球界トピックス
5月18日
神宮:ヤクルト4勝3敗
G 0000100012 4
S 0000000020 2
勝:ヒゲなし入来2勝0敗
負:山本2勝1敗
S:槙原0勝1敗4S
本:岡村孝子の旦那4、今夜の松井さん7、ペタジーニ12
初先発ホセ、好投! 仁志、決勝三塁打!
この日も、名手・川相は7番ながら、メンバー自体はベストで臨んだ巨人の先発は、初先発となるホセ。ホセは、バックに川相がいると言う心強さから、4回まで四球を1つ出しただけのノーヒット投球を展開! 一方、ヤクルト先発・石井一も、負けじと、4回までパーフェクト。迎えた5回表、巨人は、一死から、岡村孝子の旦那・石井がレフトポール直撃の4号ソロを放って、先制! 更に、二死後、名手・川相がレフト前へ会心のヒットを放つと、続く杉山もヒット、ホセが歩いて、満塁のチャンス。しかし、ここでニックンは、あえなくセンターフライに倒れ、この回は、1点止まり。1点を貰ったホセは、5,6回とスコアリングポジションにランナーを背負いながらも、粘りの投球で後続を断つと、ついに8回まで三塁を踏ませぬ投球で2安打無失点。すると9回表、2番手・山本の代わりばなを、今夜の松井さんがライトスタンド上段へ7号ソロを叩き込んで、貴重な2点目を追加! この後、二死二塁の場面で、名手・川相は、得意の食らいつくバッティングで、山本の徹底した外角攻めに対して、ファールを連発。粘りに粘って、カウント2−3に持ち込んだ9球目、中井美穂の旦那・古田のパスボールを誘って、振り逃げで出塁! 杉山が打席に入った所で、ネクストバッターズサークルに手首を亀裂骨折している無冠の帝王・清原が現れて、どよめきが起こったが、結局、杉山はサードゴロに倒れ、チェンジ。この茂雄の余計なハッタリにより、完投させて貰えない可能性が頭をよぎり、集中力が途絶えてしまったホセは、その裏、先頭の中井美穂の旦那・古田をストレートの四球で歩かせると、続くペタジーニに右中間スタンドへ12号2ランを浴びてKO。しかし、何とか、2番手・ヒゲなし入来が後続を断って、試合は延長に突入した。10回表、2つの四球で二死一、二塁とした巨人は、9回のスライディングで左膝を強打しベンチに下がったマッスル千代の富士に代わり、4番に入っていた後藤に、代打・仁志を投入! すると仁志は、期待に応え、浅めに守っていたライト・スミスの頭上を越えるタイムリー三塁打を放ち、2点を勝ち越し! その裏、マウンドに上がった槙原は、先頭の宮本を歩かせたものの、副島、真中を連続三振にとるなど、後続を断ち、延長戦を制した。
平塚:横浜4勝5敗
D 100001000 2
YB 00210000× 3
勝:福盛6勝0敗
負:アゴくら0勝1敗
S:ササキ様10S
本:李ボンジョム5、波留3、ポゾ4
波留、V弾! 福盛両リーグトップの6勝目!
中日は、初回、先頭打者の李ボンジョムが、横浜先発・福盛の初球をレフトスタンドへ叩き込む5号プレイボールホームランを放って、1点を先制。1点を追う横浜は、3回裏、一死二塁のチャンスを掴むと、波留が中日先発・アゴくらのスライダーをとらえ、レフトスタンドへ逆転の3号2ラン! 更に、横浜は、続く4回にも、ポゾの4号ホームランで1点を追加。毎回の様にランナーを背負う苦しい投球の福盛は、6回、神野にタイムリーを浴びて、1点差に詰め寄られたが、何とか踏ん張り、7回を8三振の力投で、マウンドを偽サムライ・阿波野に譲った。阿波野が8回を3人で抑えると、最終回には、大魔神・ササキ様が登場。ササキ様は、二死から中村にヒットを浴びたものの、後続を断ち、10セーブ目。福盛は、両リーグトップの6勝目をあげた。
米子:広島3勝4敗
T 001510001 8
C 100000000 1
勝:織田裕二4勝3敗
負:山内2勝1敗
本:野村2、坪井2
織田裕二、完投で4勝目! 阪神、首位と1.5差!
広島は、初回、野村の2号先頭打者アーチで1点を先制。これに対して、阪神は、3回、2つの四球で、二死一、二塁のチャンスを貰うと、主砲・ブロワーズが右中間フェンス直撃のタイムリー二塁打を放って同点。続く4回には、一死一、二塁から、矢野が走者一掃の三塁打を放ち、2点を勝ち越すと、続く投手の織田裕二も、右中間フェンス直撃の三塁打。更に、坪井が場外に消える(と言っても、推定120m)2号2ランを放って、この回、一挙5点。これで、ブチ切れたのか、達川監督は、5回から、瀬戸に代わって、西山がいるにも拘わらず、キムタクにマスクを被らせると言う暴挙に打って出た! 二軍では捕手経験があるものの、一軍では初と言うキムタクのリードも虚しく、5回には、矢野のタイムリー二塁打で、またも追加点を失うと、9回には、星野の犠牲フライでとどめをさされた。織田裕二は、野村の一発以降は、危なげのない投球で追加点を許さず、2試合連続の完投で4勝目をあげた。阪神は、これで中日との差を1.5と、また縮めた。
大阪ドーム:近鉄1勝5敗
L 011010302 8
Bu 300020000 5
勝:森2勝2敗
負:品田0勝1敗
S:西崎8S
本:クラーク7、ジンター2、エセネオエセ松井3、中村9
四球で自滅! 近鉄、逆転負け!
