球界トピックス

6月26日 C−G(広島):雨天中止


 清原、右足内側側副靱帯損傷! 前半戦絶望的!
25日の試合で、川相不在による不安感から、大量リードにも拘わらず、強引に本塁へ突入した際、右膝を痛めて退場した無冠の帝王・清原だが、これが、予想以上に重傷だった! この日、検査の為に緊急帰京し、都内の病院で診察を受けたところ、右足内側側副靱帯損傷で、3週間の安静が必要との事。全治まで6週間はかかる見込みで、前半戦はほぼ絶望的となった。正に、茂雄の川相幽閉策が及ぼした事故だが、これにより、マルちゃんないしは、岡村孝子の旦那・石井がスタメンで使える事にも繋がる。果たして、川相幽閉策は、清原潰しも兼ねた茂雄の恐るべき陰謀だったのか!? こと陰謀を張り巡らせる事にかけては、凄まじい知謀を発揮する茂雄だけに、そんな疑惑も拭えない状態だ。オールスターゲームには、監督推薦での出場は絶望的と言う事で、現在1位のジョンソンを猛追しているファン投票に期待を寄せていた清原だったが、これにより、14年目にして、初の欠場が確定的となった。
ナゴヤドーム:中日9勝5敗
YB 000000000  0
D  30000120×  6
勝:野口6勝4敗
負:矢野2勝4敗
 
レフト万永くん、大失敗! 野口、今季初完封!
中日は、初回、先頭の福留がヒットで出ると、李が送って二進。二死後、ゴメスが一、二塁間をしぶとく破る先制タイムリー。更に、立浪が歩いた後、山崎、ピンキー井上の連続タイムリーで、この回3点。その後、中日・野口、横浜・矢野の投げ合いで、3−0の儘、試合は終盤に突入。迎えた6回、権藤さんは、4回に左手首へ死球を食らった鈴木なおのりに代わって、リトル万永くんを代打で投入し、その裏、内野手の万永くんをその儘、レフトの守備につかせると言う暴挙。すると、早速、先頭の立浪が万永くんを狙い打ち。万永くんが慣れないクッションボールの処理を誤っているうちに、立浪は一気に三塁を陥れると、一死一、三塁としてから、中村がまたも万永くんを狙い打ち。これは無事に処理した万永くんだったが、犠牲フライとなって、貴重な1点を追加。更に、中日は、続く7回、一死から、2本の内野安打で一、二塁とすると、今度はゴメスが万永くんを狙い打ち! 打球の追い方を誤った万永くんがもたつく間に、一塁走者の関川まで長躯ホームインして、この回、2点を追加。大量6点をバックに貰った野口は、低めに球を揃える丁寧な投球で、5安打無四球で、今季初完封で6勝目を飾った。

神宮:ヤクルト6勝6敗
T  010010300  5
S  03300001×  7
勝:石井一6勝4敗
負:川尻3勝4敗
S:山本2勝3敗2S
本:ブロワーズ8、石井一1、塩谷1
 
石井一、2年ぶりの一発! 5失点も12Kで6勝目!
阪神は2回、11試合ぶりに4番に復帰したブロワーズがレフトスタンド上段へ8号ソロを放り込み、1点を先制。しかし、その裏、ヤクルトは、二死一、二塁とすると、何と投手の石井一が右中間スタンドへ2年ぶりの1号3ランを放って、逆転に成功。続く3回には、宮本、真中の連打で一、二塁とすると、中井美穂の旦那・古田の送りバントを処理した川尻が、矢野のファーストへ投げろと言う指示を無視して、誰もカバーに入っていない三塁へ送球。ボールがレフトへ転々とする間に、宮本が生還。更に、この後、一死満塁から、佐藤がレフト前に2点タイムリーを放ち、試合を決定づけた。阪神は、5回には、塩谷の1号ソロ、7回には、和田の3点タイムリー三塁打で石井一をKOし、1点差まで詰め寄ったものの、反撃もここまで。再び借金生活に逆戻りとなった。尚、阪神は、この日、新助っ人、カート・ミラー投手と契約金2000万円、年俸3000万円(いずれも推定)で、正式に契約を結んだ事を明らかにした。ミラーは、今季カブスで4試合に登板し、0勝0敗 18.00。3Aでは、8試合で1勝2敗1Sの成績。28日に来日の予定だが、就労ビザを取得していない為、来日直後は出場出来ない模様。

