球界トピックス

6月5日


横浜:横浜5勝4敗
G  112000011  6
YB 20105030× 11
勝:横山1勝0敗
負:斎藤雅1勝1敗
S:島田0勝1敗1S
本:今夜の松井さん15
 
名手・川相、フル欠場で3連敗! 
この日も、川相幽閉策の為に、ケガ人のソーサ元木、ニックンが強制出場させられる地獄オーダーの巨人は、初回、一死二、三塁から、無冠の帝王・清原がレフトへ犠牲フライを打ち上げて1点を先制。巨人先発は、この日、1ヶ月ぶりに一軍に上がってきた斎藤雅。病み上がりの上に、川相不在と言う悪条件が重なり、不安感で一杯の斎藤雅に対して、横浜は、その裏、いきなり、石井タクロー、波留が連打を浴びせると、ローズの2点タイムリーで、あっと言う間に逆転。巨人は、2回、一死満塁から、仁志の内野ゴロの間に同点に追い付くと、続く3回には、今夜の松井さんがライトスタンド中段へ飛び込む15号ソロを放って勝ち越し! 更に、満塁のチャンスを掴むと、チュウがライトへ犠牲フライを打ち上げて、1点を追加。しかし、依然として、不安感で一杯の斎藤雅は、その裏、先頭の石井タクローを四球で出すと、すかさず二盗。何とか二死を取ったものの、またもローズにライトフェンス直撃のタイムリー二塁打を浴びて、1点差。たたみかける横浜は、5回、投手の横山がプロ初ヒットとなる二塁打で出ると、石井タクローがタイムリー二塁打を放ち同点。更に、波留、鈴木なおのりの連続ヒットで逆転した所で、斎藤雅をKO。代わってマウンドに上がった2番手・西山も、川相不在の不安感から、いきなりローズに右中間フェンス直撃のタイムリー二塁打、ハマの大馬人・駒田にもセカンドの頭を越えるタイムリーを浴びると、更に、メカゴジラのショートゴロ併殺打の間にも1点を追加され、この回、悪夢の5失点。7回には、3番手・ゲンちゃんが川相不在の不安感で、二死からヒットと2つの四球で満塁のピンチを作ると、4番手・岡田も川相不在の影響から不安感一杯で谷繁に右中間へ走者一掃のタイムリー二塁打を浴びる始末…。川相不在の影響で粘りのある攻撃の出来ない巨人は、8,9回と内野ゴロの間に1点ずつ返すのが精一杯。結局、またしても名手・川相はフル欠場で、巨人は今季4度目の3連敗。一方、横浜は4連勝をマークした。

神宮:ヤクルト4勝6敗
T  000100000  1
S  00100310×  5
勝:石井一4勝3敗
負:織田裕二4勝5敗
本:大豊5、中井美穂の旦那7
 
織田裕二、無念の死球KO! 中井美穂の旦那、決勝3ラン!   
ヤクルト石井一、阪神織田裕二と今季3度目のエース対決となったこの試合、先制したのはヤクルト。3回一死から、岩村が三塁打を放つと、続く宮本がすかさずスクイズを決めて、1点を先取。すると直後の4回、阪神は、大豊に2試合連続となる5号ソロが飛び出して、あっさり同点。更に、6回には、一死二、三塁のチャンスを迎えた所で、打席には、投手の織田裕二。ここで織田裕二は、軸足の右足土踏まずに死球を食らい、満塁としたものの、坪井、和田と凡退し、結局、無得点。織田裕二は、死球による影響で、その裏、先頭の宮本に右中間を破られ、無死二塁とされると、続く真中の打席でワイルドピッチを犯し、ここで無念の降板。代わってマウンドに上がった田村に対して、真中が死球を選ぶと、続く中井美穂の旦那・古田がレフトスタンドへ7号3ランをぶち込んで、試合を決めた。7回にも、真中のタイムリーで1点を追加したヤクルトは、8回から、山本−広田と繋いで、阪神の反撃を断ち切った。阪神は9安打7四死球と毎回ランナーを出しながら、14残塁の拙攻が響いた。

