球界トピックス

7月1日



7回、名手・川相、会心の一打! 何故、これ程の男をスタメンで使わない!?

東京ドーム:巨人6勝6敗
S  000001103  5
G  000100000  1
勝:ハッカミー6勝4敗
負:ドミンゴ6勝5敗
本:岡村孝子の旦那6、ペタジーニ21
 
茂雄ヘッポコ采配炸裂! 今度は清水がフル欠場!
この日も、名手・川相に加えて、ヤクルトの先発が左腕・ハッカミーと言う事で、またしても清水までが幽閉され、レフトにマルちゃんを置くと言う恐怖の地獄オーダー! しかし、救いは、頼りになる男・岡村孝子の旦那・石井が6番ファーストとしてスタメン出場していた事だった! 初回、巨人は、先頭の仁志がヒットで出ると、茂雄は、ソーサ元木に対して、エンドランをかけるも、これがファール。すると、一転して、犠打世界記録を狙う川相を嘲笑うかの様に送りバントを命じるも、下手ではないものの、川相と比べてしまうとバント技術が劣り、「実況パワフルプロ野球6」では「バント×」になっているソーサ元木は、これを失敗した挙げ句、結局、三振。その後、二死一、二塁としながらも、結局、無得点に終わると言う、早くも川相不在の弊害が出る嫌な立ち上がりとなった。川相不在の影響で、例によってイライラの収まらない巨人先発・ドミンゴは、2回、先頭の中井美穂の旦那・古田に左中間を破られ、無死二塁のピンチを迎えると、続くペタジーニの当たりは、ヘッポコレフト・マルちゃんへのフライ。マルちゃんは、危なげながらも、何とかこれを捕球すると、マルちゃんのヘッポコぶりを狙って、古田が二塁からタッチアップで三塁へ突入! レフトがマルちゃんである事を忘れていたニックンが、慌てて中継に入ったものの、マルちゃんは「ミスター・カワイならともかく、貴様ごとき若造に任せておけるか!」とばかりに、ニックンの遙か頭上を越えるノーカット返球。これが、何と三塁への好返球となり、古田はタッチアウト! 0−0の儘、迎えた4回裏、ここ一番で川相に匹敵する力を発揮する男・石井が、左中間スタンドに6号ソロを放り込み、ようやく、待望の1点を先取! しかし、その後もチャンスを掴みながらも点が取れず、また、ピンチの連続と言う川相不在による弊害の連発で疲れの見えてきたドミンゴに対して、ヤクルトは6回、二死から、飯田が内野安打で出塁。すかさず二盗を決めると、辻の一、二塁間を破る痛烈なゴロで、本塁へ突入。ここで、前日、死球を受けて右腕を痛めているマッスル千代の富士がストライク返球。タイミングは完全にアウトだったが、タッチを焦ったチュウが、これを落球し、飯田は同点のホームイン! 更に、ヤクルトは、続く7回、ペタジーニがライトスタンドの茂雄が微笑むセコムの看板に直撃する6月4日以来の21号ソロを放って、勝ち越しに成功! 1点を追う巨人は、その裏、先頭のニックンが三遊間を破ると、チュウが送って、一死二塁。ここで、茂雄は、ドミンゴに代えて、渋々ながらも、ついに、名手・川相を投入! 代打成功率55.6%、得点圏打率.353を誇る名手・川相は、期待に応え、ライト前に会心の一打! しかし、あまりにも会心過ぎたが為に、ニックンは三塁にストップとなったものの、これでハッカミーをKO。しかし、代わってマウンドに上がった広田の前に、仁志がセカンドへの併殺打に倒れて、絶好の同点のチャンスを逃した。茂雄は、会心の一打を放った男・川相に、土壇場9回、もう一度打順が回ってくる可能性など、微塵も考える事なく、さっさとベンチに下げてしまう大暴挙! もう決して川相に頼れないと言う絶望的状況に陥った事で、焦燥感ばかりが募る巨人は、8回もランナーを出しながら、無得点に終わると、9回には、佐藤、馬場の連続タイムリーで3点を失い、試合を決定づけられた。名手・川相を一打席で引っ込めた上、清水は使いもしないと言う茂雄のヘッポコ采配が炸裂した巨人の連勝は4でストップ。

甲子園:阪神5勝7敗
D  000000000  0
T  20000000×  2
勝:織田裕二5勝7敗
負:武田6勝4敗
S:リベラ1勝0敗11S
 
完封リレーで、5割復帰! 織田裕二、44日ぶりの白星!
初回、阪神は、四球とヒットで、一死一、三塁のチャンスを掴むと、ブロワーズがセンター前に弾き返す先制のタイムリー! 更に、二死一、二塁とした後、今度は、ジョンソンが右中間へタイムリー二塁打。両助っ人のタイムリーで2点を貰った先発の織田裕二は、いまひとつ制球が定まらず、4回、6回に満塁のピンチを迎えるなど、苦しい展開となったが、要所を抑えて、中日打線の反撃を断ち切ると、8回からは、田村−福原−リベラがパーフェクトリリーフを見せて、完封リレーを達成。織田裕二は、これで44日ぶりとなる5勝目。阪神は、再び5割に復帰した。中日は、8残塁の拙攻で、2回以降、好投を見せた武田を見殺しにした格好となった。

