球界トピックス

7月2日


横浜:横浜8勝6敗
G  100110000  3
YB 30060000×  9

勝:斎藤タカシ8勝3敗
負:ホセ2勝2敗
本:マルちゃん4、波留6
 
茂雄ヘッポコ采配炸裂! 名手・川相フル欠場で連敗!
清水が、久々にスタメン復帰となったものの、相変わらず、名手・川相は幽閉される地獄オーダーの巨人は、初回、一死一、三塁から、マルちゃんの犠牲フライで1点を先制したものの、腰痛あがりで一軍から上がってきたばかりと言うのに、川相不在の状況で投げさせられる事になってしまい不安感一杯の先発ホセは、いきなり無死満塁のピンチ。ここで、ローズに三遊間を破られる2点タイムリーを浴びて、逆転されると、更に、ハマの大馬人・駒田の併殺打の間に、1点を追加され、この回、3失点。4回に、マルちゃんが左中間スタンドに4号ソロを叩き込んで、1点差と詰め寄ったものの、依然として、川相不在による不安感から立ち直れないホセは、その裏、二死、二、三塁のピンチ。ここで、谷繁を敬遠して満塁策をとり、斎藤タカシとの勝負を選んだものの、レフト前に弾き返され、まず1点。谷沢健一氏は、ここで交代を勧めたが、茂雄は、次の回に打順が回ると言うだけの理由でホセに続投指令。しかし、川相不在で踏ん張りきれないホセは、石井タクローに粘られた挙げ句、押し出しの四球を与えると、続く波留には、レフトスタンドに6号グランドスラムを叩き込まれて、この回、悪夢の大量6失点! 自らのヘッポコ続投指令により、7点のビハインドと言う絶望的状況に陥ったにも拘わらず、茂雄は、こういう逆境で何とかしてくれる男・川相を早めに投入して何とかしよう、などと言う考えは微塵もないらしく、川相幽閉策を続行。結局、巨人は、5回に、仁志のタイムリーで1点を返すのがやっとで、タカシにあっさりと今季5度目の完投勝利を許してしまった。川相がフル欠場で敗れた巨人は、7月に入って連敗スタートとなった。

甲子園:阪神9勝5敗
C  000000200  0
T  50000010×  2
勝:吉田豊2勝6敗
負:紀藤3勝1敗
本:ジョンソン15、緒方18、桧山4
 
両助っ人、連夜の活躍! 吉田豊、3ヶ月ぶりの2勝目!
降雨の為、31分開始が遅れたこの試合。初回、阪神は、坪井の四球、和田のヒットで一、二塁とすると、続く矢野が2球続けて送りバントを失敗して、強攻策に出ると、これがライト前ヒットとなり、無死満塁。ここで、ブロワーズがセンター前に弾き返す2点タイムリーを放って、先制。更に、一死後、ジョンソンがバックスクリーンへ15号3ランを放り込み、この回、一挙5点を奪い、早くも試合を決定付けた。阪神先発・吉田豊は、6回まで無失点の好投。7回に、緒方に18号2ランを浴びて、降板したものの、4月7日以来の2勝目を飾った。前日、両助っ人のアメリカの新聞でのノムさん批判が発覚。この日も、大豊のノムさん批判が発覚し、謝罪の意味も込めて二軍落ちを直訴するなど、トラブル続きの阪神だったが、その鬱憤を晴らす快勝で、6月19日以来の貯金1とした。

神宮:ヤクルト4勝11敗
D  100103420 11
S  000100002  3
勝:野口7勝4敗
負:石井一6勝5敗
本:李ボンジョム6ペタジーニ22、山崎13,14
 
山崎、2打席連発! 野口、2試合連続完投で7勝目!
中日は、初回、李ボンジョムがライトスタンドへ32試合ぶりとなる6号ソロを放ち、先制。更に、4回には、中村のタイムリーで1点を追加。2点を追うヤクルトは、その裏、ペタジーニがレフトスタンドへ2試合連続の22号ソロを叩き込み、1点差。しかし、相変わらず、制球の定まらないヤクルト先発・石井一は、6回にも、一死から連続四球でピンチを作ると、山崎にレフトスタンドに13号3ランを浴びて、この回でKO。中日は、続く7回にも、立浪のタイムリー二塁打、山崎の2打席連続となる14号3ランで4点を追加。更に、8回にも、李ボンジョム、関川の連続タイムリーでダメ押し。投げては、先発の野口が、12安打を浴びるなど、8回を除いて毎回走者を背負う苦しい内容ながら、要所を抑える粘りの投球で、2試合連続の完投で7勝目をあげた。

東京ドーム:日本ハム5勝8敗
L  132000220 10
F  100000210  4
勝:石井7勝4敗
負:ウイッテム6勝6敗
本:ジンター6、ポール2、野口5、田中11
 
オリックス、連夜の打線爆発! 下痢ニール、2試合連続の3ラン!
貧打西武が、久々に爆発! 初回、エセネオエセ松井のタイムリー三塁打で先制すると、同点に追い付かれた直後の2回には、ジンターがライトスタンドへ6号2ランを放つなど、3点を勝ち越し。続く3回には、今度は、ポールがバックスクリーン右へ2号2ランを放ち、両助っ人の一発攻勢で試合を決定づけた。西武は、この後、7,8回にも、2点ずつ加えて、5月14以来の今季2度目の2桁得点で連敗をストップ。石井は、7回途中で3失点と言うイマイチの内容ながらも、7勝目。敗れた。日本ハムは、終盤、野口、田中のホームランで反撃したものの、序盤の大量失点が響き、3連敗で40敗一番乗り

千葉マリン:ロッテ7勝6敗
Bu 000000000  0
M  00000020×  2
勝:武藤5勝2敗
負:高村3勝5敗
S:ウォーレン1勝1敗15S
 高村、痛恨の大チョンボ! ロッテ、5連勝!
近鉄高村、ロッテ武藤の両先発の好投が続き、投手戦となったこの試合。0−0の儘、迎えた7回裏、ロッテは、ボーリック、イワオ画伯の連打で無死一、二塁のチャンス。しかし、粘る高村は、堀、フクーラと打ち取って、二死。ここで、ロッテは、酒井の初球にダブルスチールを敢行すると、これに焦ったか、的山がパスボール。的山がもたつく間に、スタートを切っていた二塁走者大塚は、一気に本塁に生還し、1点を先制。更に、本塁にベースカバーに来ていた高村が、グラブを叩きつけて悔しがっている隙をつき一塁走者の堀までが本塁に駆け込んで、2点目を追加! 高村は堀が突っ込んできた事など、まるで気付かず、ホームインしてから、この事に気付くと言う、あまりにも恥ずかしい大チョンボ! 結局、この2点が決勝点となった。ロッテは、完封リレーで、連勝を5と伸ばし、首位・ダイエーに1差と迫った。