球界トピックス
6月6日
横浜:横浜5勝5敗
G 020000300 5
YB 200000000 2
勝:上原6勝3敗
負:福盛6勝3敗
本:チュウ1、今夜の松井さん16
松井さん、決勝3ラン! 上原、四たび連敗ストップ!
この日も、川相幽閉策の為に、ケガ人のソーサ元木、ニックンが強制出場させられる地獄オーダーの巨人の先発は、またも連敗ストッパーを託されてしまったルーキー上原。自称・雑草男ながらも、川相不在による不安感から立ち直るまでには、ある程度、時間を要する上原に対して、立ち直る前に叩こうと目論む横浜は、初回、二死一、三塁と攻め立てると、ハマの大馬人・駒田があわやホームランと言うセンターフェンス直撃のタイムリー二塁打を放って、2点を先制。直後の2回、巨人は、二死から四球のニックンを一塁に置いて、チュウが今季1号の2ランをレフトスタンドへ運んで同点。5回には、川相不在では追加点もなかなか期待出来ないとあって憤慨している上原が、怒りのヒットを放って自ら出塁すると、茂雄は、犠打世界記録を狙う川相を嘲笑うかの様に仁志にバントを命じて、一死二塁。続く清水、今夜の松井さんが歩いて、満塁のチャンスを掴んだものの、無冠の帝王・清原が大方の予想を裏切らない本領発揮のバッティングで、サードへの併殺打を放ち、無得点に終わった7回には、川相不在では追加点もなかなか期待出来ないとあって憤慨している上原が、またも怒りのヒットを放って自ら出塁すると、一死後、清水が歩いて、一死一、二塁。5回の再現を見る様な展開だったが、5回の清原の結果に「(清原に繋いでもゲッツーで潰されるだけなので)自分で決めるしかない!」と悟った松井さんは、詰まりながらも風に乗せてライトスタンドへ運ぶ2試合連続の16号3ラン! 更に、一死一塁として、ソーサ元木の打席を迎えると、どうしても川相を出したくない茂雄は、ここで今季ノーヒットの川中を投入する執拗な嫌がらせ。結局、川中は凡退し、追加点はならず。この外道采配にキレかけた上原は、その裏、制球を乱して、石井タクローを歩かせ、ピンチを作ったものの、何とか切り抜け、落ち着きを取り戻すと、8,9回も、きっちり抑えて、完投で6勝目。四たび連敗をストップさせた。川相不在で敗色濃厚のチームを主砲の一発とルーキーの力投が救った。
神宮:ヤクルト5勝6敗
T 000100001 2
S 00000121× 4
勝:ハッカミー5勝3敗
負:川尻3勝2敗
S:高津1勝0敗9S
本:新庄7,8、青柳2
代打・青柳、値千金の勝ち越し弾! 阪神3位転落!
阪神は、4回、先頭の新庄がレフトスタンドへ7号ソロを放って、1点を先制。投げては、前回の登板で肩に違和感を訴え、登録抹消となっていた先発の川尻がランナーを出しながらも、粘りのピッチングで5回を無失点に抑えてきたが、6回、二死二塁とされると、中井美穂の旦那・古田にレフト前へタイムリーを浴びて同点。ヤクルトは、続く7回、先頭の佐藤が二塁打で出ると、副島のセカンドゴロの間に三進。ノムさんは、ここで川尻を諦め、福原を投入。福原は、稲葉を打ち取って、二死としたものの、代打・青柳にレフトスタンド上段へ勝ち越しの2号2ランを浴びて轟沈。更に、8回、ペタジーニのタイムリーでダメを押したヤクルトに対して、阪神は、9回、新庄のこの日2本目となる8号ソロで1点を返すのが精一杯。連敗を喫した阪神は、これで、ついに3位転落となった。
浜松:中日4勝7敗
C 010410002 8
D 021130000 7
勝:小林幹2勝2敗7S
負:ぷよぷよSUN0勝1敗11S
S:沢崎1勝1敗3S
本:新井1、キュラソ星人10、ゴメス11
ぷよぷよSUN攻略で逆転勝利! 広島2位浮上!