大阪ドーム:近鉄5勝7敗
L  300000000  3
Bu 02000015×  8
勝:バルデス3勝3敗8S
負:デニー0勝3敗3S
本:クラーク17、ローズ22、中村17
 
クリーンアップ、揃い踏み! 近鉄、5年ぶりの西武3タテ!
初回、西武は、いきなり、大友,田辺の連打でチャンスを作ると、続くエセネオエセ松井がレフト線へ先制のタイムリー二塁打。更に、金村弟が歩いて、無死満塁の場面で、高木大の2点タイムリーが飛び出して、この回、3点。3点を追う近鉄は、2回、ヒットのローズを一塁に置いて、クラークがレフトスタンドに17号2ランを放り込み、1点差と詰め寄った。その後、小池、オツの投げ合いが続いたが、6回裏、先頭の高須が倒れた所で、オツが故障を発生させ、途中降板。すると、7回裏、西武3番手のデニーから、ローズがライトスタンドへ23号同点アーチ! そして、続く8回には、ヒットと2つの死球で一死満塁とすると、代打・鈴木がライト前にタイムリーを放って、勝ち越しに成功! 更に、続く中村がレフトスタンドへとどめの17号グランドスラム! 9回は、大塚が2安打を浴びながらも、無得点に抑え、ゲームセット。クリーンアップ揃い踏みで逆転勝ちを収めた近鉄は、5年ぶりとなる対西武3連戦3連勝をマークした。

ナゴヤドーム:オリックス8勝7敗
F  000000101  2
BW 10500100×  7
勝:マーク2勝3敗1S
負:立石1勝1敗1S
S:鈴木2勝1敗3S
本:下痢ニール3
 
オリックス、連夜の打線爆発! 下痢ニール、2試合連続の3ラン!
オリックスは、初回、先頭のハイツ田口がヒットで出ると、続く大島がライト線にタイムリー二塁打を放ち、あっさり1点を先制。5回には、一死二、三塁から、鈴木一朗がライト前に弾き返すタイムリーを放つと、続く下痢ニールがライトスタンドへ2試合連続となる3号3ラン。更に、この後、1点を追加して5点を奪い、序盤で、早くも試合を決定付けた。6月10日以来の先発となったオリックス先発・マークは、ランナーを出しながらも、要所を抑える粘りの投球で、9回途中まで2失点の好投。最後は、水尾,鈴木のリリーフを仰いだものの、大量点に守られて、2勝目をあげた。前日に続いて、投手陣が火ダルマとなって敗れた日本ハムは、これで借金が9となった。

千葉マリン:ロッテ8勝3敗1分
H  0300000010  4
M  0001110101× 5
勝:ウォーレン1勝1敗14S
負:吉田0勝1敗1S
本:イワオ画伯9、初芝15
 
サブロー、サヨナラタイムリー! ロッテ、4連勝で1.5差!
5連敗中のダイエーは、2回、一死からニエベス、秋山の連打で一、三塁とすると、松中がセンターへ犠牲フライを打ち上げて、まず1点を先制。更に、湯上谷のヒットで、一、二塁とすると、井口、柴原に連続タイムリーが飛び出して、この回、3点。ダイエー先発・永井の前に3回までノーヒットに抑えられてきたロッテは、4回、イワオ画伯のタイムリー内野安打で1点を返すと、続く5回には、小坂のタイムリーで1点差。そして、6回には、またもイワオ画伯がレフトスタンドへ9号ソロを放って、同点。勢いに乗るロッテは、8回には、初芝がライトスタンドへ15号ソロを放り込んで、ついに勝ち越しに成功! こうなると、9回には、ウォーレンを投入しての逃げ切り体勢に入ったが、粘るダイエーは、二死二塁とすると、不振でスタメン落ちしていた主砲・小久保が代打で登場。ここで、小久保は、起死回生のレフトフェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、試合は延長に突入した。迎えた11回裏、ロッテは、二死二塁のチャンスを掴むと、サブローの当たりは、ファースト小久保のグローブを弾く強襲ヒット。ボールがこぼれる間に、二塁走者・諸積が一気に生還し、今季3度目のサヨナラ勝ちで4連勝。昨年6月以来の6連敗となったダイエーは、ついに、ロッテに1.5差とまで詰め寄られた。