GS神戸:オリックス5勝7敗
M  000104100  6
BW 000000010  1
勝:後藤4勝3敗
負:加藤0勝2敗1S
本:ボーリック16
 
後藤、今季初完投勝利! ボーリック、不敗神話復活!?
0−0で迎えた4回表、ロッテは、一死から、平井、初芝の連打で一、三塁とすると、ボーリックがセンター犠牲フライを打ち上げて、1点を先制。6回に入って、仰木さんは、5回まで1点に抑えていた加藤から、金田にスイッチするも、これが大誤算。いきなりハイツ田口のエラー等もあって、無死満塁とされると、イワオ画伯、堀に連続タイムリーを浴び、なおも二死から、諸積にもタイムリーを浴びて、この回4失点。続く7回には、ボーリックに3試合連続となる16号ソロを浴びて、とどめをさされた。先発の後藤は、8回に1点を失い完封こそ逃したものの、今季初完投で4勝目をマークした。ロッテは、これで14年ぶりとなる6月を終わっての5割キープが確定した。

東京ドーム:日本ハム6勝9敗
Bu 020030000  5
F  101000031× 6

勝:芝草うちゅー2勝4敗
負:佐野0勝3敗1S
本:ローズ21、井出4
 
井出、サヨナラ4号! 日本ハム、ついに連敗ストップ!
近鉄・高村、日本ハム・ウィッテムの両先発が、立ち上がりから不安定な投球で序盤から点の取り合いとなったこの試合。2−2で迎えた5回、近鉄は、先頭の中村が四球を選ぶと、続くローズがバックスクリーン右へ21号2ランをぶち込んで、勝ち越すと、更に1点を追加。4回以降、立ち直った高村の前に追加点が奪えないでいた日本ハムだったが、8回、オバンドーのタイムリー等で2点を返し、なおも二死二塁のチャンスで、代打・偽ソーサを投入。近鉄は、偽ソーサを敬遠し、一塁を埋めるものの、これが誤算。制球の定まらない3番手・佐野が、本西を歩かせ満塁とすると、続く西浦にも押し出し四球を与えて、ついに試合は振り出しに戻った。一気に流れを引き寄せた日本ハムは、迎えた9回裏、先頭の井出がバックスクリーン右に飛び込む4号サヨナラホーマーを放ち、連敗をようやく6でストップさせた。

西武吹き抜けドーム:西武7勝8敗
H  000000000  0
L  20001040×  7
勝:石井6勝4敗
負:田之上2勝1敗
本:エセネオエセ松井6
 
ダイエー、19イニング無得点! 6月初の連敗!
西武は、初回、四球の小関を一塁に置き、エセネオエセ松井が右中間スタンドへ6号先制2ラン。ランナーを出しながらも、打線が繋がらず、点の取れないダイエーに対して、西武は、5回には、一死一、三塁から、またもエセネオエセ松井が、ライトに犠牲フライを打ち上げて1点を追加。更に、7回には、4つの四球と、ボーク、ダブルスチール等で、僅か1安打で4点を追加。ダイエーは、石井−潮崎のリレーの前に、5回を除く毎回安打を放ちながら、三塁すら踏めない効率の悪い攻撃で、2日連続の完封負け6月に入って、初めての連敗となった。一方、ダイエーを下回る6安打ながら、効率良く7点を奪って快勝した西武は、これで3位浮上となった。