甲子園：阪神６勝２敗
Ｇ ００２００００００ ２
Ｔ １００００２００× ３
勝：メイ４勝２敗
負：上原４勝３敗
Ｓ：リベラ１勝０敗７Ｓ
本：今夜の松井さん12
またもヘッポコ采配炸裂！ 人外魔境オーダーで、連敗！阪神先発が左腕のメイとあって、茂雄は、またも懲りずに、今季ノーヒットの佐々木を無理矢理トップに据えてまで、２番清水に固辞。スタメン８野手中、最も出塁率の低い選手を１番に置くと言う人外魔境のヘッポコ采配が、効率の良い攻撃を生み出す筈もなく、初回、いきなり二死を取られてから、一、二塁とし、結局、無得点と言うチグハグな攻撃を展開。その裏、阪神は、巨人先発の連敗ストッパー・上原に対して、先頭の坪井がセンター前へ弾き返すと、田中が送って、二進。二死後、ブロワーズが、センター前へ５試合連続のタイムリーを放って、１点を先制。１点を追う巨人は、「こんなオーダーじゃ、俺が打つしかねぇ〜っ！」と、先頭の上原が怒りのヒットで出塁すると、二死後、「こんなオーダーじゃ、一発で決めるしかないぜ！ ガオーッ！」と、今夜の松井さんが、ライトスタンド中段へ飛び込む弾丸ライナーの１２号２ランを放って逆転！ 続く４回には、一死から、ソーサ元木が歩いてから、名手・川相が得意の粘りを発揮した末、センター前にしぶとく落とすヒット。しかし、チャンスメーカーの川相が７番、と言う人外魔境オーダーが、効率の良い攻撃を生み出す筈もなく、光山、上原と倒れて、追加点ならず。６回には、二死一塁から、名手・川相が得意の粘りを発揮した末、三遊間をしぶとく破るヒット。しかし、チャンスメーカーの川相が７番、と言う人外魔境オーダーが、効率の良い攻撃を生み出す筈もなく、光山がセンターフライに倒れて、またしても追加点ならず。味方の援護を待って、ここまで踏ん張ってきた上原だったが、あまりにも惨いオーダーによる拙攻で、一向に中押しが出来ない味方打線に、流石に、がっくり。すると、阪神は、６回裏、新庄、ブロワーズの連打で一、三塁とすると、一死後、和田がライト前へしぶとく落とす同点タイムリー。更に、続く桧山も三遊間を破るタイムリーを放って、逆転に成功。再び１点のビハインドを背負う事となった巨人だが、７回、茂雄は、１番佐々木の所で、代打・後藤を投入。これで、上位４人が左打者と言う前日同様の極左オーダーと化した事で、安易に左の遠山をつぎこまれると、今度は、ケガ人・ニックンを代打の代打で投入。ただでさえ、代走地獄で選手が足りない状況だと言うのに、効率の悪い選手起用を繰り返した茂雄のヘッポコ采配により、土壇場９回には、仁志の代走が村田善、最後のバッターが川中と言う、とてつもなくショボい展開を生み出す結果となり、またも１点差で敗れた巨人は、このカード負け越しを喫した。
横浜：横浜４勝３敗
Ｃ １１３３１００１０ １０
ＹＢ １００３１００００ ５
勝：横山２勝１敗
負：戸叶１勝５敗
本：緒方11、浅井２、キュラソ星人７、井上１、求道者・前田４
戸叶、セ・リーグ新１イニング６四球で自滅！初回、緒方の１１号先頭打者アーチで、１点を先制された横浜は、その裏、一死一、三塁とすると、ローズがセンターフェンス手前まで運ぶ大きな犠牲フライを放って、三塁走者・石井タクローが同点のホームイン。しかし、この際、二塁まで回っていた鈴木なおのりが、帰塁時に二塁ベースを踏み忘れる大チョンボ。これをしっかり見ていたショート・野村がすかさず塁審にアピール。権藤さんの猛抗議も受け入れられず、鈴木なおのりはアウトを宣告された。直後の２回、広島は、浅井がライトスタンドへ２号ソロを放って、再び１点をリードすると、続く３回には、二死から、一、二塁のチャンスを作り、キュラソ星人が７号アーチをかけて３点を追加。更に、４回には、横浜先発・戸叶のセ・リーグ新記録となる１イニング６四球と言う大乱調で、ノーヒットで３点を追加し、８−１。７点のビハインドとなった横浜は、その裏、代打・井上の１号３ランで反撃するも、ここまでの大量失点が響き、広島を上回る１４安打を放ちながらも、広島先発・横山に完投勝利を許した。
ナゴヤドーム：中日６勝３敗
Ｓ ００２０００１００ ３
Ｄ ０１０００１０００ ２
勝：広田２勝０敗
負：野口４勝３敗
Ｓ：山本２勝１敗１Ｓ
本：ペタジーニ13