初回、近鉄は、一死一、二塁とすると、クラークが7号3ランを放って先制! すると、西武は、2回、すかさず、来日早々、松坂に不吉な発言をした男・ジンターが2号ソロを放つと、3回には、金村弟のタイムリーで1点、更に、5回には、エセネオエセ松井が3号ソロを放って、同点。追い付かれた近鉄は、その裏、中村の8号2ランで再び勝ち越すが、7回、二死から、先発・真木が、突如乱れて、連続四球を出して、降板すると、代わった品田も四球を出して満塁。ここでマウンドに上がった、3番手の柴田は、ジンターを打ち取ったかに思われたが、これが深めに守っていたライト・礒部の前にポトリと落ちると、これが大きく弾んで転々としている間に、満塁の走者が一気に返って、逆転。9回にも、ストッパー候補に指名された筈の石毛が、相も変わらず3連続四球でランナーを溜めると、大友に2点タイムリーを浴びると言う最悪の形でダメ押し点を許し、試合を決められた。最後は西崎が締めて、リーグトップの8セーブ目。敗れた近鉄は、対西武4連敗となった。
東京ドーム:日本ハム4勝3敗
H 221020200 9
F 002002010 5
勝:カリメロ4勝2敗
負:関根2勝3敗
S:ペドラザ2S
本:小久保8,9、松中7、J.マッケンジー4、金子2
小久保2発! 一発攻勢で首位堅守!
ダイエー自慢のスーパーダブルチャンス打線が、序盤から得意の一発攻勢をかけた! まずは、初回、小久保が8号2ランを放って、先制すると、2回には、松中、J.マッケンジーの連続ホームランで2点を追加。更に、3回に、吉永の犠牲フライで5点のリード。これに対し、日本ハムも、その裏、金子の2号2ランで反撃するも、5回には、小久保、吉永に連続タイムリーを浴びて、再び5点差。粘る日本ハムは、6回、無死一、三塁のチャンスを掴むと、柳田のエラー、西浦の犠牲フライで再び、3点差に! しかし、7回表、二死一塁から、小久保がこの日2本目となる9号ソロを放って、ダメ押し。日本ハムは、8回に3連打で1点を返したものの、反撃もここまで。最後は、ペドラザが締めて、2セーブ目。首位攻防戦の初戦を制したダイエーは、球団初となる10日間連続単独首位の座を維持した。
盛岡:オリックス5勝4敗
M 001020040 7
BW 013000001 5
勝:ゴーグル4勝3敗
負:金田2勝4敗
S:ウォーレン0勝1敗7S
本:五十嵐1、プリアム7、ゴンザレス1、大村3
諸積、逆転二塁打! オリックス今季初の3発も空砲!
オリックスは、2回、五十嵐の1号ソロで1点を先制すると、ロッテは、3回、酒井がスクイズを決めて、すかさず同点。その裏、オリックスは、プリアムの7号2ランで再び勝ち越すと、二死後、ゴンザレスにも1号ソロが飛び出して、この回3点。粘るロッテは、5回に、大村の3号2ランで1点差と詰め寄ると、終盤の8回、大村、初芝の連打と、ボーリックの四球で無死満塁の大チャンス。ここで、諸積が左中間に逆転2点タイムリー二塁打を放って、オリックス先発・金田をKO。更に、代わった徳元から、大塚がタイムリーを放つと、代打・高橋のスクイズがバント安打となって、この回、一挙4点を奪い、試合を決めた。序盤に3発を浴びたロッテ先発のゴーグルだったが、4回以降は、立ち直り、8回までノーヒット投球で4勝目。最後は、ウォーレンが、エラーで1点を失ったものの、逃げ切って、7セーブ目をあげた。
三野、横浜へ金銭トレード
逆指名ドラフト元年のドラフト1位選手・三野が、横浜へトレードされる事が明らかになった。ヒゲ魔神・五十嵐の離脱など、右の中継ぎが不足している横浜が、巨人でくすぶっている三野の獲得を希望し、金銭による移籍で合意に達した模様。三野と言えば、東北福祉大出身で、ササキ様、斎藤タカシらの後輩。ササキ様のオールスターの人気投票の書き過ぎ(正しくは、書かされ過ぎ)で肘を壊したとも言われる斎藤タカシだが、そろそろ人気投票の時期が迫っている今、またタカシを潰してしまう訳にはいかないチーム事情から、タカシをバックアップするパシリ要員として引き抜かれた可能性も少なくはないだろう。