球界トピックス

6月1日


ナゴヤドーム:中日4勝2敗
G  103000000  4
D  001020000  3

勝:桑田4勝5敗
負:山本昌3勝3敗
S:槙原0勝1敗6S
本:今夜の松井さん14
 
松井さん、3安打3打点! 槙原、復活の6セーブ目!   
ジョンソンの殺人タックルにより右太腿を痛めているソーサ元木、メイの殺人投球により左足を痛めているニックンだったが、茂雄の川相幽閉策の為に強行出場させられ、6月反攻に賭ける初日から、陰湿なムードが漂う巨人ベンチ。しかし、メイの殺人投球により、今夜の松井さんのフルイニング連続出場記録が危ぶまれている状態とあって、接戦で終盤にもつれる事が許されない巨人は、初回、先頭の仁志がヒットで出塁。ここで、茂雄は、攻撃的オーダーとかほざいて2番に置いている清水に対して、犠打世界記録を目指す名手・川相を嘲笑うかの様に犠牲バントを命じると、続く松井さんがライト前に弾き返す先制タイムリー! この際、ホーム上のクロスプレーで仁志と交錯した中村が左足首を痛めて、退場した。3回には、仁志のサードゴロをゴメスが落球した上に、一塁へ悪送球を犯して、無死二塁。ここで、茂雄は、攻撃的オーダーとかほざいて2番に置いている清水に対して、犠打世界記録を目指す名手・川相を嘲笑うかの様に犠牲バントを命じると、これを中村に代わって、急遽、マスクを被っていた鈴木が、果敢に仁志を刺そうとするも、三塁へ悪送球。ノーヒットで1点を追加した巨人は、またも松井さんが、右中間スタンドに飛び込む14号2ランを放って、この回、3点! 4点を追う中日は、その裏、川相不在により、多大な精神力を振り絞る影響で、序盤から疲労の陰が見える巨人先発・桑田に対して、死球で出た李ボンジョムが二盗後、関川のセンター前へのタイムリーで1点を返すと、6回には、バントヒットの福留を一塁に置き、またも関川が右中間を破るタイムリー三塁打。続くゴメスがセンターへ犠牲フライを打ち上げて、1点差に詰め寄った。6回から、茂雄は、桑田を引っ込めて、西山を送り込む謎の継投を展開するも、川相不在で不安感一杯の西山は、先頭の山崎にセンター前に弾き返されると、続くピンキー井上を歩かせ、更に、鈴木には粘られた挙げ句に三遊間を破られて、無死満塁。茂雄のヘッポコ采配により、絶対絶命の大ピンチに陥ったが、ここで、代打・渡辺の打球は、キャッチャー前のゴロ。これを捕球したチュウは、すかさずベースを踏んで、一塁へ転送し、ゲッツー。このプレーに、星野監督は、打者・渡辺の足に打球が当たったと猛抗議するも、判定は覆らず、続く李ボンジョムもショートゴロに倒れて、結局、無得点。この後、ノリダー柏田、木村と繋いで、7,8回を無得点に抑えると、9回からは、抑えの切り札・槙原が登場。30日の試合で、名手・川相に声をかけて貰った事で、復活の兆しを見せていた槙原は、川相が守備固めとして、サードに入っていた事もあってか、見事に3人で切り抜け、1点のリードを守りきった。これで、巨人は今季3度目の3連勝。結局、1点を争う展開で終盤にもつれ込んだものの、この日も、フルイニング出場を果たした松井さんは、歴代3位タイの535試合連続フルイニング出場をマークした。尚、この日、巨人は、中継ぎ補強の為、オリックスの伊藤を獲得すべく、栄えある逆指名ドラフト選手・第1号の柳沢を交換要員に挙げている事が明らかになった。また、更に、右の内野手獲得も画策しているとかで、自軍の選手管理・育成能力不足を次々に露呈する格好となった。

甲子園:阪神5勝4敗
YB 001001000  2
T  00113020×  7
勝:竹内2勝0敗
負:福盛6勝2敗
本:桧山2
 
桧山、決勝アーチ! 阪神、連敗ストップ!   
横浜は、3回、ヒットの谷繁を福盛が送って、二死二塁とすると、石井タクローがセンター前に先制のタイムリー。更に、石井タクローを二塁に置いて、続く波留もライト前へ。一気に本塁を狙った石井タクローだったが、坪井の好返球でタッチアウトとなり、1点止まり。その裏、阪神は、二死一、三塁とすると、新庄のショートゴロを石井タクローが落球し、同点。続く4回には、桧山がレフトスタンドへ2号ソロを放って、勝ち越し。5回には、3連打で無死満塁とすると、ブロワーズの押し出し四球、ジョンソンのレフトへの犠牲フライ、そして今岡の一、二塁間をしぶとく破るタイムリーで、3点を追加。4点を追う横浜は、6回、一死から、ローズ、ハマの大馬人・駒田、ポゾの3連打で1点を返すと、続く中根もライト前へ弾き返して、満塁。一発が出れば、同点と言うこの場面で、谷繁の当たりは、ファーストへのハーフライナー。これで飛び出した中根もアウトとなり、結局、1点止まり。7回にも、桧山のタイムリー等でダメ押しの2点を追加した阪神は、最後は、伊藤がきっちりと締めて、連敗を3でストップさせた。尚、この日、和田が初回に記録した犠打で、史上19人目の通算200犠打を達成。因みに、日本記録は、名手・川相(巨人)の458犠打(更新中)。

