球界トピックス
6月20日
東京ドーム:巨人8勝7敗
T 100000000 1
G 00310000× 4
勝:上原8勝3敗
負:川尻3勝3敗
S:槙原1勝1敗11S
本:新庄10
上原、ハーラートップタイの8勝目! 巨人、待望の5割復帰!
前夜のマルちゃんの2発には騙されず、スタメンから外した茂雄だが、腰痛の清水は、この日も出られず、レフトには後藤を起用。また、当サイトの予想通り、名手・川相は、またも幽閉される悪夢の様な展開で、清水が下がった分、より地獄度が増したオーダーとなった。先発・上原は、前日にチームが負けていないと燃えない(?)上に、昨日はスタメンにいた川相が自分の登板の時は外されていると言う事から茂雄に対して不信感を持った事でテンションが上がらず、初回、この日、3番に降格された新庄に、いきなり先制10号アーチを浴びる有様…。相変わらずの茂雄の嫌がらせに逆ギレした巨人ナインは、3回、2つの四球とヒットで一死満塁のチャンスを掴むと、ナベツネへの怒りが冷めやらぬ無冠の帝王・清原が左中間へ2点タイムリーを放って逆転に成功。更に、続くマッスル千代の富士のファーストゴロをジョンソンが握り損ねて、バックホーム出来ず、この間に、1点を追加。続く4回には、一死から、ヒットのチュウを上原が送って、二死二塁とすると、仁志がレフトフェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、リードを3点に広げた。巨人は、それ以降も、再三チャンスを作りながら、川相不在の影響で繋がりが悪く、あと一本が出ない拙攻を繰り返していたが、上原は、川相不在で莫大な精神力を消耗し、8安打を浴びながらも、茂雄に対する逆ギレパワーで、2回以降、追加点を与えない粘りの投球を展開。4−1の儘、迎えた9回、茂雄は、上原に代わって槙原を投入するも、槙原は、川相不在による不安感から、一死から連打を浴びて、一、二塁のピンチ。一発が出れば同点と言う場面で、ノムさんは、代打・大豊を投入。不吉な展開となったものの、槙原は、大豊を三振にきってとると、続く坪井をセカンドゴロに打ち取り、何とかこのピンチを切り抜け、3試合連続セーブ。上原は、佐々岡に並ぶリーグトップタイの8勝目をマークした。茂雄のヘッポコ采配は、巨人ナインの逆ギレパワーを引き出す為の演技…などと言う事は、絶対にありえないが、何はともあれ、これで、巨人は、ようやく借金を完済。一方、敗れた阪神は貯金が消滅し、両チームが5割で並んだ。
盛岡:広島8勝5敗
D 000020000 2
C 00000500× 5
勝:ペルドモ1勝0敗
負:野口5勝4敗
S:沢崎1勝1敗6S
広島、5連打で逆転勝ち! ペルドモ、2年ぶり白星!
前日とは打って変わって好守を連発するバックに支えられて、4回までノーヒットピッチングを続けてきた広島先発のミンチー姉さんに対して、中日は、5回、二死二塁から、ピンキー井上、中村のタイムリーで2点を先制。2点を追う広島は、6回、ここまで2安打に抑えられてきた中日先発・野口をとらえ、一死から、キムタク、野村の連打でチャンスを作ると、江藤、町田の連続タイムリーで同点。更に、ディアスもレフト前にタイムリーを放って、5連打で逆転に成功。更に、この後、西山の犠牲フライと、ワイルドピッチで2点を追加。最後は、沢崎がきっちり締めて6セーブ目。3番手として、7回から2イニングを抑えたペルドモに2年ぶりの白星がついた。敗れた中日の連勝は4でストップした。
函館:ヤクルト8勝6敗
YB 020104000 7
S 000000004 4
勝:ハマの番長1勝6敗
負:山部2勝1敗
S:ササキ様1勝1敗16S
本:ローズ18、スミス12
ハマの番長、ようやく今季初勝利!
