球界トピックス

6月3日


ナゴヤドーム:中日5勝3敗
G  000000000  0
D  03100102×  7
勝:サムソン4勝3敗
負:ヒゲ入来1勝3敗
S:人斬り抜刀斎2勝2敗1S
 
地獄オーダーで完封負け! どこまで続く川相幽閉策! 
この日も、川相幽閉策の為に、ケガ人のソーサ元木、ニックンが強制出場させられる地獄オーダーの巨人は、試合開始前から敗色濃厚ムード。5月11日以来の先発となったヒゲ入来は、川相不在による不安感で一杯。これに対して、中日は、2回、立浪のヒット、山崎の二塁打で無死二、三塁とすると、ピンキー井上がレフトへ犠牲フライを打ち上げて1点を先制。続く鈴木が、ライト線へタイムリー二塁打を放つと、二死後、福留のセカンドへのタイムリー内野安打で、この回3点。ヒゲ入来は、2回で早くも降板となった。中日は、続く3回、川相不在で不安感一杯の2番手・三沢から、ピンキー井上のタイムリー、6回には、渡辺のタイムリー二塁打で得点を加算。8回には、川相不在で不安感一杯の3番手・岡田から、またも渡辺がライト前に2点タイムリーを放ってダメ押し。中日先発・サムソンに対して、川相不在で効率の良い攻撃が出来ない巨人は、5回までゼロを重ねると、6回から、マウンドに上がった人斬り抜刀斎に対しても、チャンスらしいチャンスを掴む事すら出来ず、むざむざ完封リレーを喫するハメになった。4イニングのロングリリーフとなった人斬り抜刀斎は、プロ入り初セーブをマーク。結局、名手・川相はフル欠場で、敗れるべくして敗れた結果となった巨人の連勝は4でストップ。この日になって、コーチ陣から、不振を極める無冠の帝王・清原を外して、岡村孝子の旦那・石井を4番に戻しては?と言う意見が出ていた事が発覚したが、「4番清原絶対説」を持論とする茂雄は、それを頑なに拒否しているらしい。名手・川相と石井を幽閉している限り、巨人が這い上がる道は、この上なく険しいと言う事に、いい加減、気付かないものだろうか? 尚、この日、新助っ人・マルちゃんが、ついに来日。早ければ8日の中日戦からデビューとなりそうだ。

甲子園:阪神5勝6敗
YB 040000101  6
T  000001001  2

勝:斎藤タカシ5勝2敗
負:メイ4勝3敗
S:ササキ様1勝0敗12S
本:今岡3
 
メイ、志願の中四日も轟沈! ササキ様、連夜の火消し!   
志願の中四日登板となった阪神先発・メイに対して、横浜は、2回、四球とヒットで無死一、二塁とすると、ポゾがレフトオーバーのタイムリー二塁打を放って先制。更に、二死から、投手の斎藤タカシがセンター前へタイムリー、石井タクローがタイムリー走者一掃のタイムリー三塁打を放って、この回、一挙4点。斎藤タカシの前に5回まで0点に抑えられてきた阪神だったが、6回、坪井、和田、新庄の3連打で1点を返すと、更に、ブロワーズもヒットを放ち、無死満塁と一発が出れば、一気に逆転の大チャンス。しかし、この後、ジョンソン、今岡、桧山と打ち取られ、結局、1点止まり。このピンチを逃れた横浜は、7回に中押し、9回にダメ押しの1点を追加して、完全に流れを掴んだかに見えたが、土壇場9回裏、粘る阪神は、一死から、今岡がレフトスタンドへ3号ソロを放つと、なおも、二死一、三塁のチャンスを作り、斎藤タカシをKO! 前夜に続いて、引っ張り出されたササキ様は、いきなり坪井に四球を与え、二死満塁と、一発が出れば同点と言うピンチを迎えたものの、最後は、和田をフォークで三振に斬ってとり、12セーブ目をあげた。尚、権藤さんは、これで監督通算100勝目となった。

福島:広島5勝4敗
S  402000000  6
C  000100011  3

勝:山部1勝0敗
負:佐々岡6勝1敗
本:岩村2、ペタジーニ19、ディアス3、キュラソ星人9
 
佐々岡、6失点KO! 広島11残塁で貯金消滅!   
ヤクルトは、初回、先頭の岩村が初球をいきなりライトスタンドへ運ぶプレーボールホームランを放ち先制! 出鼻をくじかれた広島先発・佐々岡に対して、宮本、真中と連打を浴びせると、中井美穂の旦那・古田が右中間へ2点タイムリー二塁打。更に、デカの犠牲フライで、この回、4点。3回には、ペタジーニがライト場外に消える19号2ランを放ち、6点目。結局、佐々岡は、4回で降板となった。効率良く得点を重ねるヤクルトとは対照的に、初回一死一、二塁、2回一死満塁、3回一死一、二塁と毎回、得点圏に走者を送りながら、拙攻を繰り返していた広島は、4回、ディアスの3号ソロで、ようやく1点。しかし、その後も、5回一死二、三塁、7回一死一、二塁のチャンスに、あと一本が出ず仕舞い。8回にキュラソ星人の9号ソロ、9回に江藤のタイムリーで3点差にまで詰め寄ったが、反撃もここまで。ヤクルトを5本も上回る13安打ながら11残塁と言う拙攻が響いて、連勝が3でストップした。

GS神戸:オリックス4勝7敗
H  000200041  7
BW 000020100  3

勝:西村3勝3敗
負:川越4勝2敗
本:小川2、谷3
 
松中、逆転タイムリー! ダイエー、しぶとく首位キープ!
0−0で迎えた4回表、ダイエーは、一死から、J.マッケンジーのヒット、松中の二塁打で二、三塁とすると、ここで村松が2球目にスクイズを敢行! これが見事に決まって、1点を先制すると、続く林もレフト前に弾き返して、2点目を追加。2点を追うオリックスは、5回、二死一塁から、小川がレフトスタンドへ2号2ランを放って、同点に追い付くと、7回には、谷がレフトスタンドへ3号ソロを放り込み勝ち越し! 直後の8回、オリックス先発の川越が突如制球を乱して、2つの四球を与えた所で降板。しかし、代わってマウンドに上がった鈴木に対して、ダイエーは、J.マッケンジーがセカンドへの内野安打を放って満塁とすると、続く松中がライト前に2点タイムリーを放ち、逆転! 更に、この後、ニエベスの押し出し四球、柳田の犠牲フライで2点を追加したダイエーは、9回にも、松中のタイムリーでダメ押し。最後は、ペドラザが締めくくり、負ければ首位陥落と言う11度目のピンチをまたしても切り抜けた。尚、49試合目を終わって、単独首位にいるのは、球団史上初の事。