球界トピックス

6月19日 M−F(千葉マリン):雨天中止


東京ドーム:巨人7勝7敗
T  000000021  3
G  02030000×  5
勝:斎藤雅2勝1敗
負:メイ5勝5敗
S:槙原1勝1敗10S
本:マルちゃん1,2、無冠の帝王10、マッスル千代の富士19、大豊6、桧山3
 
川相スタメン効果覿面! 斎藤雅、好投! マルちゃん、2打席連発!
ついに改心したのか、茂雄は、2番ショートに名手・川相を入れる黄金オーダーを展開! 更に、腰痛で大事を取った清水に代わって、何と、6年前、3Aで外野をやった事があると言う程度のマルちゃんを6番レフトで起用! 先発の斎藤雅は、初回、先頭の和田にいきなり左中間を破られるピンチを迎えたものの、バックに川相がいると言う絶大な安心感から、あっさりと後続を断ち切った。川相効果で実に明るいムードの巨人は、2回裏、一死一塁とすると、前日、ナベツネから「ありゃ、最初からダメだ。期待するのは無理」などと言い放たれたばかりのマルちゃんが、レフトスタンド中段へ移籍初ヒットとなる1号2ランをぶち込んで、先制! 更に、4回には、ナベツネから「困ったもんだ」などと言い放たれたばかりの無冠の帝王・清原が、レフトスタンドへ23打席ぶりのヒットとなる10号ソロ。更に、この後、マッスル千代の富士の19号ソロ、マルちゃんの看板直撃となる2打席連続の2号ソロと、球団史上5年ぶり5度目と言う3者連続ホームランで、この回、3点を追加! 斎藤雅は、レフトのマルちゃんの所に打たせてはいけない、と神経を使いながらも、川相がバックにいる事で、伸び伸びとした投球を展開。川相も斎藤雅の期待に応え、マルちゃんに1度として守備機会を与えない堅実無比なプレーを連発! 病み上がりと言う事で、流石に疲れの見えた斎藤雅は、8回、代打・大豊に6号2ランを浴びた所で、降板となったものの、代わってマウンドに上がったノリダー柏田も、川相がバックにいると言う絶大な安心感から、代打・八木、新庄をきっちり打ち取って、阪神の反撃ムードを断ち切った。しかし、その裏、茂雄は、名手・川相に代わって、腰痛の清水を代打に送ると言う最後の最後に来て、いいムードに水を差す悪質な嫌がらせを展開。これを見たノムさんは、当然のごとく、伊藤から田村にスイッチすると、今度は、清水に対して、代打の代打・ニックンを送ると言う、嫌がらせ2HITコンボ! 更に、この流れで必然的に今夜の松井さんに田村がぶつけられる結果となり、嫌がらせ3HITコンボの完成! こんな事に発揮する知謀があるなら、もっと有効に使って欲しいものである。結局、ニックン、松井さんと田村の前に沈黙すると言う最悪の結果で、茂雄の嫌がらせ采配は、見事に的中した。更に、9回には、頭から槙原投入と思いきや、ノリダー柏田を一度マウンドに上げてから、ワンテンポ置いた上で投入すると言うノリダー柏田、槙原へのダブル嫌がらせ! いきなり嫌がらせを受けた上に、川相がベンチに下げられてしまった事で不安感一杯の槙原は、いきなり先頭の桧山にライトスタンドへ3号ソロを浴び、2点差! しかし、この後、槙原は、相次ぐ茂雄の嫌がらせに対して(掛布氏は「ホームランを打たれた怒り」と心にもない発言で茂雄を無理矢理フォローしていたが)怒りの逆ギレピッチングを展開! 後続3人をピシャリと抑え、10セーブ目をマークした。これで、巨人は、借金完済にリーチをかけたが、名手・川相が、堅実な守備とメンタル面で素晴らしい効果をもたらした事よりも、3タコだった事しか頭にないと思われる茂雄は、「やはり、川相はダメですね。えへへへ〜」と、次の試合では、再び、ニックンをスタメンに戻す可能性が高く、5割復帰には、黄信号が灯っている状態だ。

秋田:広島7勝5敗
D  010306000 10
C  000000200  2
勝:武田5勝3敗
負:小林幹2勝4敗7S
本:立浪2、野村3
 
初先発、小林幹4回KO! 今中、1回無失点で復活の兆し!
広島先発は、何と、プロ入り初先発となる小林幹。これに対して、中日は、2回、一死から、立浪がライトスタンドへ2号ソロを放って先制すると、4回には、ヒットと2つの四球で二死満塁とすると、ピンキー井上がライト線へ走者一掃のタイムリー二塁打を放って、3点を追加。小林幹は、この回で無念の降板となった。更に、6回には、広島の3失策に乗じて、5安打を集中し、大量6点を追加! 大量点を貰った中日先発・武田は、毎回の様に走者を出しながらも、求道者・前田の右膝に死球を当てて途中退場させると言った星野監督直伝の殺人野球を駆使するなど、8回まで、野村の3号2ランによる2点のみに抑える粘りの投球を展開。9回からは、今季初登板となる今中が、無失点に抑える内容で締めくくり、復調の兆しを見せた。これで、中日は、連勝を4と伸ばした。