2回、ディアスのタイムリーで先制された中日は、その裏、3本のヒットで二死満塁とすると、ピッチャーの野口がレフト前に弾き返す逆転タイムリー! 続く3回にも山崎のタイムリーで1点を追加。2点を追う広島は、4回、四球のキュラソ星人を一塁に置いて、野村が右中間フェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち1点差とすると、更に、ディアスのヒットで一、三塁とした後、ルーキーの新井がプロ初ホーマーとなる1号3ランを左中間スタンドへ運んで一気に逆転。その後、1点ずつ取り合って迎えた5回裏、中日は、先頭のゴメスが左中間スタンドへ11号ソロ。更に、二死一、二塁とした所で、代打・渡辺がライト前へ同点タイムリー。続く李ボンジョムが歩いて満塁とすると、立浪がレフト前へタイムリーを放って勝ち越し! 6回以降、人斬り抜刀斎−岩瀬−霊感投手・落合と繋いで広島の反撃をかわしてきた中日は、9回から守護神・ぷよぷよSUNを投入。いきなり、二者連続三振を奪う快調なピッチングを見せるぷよぷよSUNに対し、粘る広島は、代打・浅井が四球を選ぶと、続く緒方が、ライトフェンス直撃の同点タイムリー三塁打! 更に、キムタクがゴメスのグローブを弾くサードへのタイムリー内野安打を放って逆転に成功すると、その裏は、沢崎が三人で締めくくり、逃げ切った。これで広島は、阪神と入れ替わりで2位に浮上した。ぷよぷよSUNは、一昨年8月6日以来の黒星となった。
東京ドーム:日本ハム6勝6敗
BW 001230000 6
F 200000100 3
勝:小倉1勝0敗1S
負:生駒2勝4敗
S:加藤1S
本:片岡10,11
鈴木一朗、通算100度目の猛打賞! 金田完投で5勝目!
初回、日本ハムは、四球の小笠原を一塁に置いて、片岡がレフトスタンドへ10号2ランを放って先制。2点を追うオリックスは3回、ヒットの大島を一塁に置いて、松元がタイムリー二塁打を放って、1点差とすると、続く4回には、一死一、三塁から、三輪がセンターへ犠牲フライを打ち上げて同点。更に、続く大島が右中間へタイムリー二塁打を放って勝ち越し。勢いに乗るオリックスは、5回には、一死二、三塁から、ペレスがセンターへ犠牲フライを打ち上げると、続くハイツ田口がセンター前へタイムリー。そのハイツ田口が、すかさず二盗を決めると、今度は、谷がセンター前タイムリーを放って、この回、一気に3点を追加。投げては、2回途中からの早めの継投が見事にハマり、ランナーを出しながらも、日本ハムの反撃を片岡のこの日2本目の11号ソロによる1点だけに留めて、逃げ切りに成功。6回途中からマウンドに上がった加藤は、10年ぶりのセーブをマークした。
西武吹き抜けドーム:西武5勝7敗
M 000100100 2
L 10200001× 4
勝:霊感投手・松坂6勝2敗
負:川井0勝1敗
S:西崎11S
本:エセネオエセ松井5、初芝11、イワオ画伯8
霊感投手・松坂、御前試合で好投の6勝目!
この日は、霊感投手・松坂の先発と言う事で大入り袋が出る5万人の大観衆を集めた西武吹き抜けドームには、堤オーナーも観戦に現れる御前試合となった。松坂は、1回から2回にかけて、5者連続三振を奪うなど、快調な立ち上がり。一方、ロッテの先発は、初先発となるルーキー川井。この川井に対して、西武は、初回、四球の大友を二塁に置いて、来日早々、松坂にブラックジョークをかました男・ジンターがレフト線へタイムリーを放って、先制。3回には、またも四球で出た大友を二塁に置いて、エセネオエセ松井が5号2ランを放ち、2点を追加。3点を追うロッテは、4回、初芝が松坂に対して2戦連続3本目となる11号ソロを叩き込むと、7回には、イワオ画伯が松坂に対して2戦連続となる8号ソロを放って1点差。なおも、2つの四球等で、二死一、三塁とすると、代打・フクーラの当たりは、一、二塁間を破るかに見えたが、セカンド黒田がこれを好捕。フクーラ執念のヘッドスライディングも及ばず、結局、この回、1点止まり。西武は、8回一死を取ったところで、松坂から橋本−デニーと繋ぐと、その裏、一死満塁から、金村弟の併殺崩れの間に貴重な1点を追加。最後は、西崎がきっちり締めて、リーグトップタイの11セーブ目。松坂は、これで6勝目となった。
大阪ドーム:近鉄4勝7敗1分
H 001200011 5
Bu 010000000 1
勝:星野4勝2敗
負:高村2勝4敗
ダイエー、4連続逆転勝利! 星野、完投で4勝目!
近鉄は2回、先頭のローズが二塁打で出ると、二死三塁とした所で、吉岡がショートへのタイムリー内野安打を放ち、1点を先制。これに対して、ダイエーは直後の3回、先頭の林が二塁打で出ると、柴原が送って三進。ここで柳田がセンター前にタイムリーを放って同点。更に、続く4回には、二死から、秋山、浜名の連打の後、林が歩いて、満塁とすると、柴原が一、二塁間をしぶとく破る2点タイムリーで勝ち越し。2点を追う近鉄は、2つの四死球とヒットで一死満塁と絶好のチャンスを掴んだものの、ここで的山が痛恨のショートゴロ併殺打。このピンチを切り抜けたダイエー先発・星野は、5回以降は、一人のランナーも出さない完璧なピッチングを展開。8,9回にも、1点ずつ追加したダイエーは、いずれも逆転で4連勝をマーク。星野は4安打完投で4勝目をあげた。