山形:広島4勝3敗
S  013001010  6
C  30311000×  8
勝:山内3勝2敗
負:ハッカミー4勝3敗
S:沢崎1勝1敗2S
本:キムタク1、町田4、中井美穂の旦那・古田6、真中3、江藤11、ペタジーニ17,18
 
広島、空中戦制して、5割復帰!   
広島は、初回、キムタクの1号ソロで先制すると、更に、町田の4号2ランで、この回、3点。これに対して、ヤクルトは2回、中井美穂の旦那・古田が6号ソロを放つと、3回には、真中の3号2ランで同点。更に、ペタジーニのタイムリーで勝ち越しに成功。1点を追う広島は、その裏、一死一、二塁から、江藤がレフト場外に消える11号3ランを放ち、逆転。更に、広島は、4回には緒方、5回には町田のタイムリーで、着々と加点。ヤクルトは、ペタジーニの2本のホームランで2点差まで詰め寄ったが、最後は、9回からマウンドに上がった沢崎の前に、3人で断ち切られた。7本塁打が飛び交う空中戦を制した広島は、4月27日以来の勝率5割復帰となった。

西武吹き抜けドーム:西武6勝2敗
Bu 0000000011  2
L  0000001000  1

勝:香田1勝3敗2S
負:石井3勝3敗
本:高木大2
 
ローズ、決勝タイムリー! 近鉄、粘りの逆転勝利!
近鉄・小池、西武・石井の両先発の好投で、手に汗握る投手戦となったこの試合。0−0の均衡を破ったのは西武。7回裏、一死から、高木大がライトスタンドへ2号ソロをぶち込んで1点を先制。しかし、土壇場9回、完封目前の石井に対して、近鉄は、先頭のローズが、いきなり三塁打を放つと、続くクラークがレフト前に弾き返して、ついに同点。試合は、延長戦に突入した。迎えた10回表、石井は、簡単に二死を取りながら、中村にレフト線へ二塁打を浴びた所で、KO。代わって、マウンドに上がった橋本に対して、ローズが、どん詰まりながら、しぶとくセカンドの頭を越えるタイムリーで勝ち越し! 最後は、9回から登板していた香田がきっちり抑えて、昨年5月27日以来の今季1勝目をマークした。

GS神戸:オリックス4勝5敗
H  100000021  4
BW 00030020×  5
勝:高橋功1勝2敗
負:カリメロ4勝3敗
S:鈴木2勝1敗2S
本:藤井5、J.マッケンジー6
 藤井、逆転3ラン! 高橋功、今季初勝利!
ダイエーは、初回、ヒットとエラー等で、一死一、三塁のチャンスを掴むと、小久保がセンターへ犠牲フライを打ち上げて、1点を先制。ダイエー先発のカリメロに対して、3回まで0点に抑えられてきたオリックスだったが、4回、二死一、二塁から、藤井がライトスタンドへ5号3ランを放って、逆転。7回には、ヒットの谷を三輪が送って、一死二塁とすると、塩崎がセンター前にタイムリーを放ち、カリメロをKO。更に、二死二塁とした後、2番手・ベン山田から、ハイツ田口がタイムリー二塁打を放って、1点を追加。しかし、粘るダイエーは、直後の8回、二死ながら、二、三塁とすると、小久保がレフト前に2点タイムリー。更に、9回には、J.マッケンジーが6号ソロを放って、1点差に詰め寄ったものの、反撃もここまで。オリックス3番手・鈴木が、後続を断ち切られて、今季2度目の3連敗となった。

松本:日本ハム6勝3敗
M  200240400 12
F  001110010  4

勝:後藤2勝3敗
負:関根2勝5敗
本:初芝9,10、小笠原11、松本1、偽ソーサ12、酒井1、フクーラ2
 
マリンガン打線、一発攻勢で5連勝!   
ロッテ・マリンガン打線が、日本ハム・ビッグステーキ打線のお株を奪う一発攻勢を展開! 初回、ロッテは、四球のイワオ画伯を一塁に置いて、初芝が先制の9号2ラン。3回に、小笠原の11号ソロで1点差に詰め寄られると、直後の4回、松本の1号2ランで引き離し、更に、その裏、偽ソーサの12号ソロで追いすがられると、直後の5回には、酒井の1号ソロ、初芝のこの日2本目となる10号3ランで、一気に突き放した。6回には、フクーラの2号3ラン、酒井のタイムリーで、ダメ押しの4点を追加。今季チーム最多の5本塁打を含む15安打の猛攻で、5連勝をマークしたロッテは、ついに、首位ダイエーに0.5差と詰め寄った。