ナゴヤドーム:中日4勝6敗
C  200010620 11
D  000100000  1

勝:横山3勝2敗
負:武田3勝3敗
本:求道者・前田6、緒方13,14
 
広島、11安打13点の猛攻! 横山、2安打完投勝利!   
広島は、初回、一死から、キムタクがヒットで出ると、続く求道者・前田がライトスタンドへ6号2ランを放ち、2点を先制。これに対して、広島先発・横山の前に3回までパーフェクトに抑えられていた中日は、4回、先頭の福留が四球を選ぶと、続く李ボンジョムのセカンドゴロをキムタクが弾いて、無死一、二塁。関川が送って、二、三塁とした後、ゴメスがセンターへ犠牲フライを打ち上げて、ノーヒットで1点を返した。1点差に迫られた広島は、直後の5回、緒方がレフトスタンドへ13号ソロを放ち、1点を追加。更に、7回には、この回から代わった古池に対して、キムタクの3点タイムリー三塁打等、5安打を浴びせて、一挙6点を奪い、試合を決定づけた。投げては、横山が、変化球をうまく使い、打たせて取る投球で中日打線を翻弄。散発2安打とつけいる隙を与えず、完投で3勝目をマークした。

東京ドーム:日本ハム6勝5敗
BW 101303030 11
F  001002000  3
勝:金田5勝4敗
負:山原2勝3敗
本:プリアム9
 
鈴木一朗、通算100度目の猛打賞! 金田完投で5勝目!
初回、オリックスは、四球の小川を大島が送ると、鈴木一朗がレフト前に先制タイムリー。3回には、二死満塁から、松元がタイムリーを放って1点を追加。その裏、小笠原のタイムリーで1点を返されるも、直後の4回、2つの四球で二死一、二塁とすると、プリアムがレフトスタンドへ9号3ラン! 更に、6回には、鈴木一朗の通算100度目の猛打賞となる二塁打等で、満塁とすると、ペレスが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、試合を決定付けた。日本ハムは、その裏、西浦、金子のタイムリーで2点を返したものの、反撃もそこまで。オリックスは8回にも3点を追加すると、投げては、大量点に守られた先発・金田が最後まで投げ抜いて5勝目。敗れた日本ハムは3位転落となった。

西武吹き抜けドーム:西武4勝7敗
M  104010022 10
L  120000000  3
勝:武藤3勝1敗
負:星野1勝3敗
本:ボーリック11
 先発全員16安打で快勝! ロッテ、再び2位浮上!
初回、押し出し四球で1点を先制された西武は、一死三塁から、堀の野選で同点に追い付くと、続く2回には、伊東のタイムリーで勝ち越し、更に、エセネオエセ松井の犠牲フライで1点を追加。2点を追うロッテは、直後の3回、ヒットと四球で二死、一、二塁とすると、佐藤がライト線へ同点タイムリー三塁打を放って、西武先発・星野をKO。更に、代わった潮崎に対して、清水のタイムリー二塁打で勝ち越すと、酒井にもタイムリーが飛び出して、この回、一挙4点。5回に、諸積のタイムリーで中押しすると、8回には、ボーリックの11号2ラン、9回には、小坂、フクーラのタイムリーでダメ押し。今季2度目となる先発全員の16安打の猛攻で、快勝を収めたロッテは、再び2位に浮上した。 

大阪ドーム:近鉄4勝6敗1分
H  000360001 10
Bu 205000000  7
勝:田之上1勝0敗
負:佐野0勝2敗
S:ペドラザ6S
本:ローズ15、林2、J.マッケンジー7
 
マッケンジー、7打点! ダイエー、7点差跳ね返し3連勝!
近鉄は、初回、ローズの15号2ランで先制すると、3回には、4安打を浴びせて、一挙5点。序盤で7点ビハインドを背負い、3回までマットソンの前にパーフェクトに抑えられていたダイエーだったが、4回、先頭の柴原が二塁打で出ると、続く柳田のバントでベースカバーに入ろうとした際、マットソンが左太腿裏を痛めるアクシデント。治療後、続投したマットソンだったが、一死満塁とした後、J.マッケンジーに右中間を破る走者一掃のタイムリー二塁打を浴びた所で、降板となった。続く5回には、先頭の林が2号ソロ。更に、連続四球で、無死一、二塁。ここで近鉄は3番手に佐野を送ったものの、柳田の犠牲バントを吉岡が三塁へ痛恨の悪送球を犯して、2点差。更に、一死満塁とした後、またもJ.マッケンジーが7号逆転満塁ホームラン! 投げては、4回からマウンドに上がった2番手・田之上が8回途中まで無失点の好投を見せて、2年ぶりの白星。ダイエーは、1つの引き分けを挟んで3連勝となった。