横浜は、先頭のローズが二塁打で出ると、一死三塁としてから、ポゾがライト前にタイムリーを放ち1点を先制。更に、2つの四球で満塁とすると、石井タクローもタイムリーを放って、この回2点。4回にも、波留のタイムリーで1点を加えると、6回には、3連打で一死満塁と言う場面で、ローズが泳ぎながらもライトスタンドへ運ぶ18号グランドスラムを放ち、試合を決定づけた。開幕投手ながら未だに勝ち星のない横浜先発のハマの番長・三浦は、8回まで3安打に抑える完封ペースの好投を見せていたが、迎えた9回、先頭の稲葉に二塁打を浴びると、続くスミスには12号2ランを浴びて、完封が消滅。更に、この後、3連打で1点を失った所で、無念のKOとなった。代わってマウンドに上がったササキ様は、簡単に二死を取った後、ファースト畠山のエラーで1点を失うと、真中を歩かせて、二死満塁と一発が出ればサヨナラと言うピンチを迎えたものの、この回、2打席目となった稲葉を三振にきってとり、何とか、この場を凌ぎ、三浦に今季初勝利を献上した。
福岡ドーム:ダイエー8勝5敗
L 012020010 6
H 000200001 3
勝:石井5勝4敗
負:星野5勝3敗
本:松中8、ブロッサー3
小久保、大ブレーキ! ダイエー、連勝ストップ!
ダイエーは、初回、いきなり無死満塁のチャンスを掴んだ所で、まず小久保が、カウント2−3から見送れば押し出しと言う高めのボール球を空振り三振。続くJ.マッケンジーがピッチャーライナーのゲッツーに倒れて、絶好のチャンスを逃した。ここを切り抜けた西武は、直後の2回、垣内のタイムリー二塁打で先制すると、続く3回には無死二、三塁からエセネオエセ松井の犠牲フライなどで2点を追加。ダイエーは、4回、松中の8号2ランで1点差と詰め寄ったものの、直後の5回、金村弟に2点タイムリーを浴びて、再び3点差。その裏、一死一、二塁のチャンスも、吉永、小久保が連続三振に倒れると、7回には、二死満塁の場面で、またも小久保が凡退。拙攻にあえぐダイエーを後目に、西武は8回、ブロッサーの3号ソロでダメ押し。粘るダイエーは、土壇場9回、二死から3連打で1点を返し、一発が出れば同点と言う場面を作ったが、ここでまたしても回ってきた小久保がライトフライに倒れ、連勝は6でストップ。主砲・小久保が再三のチャンスでブレーキとなったダイエーは、球団新の貯金15とはならなかった。
札幌:オリックス5勝7敗1分
Bu 2000004010 7 日没コールド
BW 0210102010 7
本:ペレス2、プリアム12、藤井7、ローズ19、クラーク12、鈴木一朗11
鈴木一朗、土壇場で同点アーチ! 2年ぶりの日没コールド!
近鉄は、初回、二死一、二塁から、クラーク、礒部の連続タイムリーで2点を先制。2点を追うオリックスは、2回、ペレスの2号ソロ、大島のタイムリーで同点に追い付くと、続く3回には、プリアムの12号ソロで勝ち越し。更に、5回には、藤井の7号ソロで1点を追加。2回以降、オリックス2番手・小倉の前に1安打と沈黙していた近鉄だったが、7回、二死二、三塁と攻め立てて、小倉をKO。代わってマウンドに上がった水尾に対して、ローズがバックスクリーンへ19号3ランを放り込み、一気に逆転! 更に、続くクラークも12号ソロを放ち、この回、4点。しかし、粘るオリックスは、その裏、ワイルドピッチで1点差と詰め寄ると、プリアムがタイムリーを放ち、再び同点に。迎えた9回表、近鉄は、ヒットと2つの四球で満塁とすると、代打・鈴木がセンターへ犠牲フライを打ち上げ、勝ち越し。これで決まったかと思われたが、その裏、先頭の鈴木一朗がバックスクリーンへ11号同点アーチ。試合は延長に突入したが、10回の表裏を終わった所で、日没コールドにより、引き分けとなった。
千葉マリン:ロッテ5勝6敗
F 200010001 4
M 30210011× 8
勝:武藤4勝2敗
負:ウィッテム6勝5敗
本:ボーリック14
まだまだ続くボーリック不敗神話! ロッテ、今季最多の貯金4!
日本ハムは、初回、偽ソーサの犠牲フライ、オバンドーのタイムリーで2点を先制。しかし、その裏、ロッテは、一死二、三塁から、初芝が左中間フェンス直撃のタイムリー二塁打を放って、あっと言う間に同点とすると、二死一、三塁とした後、小笠原のエラーで勝ち越しに成功。更に、3回には、先頭のボーリックが左中間スタンドへ14号ソロ。ボーリック不敗神話で勢いに乗るロッテは、更に、清水の犠牲フライで1点を追加すると、続く4回には、またもボーリックがタイムリー二塁打を放ち、1点を追加。日本ハムは、再三チャンスを掴みながらも、あと一歩攻めきれず、点差を詰める事が出来なかった。先発全員の16安打で、今季5度目の3連勝をマークしたロッテは、貯金を今季最多の4と伸ばした。