貧打深刻！ 中日、またも負け越し！中日は、２回、二死一、二塁の場面で、中村の打球をサード・馬場が何とトンネルして、１点を先制。直後の３回、ヤクルトは、二死から中井美穂の旦那・古田がライト前ヒットで出ると、続くペタジーニが、ライトスタンドギリギリに飛び込む１３号２ランを放って、逆転に成功。１点を追う中日は、６回、先頭の福留が二塁打を放つと、関川の送りバントで三進。すかさず、ゴメスがセンターへ犠牲フライを打ち上げる効率のいい攻めで、同点に追い付いた。追い付かれたヤクルトは、直後の７回、二死一、二塁から、またも中井美穂の旦那・古田がセンター前へ弾き返して、勝ち越し。最後は、山本が締めて、逃げ切った。３試合連続して僅か５安打と打撃不振が深刻な中日は、６カード連続勝ち越せず、ついに阪神に０．５差と詰め寄られた。
東京ドーム：日本ハム５勝６敗
Ｂｕ ０００２０００００ ２
Ｆ ４０００００００× ４
勝：立石１勝０敗
負：高村２勝３敗
Ｓ：黒木１勝０敗１Ｓ
本：中村11、ローズ13
ルーキー立石、初先発初勝利！ 上さん、35年目で初退場！日本ハムは、初回、先頭の本西がセンター前ヒットで出ると、続く小笠原が左中間フェンス直撃のタイムリー三塁打を放って、先制。続く片岡もタイムリー二塁打で２点目をあげると、更に、２つの四死球で無死満塁。ここで、この日、早速スタメン起用されたオバンドーが打席に入ったが、初打席はセカンドへの併殺打。完全に一塁はセーフのタイミングながら、アウトの判定に、上さんがベンチを飛び出し、得意の猛抗議。「下手くそ！」と叫んだ事で、選手，監督通して３５年目にして初の退場宣告を受けた上さんは、これにブチ切れて、山本塁審の後頭部に張り手一閃！ なお、この併殺の間に、片岡が生還して、１点を加えていた日本ハムは、続く野口もタイムリーを放って、この回、４点。指揮官不在となった日本ハムの先発は、初先発となるルーキー・立石。立石は、４回に、中村、ローズに連続アーチを浴びたものの、５回をこの２点に抑えた所で降板。６回以降は、生駒−下柳−黒木とノーヒットリレーを展開し、立石にプロ初勝利を献上した。
福岡ドーム：ダイエー５勝３敗
ＢＷ ００００１０４００ ５
Ｈ １００３０２００× ６
勝：星野３勝１敗
負：小林３勝２敗
Ｓ：ペドラザ４Ｓ
本：谷２
ダイエー、またも１点差勝ち！ ペドラザ、好投で４セーブ目！５月に入って、未だに連敗のないダイエーは、初回、浜名の犠牲フライで先制点をあげると、４回には、一死一、二塁から、林、Ｊ．マッケンジーの連続タイムリー等で、３点ほ追加。５回に、小川の犠牲フライで１点を返されたものの、６回には、柳田のタイムリー、浜名のスクイズで２点を追加。５点のリードを貰ったダイエー先発の星野だったが、７回、谷にレフトスタンドへ２号２ランを浴びた所でＫＯ。篠原−藤井−吉田とつぎ込んで、二死一、二塁とした所で、鈴木一朗にセンターフェンス直撃の２点タイムリー二塁打を浴びて、ついに１点差。続く８回も、一死一、二塁のピンチを迎えた所で、安定感のある投球を見せているペドラザを投入。ペドラザは、佐竹，松元と言うオリックスの代打攻勢を続けてピッチャーゴロに打ち取って、この場を切り抜けると、９回も無得点に抑えて、４セーブ目をあげた。
千葉マリン：ロッテ６勝３敗
Ｌ ３００１０００００ ４
Ｍ ００００００００２ ２
勝：霊感投手・松坂４勝２敗
負：ハートグレイブス０勝１敗
Ｓ：西崎９Ｓ
本：ジンター３、大村５、初芝７
ロッテ、意地の２発！ 続投志願の松坂ＫＯ！霊感投手・松坂の先発とあって、超満員となった千葉マリンスタジアム。これに対して、ロッテの先発は、ようやく二軍から上がってきた名前がかっこいいハートグレイブス。名前がかっこいいだけに、大きな期待を寄せられていたハートグレイブスだったが、初回、先頭の大友を歩かせ、バントで二進後、エセネオエセ松井を初芝のまずい守備（記録はヒット）で出し、一死一、三塁のピンチ。ここで、来日早々、霊感投手・松坂に不吉なジョークをかましたジンターがレフトスタンドへ３号３ランを放ち、先制。４回には、二死二塁から、小関のタイムリーで１点を追加。対松坂用の特訓を行ってきたロッテは、その成果か、松坂の不調もあってか、毎回の様に走者を出しながら、チグハグな攻撃でゼロ行進。７回には、二死ながら満塁のチャンスを掴んだものの、代打・フクーラが、７球粘りながら、松坂のストレートにさしこまれて、ショートフライ。８回で、雀士東尾に交代を命じられた松坂だったが完封目前とあって、続投を志願。しかし、例によって、140球近く放っていた影響か、先頭の大村にライトスタンドへ運ばれて、いきなり完封が消えると、この日、２安打を打たれている初芝にも、レフトスタンドへ持っていかれ（これが、史上108人目の通算150号）、あえなくＫＯ。最後は、西崎のリリーフを仰いで、４勝目をあげたものの、９回の無様な投球を演じた事で「絶対に嫌です！」とヒーローインタビューを拒否して、ベンチ裏に逃げ込んだ。ロッテの連勝は、４でストップした。