球界トピックス

5月20日


神宮:ヤクルト5勝4敗
G  000203312 11
S  010400000  5
勝:桑田3勝4敗
負:宮出1勝3敗
本:中井美穂の旦那5、清水3、今夜の松井さん9,10、マッスル千代の富士14
 
松井さん、猛爆! 2打席連発含む4安打!
右太腿を痛めたニックンが、ベンチに下がり、1番清水、2番川相の黄金オーダー復活と思いきや、茂雄は、何と、守備要員で今季5打数ノーヒットと言う佐々木を強引にトップに据えてまで、2番清水に固辞! あまりにも勝つ気の感じられないオーダーにショックを受けた先発の桑田は、2回、土橋に二塁打を浴びると、岩村にタイムリーを浴びて先制点を許してしまう。1点を追う巨人は、4回、清水がラッキーな内野安打で出ると、今夜の松井さんがセンターオーバーの二塁打を放ち同点。更に、三塁に進んだ松井さんは、岡村孝子の旦那・石井のセンターへの特大犠牲フライで生還し、逆転。しかし、その裏、ヤクルトは、飯田がヒットで出ると、続く中井美穂の旦那・古田が2試合連続となる5号2ランを放ち、あっと言う間に逆転すると、更に、一死満塁から、宮本が前進守備の内野を抜くタイムリーを放って、2点を追加。巨人は、6回に、清水がライトポール際へ弾丸ライナーの3号ソロを放って反撃の狼煙をあげると、続く松井さんが、またしても二塁打。岡村孝子の旦那・石井、ソーサ元木が歩いて満塁となった所で、打席には、名手・川相と言う絶好の場面が訪れたが、茂雄は、ここで代打・仁志を送ると言う果てなき嫌がらせ! とりあえず、仁志は、レフト前に2点タイムリーを放ち、同点に追い付いたものの、すかさず、足を痛めている仁志に、代走・川中が送られるなど、次々に選手を浪費。黙っていても、川相が同点タイムリーを放ったであろうこの状況での選手を浪費した弊害が、終盤に出るのでは!?と危惧されていた。続く7回、先頭の桑田が四球で出塁すると、黄金オーダー阻止の刺客・佐々木は、川相と比べ、遙かに未熟な技術で、送りバントを2球失敗した挙げ句に凡退。続く清水もあっさり倒れて、二死となった所で、松井さんが、ライトスタンドへ3試合連続となる9号2ランを放って、勝ち越し! 続くマッスル千代の富士も、この流れに乗って、ライトスタンド上段へ14号アーチ! 8回には、先頭のソーサ元木がヒットで出塁すると、川相を差し置いて代打を出した影響で7番に入っていた川中が、川相と比べ、遙かに未熟な技術で送りバントを失敗川相の犠打世界記録を阻止すべく、極力、川相にはバントをさせないくせに、前日にもバントを失敗している佐々木と言い、川中と言い、川相でない時は、たとえ未熟であろうとも、手の平を返すかの様に、簡単にバントの指示を出すと言うのは、やはり、川相への嫌がらせなのか!? 続く光山も倒れたものの、この茂雄の川相への仕打ちに激怒した桑田が、会心のタイムリー二塁打を放って、1点を追加! 更に、9回には、松井さんがバックスクリーンへ2打席連続となる10号ソロを放つなど、ダメ押しの2点を追加! 5回から立ち直った桑田は、今季初の完投で3勝目。堪え性のない茂雄は、4回のピンチで桑田を引っ込めたかったものの、ヒゲなし入来が肉離れで登録抹消されるなど、深刻な中継ぎ不足から、やむなく続投させたのが、功を奏した。茂雄の相次ぐヘッポコ采配が炸裂した試合だったが、松井さんの打棒と、桑田の力投に救われた格好となった。

横浜:横浜4勝6敗
D  000103003  7
YB 010002000  3
勝:古池1勝0敗
負:川村3勝3敗
本:福留4
 
井川、プロ初勝利! ついに首位に1差!
中日の先発は、人斬り抜刀斎だったが、2回、メカゴジラの打球が左すねに直撃! 後輩の人斬り抜刀斎には、とことん甘い星野監督は、大事をとって、あっさりとベンチへ下げると、急遽、登板となった古池は、代わりばな、谷繁にヒットを浴びて、無死満塁。続く川村の併殺打の間に、1点を先制された中日は、4回、李ボンジョム、福留の連続安打で無死一、二塁のチャンスを作ると、関川が一、二塁間を破るタイムリーを放って同点。6回には、福留が、16試合ぶりの4号ソロをライトスタンドに叩き込んで、勝ち越すと、更に、無死一、二塁から、ピンキー井上がタイムリー二塁打、一死後、神野にもタイムリーが飛び出して、この回、一挙3点。その裏、横浜は、鈴木なおのりがヒットで出塁すると、ローズが歩いて、無死一、二塁。ここでハマの大馬人・駒田がライト前へ弾き返して、1点を返すと、その後、二死満塁の場面で、中村のパスボールで1点差。なおも、二、三塁と一打逆転のチャンスだったが、代打・荒井がファーストゴロに倒れて、反撃もここまで。9回にゴメス、久慈のタイムリーでダメ押しの3点を追加した中日は、9回は、霊感投手・落合を投入。今週の「ドカベン プロ野球編」での霊感投手・松坂の小心臓ぶりを見て、多少は、元気を取り戻した落合は、3人でピシャリと抑えて逃げ切りに成功した。尚、突然、引っ張り出された2番手・古池は、2年ぶりの勝ち星となった。

東京ドーム:日本ハム5勝4敗
H  040000000  4
F  201000000  3
勝:篠原3勝0敗
負:生駒2勝2敗
S:ペドラザ3S
本:林1、片岡8
 林、値千金のプロ初ホーマー!
日本ハムは、初回、二死から、片岡、田中、偽ソーサと3連打を浴びせて、2点を先制。2点を追うダイエーは、2回表に、小久保、吉永の連打で無死一、二塁としながら、続く松中がセカンドへの併殺打。嫌なムードが漂ったが、J.マッケンジーが歩いた後、村松が左中間を破るタイムリー二塁打を放って同点とすると、続く林がレフトスタンドにプロ初ホーマーとなる1号2ランを叩き込んで、勝ち越しに成功。日本ハムは、3回、片岡の8号ソロで1点差に詰め寄ると、5回、四球で出た野口を金子が送って、一死二塁と、一打同点のチャンス。ここで王さんは、勝利投手の権利を目前にした先発・西村を降板させる非情采配。ここで、代わった篠原は、期待に応える投球で後続を断つと、藤井−吉田と繋いだリリーフ陣も、ノーヒットリレーを展開。9回からマウンドに上がったペドラザが一死から、偽ソーサにヒットを浴びたものの、最後は三振ゲッツーで締めくくった。ワンチャンスをものにして首位を堅守したダイエーは、王さんの59歳の誕生日を飾った。