敗
負:高橋建0勝3敗
本:中根3、江藤14
 
斎藤タカシ、粘投で9勝目! 広島、トンネル抜けられず9連敗!
横浜は、初回、制球の定まらない広島先発・高橋建から、二死一、二塁のチャンスを掴むと、ハマの大馬人・駒田がレフトに弾き返す先制タイムリー。4回には、一死一、三塁から、併殺崩れの間に1点を追加。6回には、中根が右中間スタンドへ3号ソロ、波留のタイムリーで2点を中押し。9回には、4安打にエラーも絡んで、ダメ押しの4点を追加。序盤から毎回の様に走者を背負う苦しい投球を続けてきた斎藤タカシだったが、6回に江藤に14号ソロを浴びたものの、失った点は、この1点のみ。9回には、森中にマウンドを譲ると、広島は、7点差でやけになったか、達川監督が求道者・前田、野村、キュラソ星人にそれぞれ代打を送ると言う謎の采配を展開し、あっけなく連敗を9と伸ばしてしまったタカシは、これで9勝目をマーク。横浜は、4度目の挑戦にして、今季初の5割に到達した。尚、この日、ササキ様が、FA権を行使して、メジャー球団と交渉する希望を持っている事が明らかになった。日本の他球団とは交渉するつもりがなく「横浜かメジャーの2択」と語っているが、果たして…!?

東京ドーム:日本ハム8勝6敗
M  000000001  1
F  00001201×  4
勝:関根4勝5敗
負:武藤5勝3敗
S:下柳1勝0敗2S
本:田中14.15、オバンドー10
 
田中、パ・35000号含む、2打席連発! ロッテ、一日天下!
18年ぶりの首位に立ったものの、4日の近鉄戦から、左ひざに違和感を訴えていたボーリックの登録抹消が決定する事になったロッテ。その影響か否か、ランナーを出しながらも、チグハグな攻撃で先制点を奪えないロッテに対して、日本ハムは、5回、田中がパ・リーグ35000号となるメモリアルアーチの14号ソロを放って先制。続く6回には、またも田中が2打席連続となる15号2ランを放ち、ロッテ先発・武藤は、この回で降板となった。更に、8回には、オバンドーの10号ソロでダメ押し。粘るロッテは、9回、初芝のタイムリーで1点を返すと、なおも、一死一、二塁と、一発が出れば、同点と言うチャンスを作って、関根をKOしたものの、反撃もここまで。2番手・下柳が代打・佐藤をゲッツーに打ち取り、ゲームセット。敗れたロッテは、僅か1日で首位陥落となった。