函館:ヤクルト8勝5敗
YB 001000000  1
S  00100210×  4
勝:石井一5勝4敗
負:横山1勝1敗
S:高津1勝0敗11S
 石井、6回12Kの力投! ローズ、1000本安打も実らず! 
横浜は、3回、四球の谷繁を二塁に置いて、波留のタイムリー三塁打で1点を先制。1点を追うヤクルトは、その裏、二死二塁から、宮本がレフト前にタイムリーを放ち、試合を振り出しに戻した。ヤクルト先発・石井一は、6回まで毎回の12三振を奪い、横浜に追加点を与えない力投を見せると、6回裏、味方打線も、ようやくこれに応えた。代わったばかりの横浜2番手・横山を攻め、宮本のヒット、中井美穂の旦那・古田の二塁打で、一死二、三塁のチャンスを掴むと、ここで、ペタジーニがライト線へ2点タイムリーを放って、勝ち越しに成功。更に、続く7回には、二死二塁から、宮本がタイムリー二塁打を放ち、ダメ押し。7回以降は、リリーフ陣が踏ん張って、連敗を3でストップさせた。尚、この試合、2回表に、ライト前ヒットを放ったローズが史上195人目となる1000本安打を達成。828試合での到達は、茂雄を上回る史上5位のスピード記録。

福岡ドーム:ダイエー8勝4敗
L  110000000  2
H  12100000×  4
勝:永井4勝2敗
負:オツ7勝5敗
S:ペドラザ13S
本:柴原1
 
浜名、決勝二塁打! ダイエー、球団史上最多タイの貯金14!
西武は、初回、一死満塁のチャンスを作ると、ここで、ダイエー先発・永井が、ワイルドピッチを犯して、労せずして1点を先制。1点を追うダイエーは、その裏、すかさず、柴原がレフトポール際へ1号ソロを放って、同点。直後の2回、西武は、一死から、伊東が四球を選んだ後、大友のヒットで一、三塁とすると、エセネオエセ松井がレフトへきっちり犠牲フライを打ち上げて、再び1点をリード。しかし、その裏、ダイエーは、四球とヒットで、一死二、三塁とした後、浜名が右中間へ走者一掃の2点タイムリー二塁打を放って、逆転に成功。更に、3回には、一、三塁から、J.マッケンジーのサードゴロでゲッツーと思いきや、一塁走者・小久保が内匠なスライディングで、これを阻止。この間に、三塁走者・柳田が返って、1点を追加。永井は、5回まで4安打6四球と言う苦しい内容ながらも、2失点に留めると、6回からは篠原、8回からは藤井がノーヒットリリーフを展開。9回には4連投となる守護神・ペドラザが3人で締めくくり、13セーブ目。ダイエーは、これで6連勝となり、球団史上最多タイとなる貯金14に到達した。

札幌:オリックス5勝7敗
Bu 000000000  0
BW 30030120×  9
勝:金田7勝4敗
負:岡本5勝4敗
本:鈴木一朗10、プリアム11、藤井6
 
金田、ハーラートップタイの7勝目! オリックス、連敗ストップ!
3連敗中の近鉄と4連敗中のオリックスと言う対戦になったこのカード。先制したのは、オリックス。初回、二死から、鈴木一朗がライトスタンドへ10号ソロを放って先制すると、更に、藤井が歩いた後、プリアムに11号2ランが飛び出して、この回、3点。4回には、小川のタイムリー、鈴木一朗の犠牲フライ、藤井のタイムリー二塁打で、3点を追加し、近鉄先発・岡本をKO。更に、6回には、藤井の6号ソロ、7回には三輪、大島のタイムリーで2点を追加。投げては、先発の金田が、大量点をバックに好投。フォークが冴え、近鉄につけいる隙を与えない投球を展開。160球を越えた為、9回は、高橋功にマウンドを譲ったものの、8回まで4安打無失点でリーグトップタイの7勝目をマーク。チームの連敗を4でストップさせた。一方、攻守に渡って精彩を欠いた近鉄は、4連敗となった。

 
マック鈴木、メッツ移籍決定!
シアトル・マリナーズの40人枠から外され戦力外通告を受けていたマック鈴木だが、この日、ニューヨーク・メッツにトレードされる事が決定した。マ軍は傘下のマイナーでの保有を考えていたが、メ軍側がウェーバーでの獲得を考えていた事から、トレード話が進展。結果、マ軍側が鈴木に加えて、後日、指定されるもう一人の選手を、メ軍側がアレン・ワトソン投手+金銭を出しての交換トレードと言う事で合意に達した。