東京ドーム：巨人３勝３敗
ＹＢ ５００００００２０ ７
Ｇ ０１１００２０００ ４
勝：戸叶１勝４敗
負：ドミンゴ３勝３敗
Ｓ：ササキ様９Ｓ
本：ハマの大馬人３、マッスル千代の富士13、ドミンゴ１
黄金オーダー復活も、茂雄、終盤に余計な手出し！今季最大の借金６となり、ついに観念した茂雄は、１番清水、２番名手・川相と言う黄金オーダーを展開！ しかし、この黄金オーダーに、あまりの嬉しさで舞い上がってしまった先発・ドミンゴは、この心の緩んだ隙をつかれて、初回、いきなり５連打を浴びて５失点。その裏、名手・川相が８球粘りながら、ローズのファインプレーに阻まれたものの、これで集中力が途切れた横浜先発・戸叶は、２回に、マッスル千代の富士に13号、３回には、ドミンゴに１号アーチを浴びて３点差。この回、更に、掛布雅之氏曰く「ただのヒットではなく、粘りのある相手投手の嫌がるヒット」が名手・川相に飛び出したものの、残念ながら、無得点に終わったが、２回以降、川相がバックにいる事で、本来の力強い投球を展開するドミンゴは、６回まで無失点！ そして、迎えた６回裏、巨人は、二死ながら満塁のチャンスを作ると、チャンスにしか打てない体になっているソーサ元木をあえて代打で使うと言う茂雄とは思えない光る采配が炸裂！ ソーサ元木は、期待に応えて、レフト前へ２点タイムリーを放ち、ついに１点差！ なおも、二死、一、二塁のチャンスで、清原より怖いと言われている男・ドミンゴを迎えた所で、ここまで信じられない程、光る采配を展開してきた茂雄だったが、まだ残り３イニングもあり、中継ぎに不安があるにも拘わらず、勝負を焦って、斉藤宜を代打に投入。この余計な手出しが、裏目に出て、斉藤宜は、あっさり凡退し、この回は、２点止まり。続く７回には、清水がヒットで出ると、名手・川相が世界記録にあと53個と迫る職人芸のバントを楽々と決め、一打同点のチャンスを掴むと、ここで、横浜は、偽サムライ・阿波野を投入。阿波野は、気迫の投球に今夜の松井さん、マッスル千代の富士と、いずれも一塁ゴロに倒れ、このチャンスを断ち切られると、８回、ドミンゴを引っ込めた弊害が、ついに発生！ ３番手の木村が谷繁、石井タクローにタイムリーを浴びて、再び３点差。これで息の根を止められた巨人は、最後は、ササキ様にピシャリと抑えられ、今季３度目の４連敗となった。
甲子園：阪神２勝４敗
Ｄ ３１００２０１０２ ９
Ｔ ００００３２１００ ６
勝：野口４勝２敗
負：川尻３勝１敗
Ｓ：ぷよぷよＳＵＮ10Ｓ
本：ゴメス６，７、桧山１
ゴメス連発！ 阪神、粘るも及ばず！中日は、初回、二死から、関川の三塁打、ゴメスの四球で一、三塁とすると、ピンキー井上のタイムリーで先制。更に、７番に下がった福留が左中間へ２点タイムリー二塁打を放って、３点を先取。続く２回には、関川がレフト線へタイムリー二塁打を放って、阪神先発のドラキラー・川尻を早々とＫＯ。５回には、ゴメスが左中間スタンドへ飛び込む６号２ランを放って、６−０と大きくリードを広げて、楽勝ムード。しかし、阪神は、その裏、ここまで無失点に抑えられてきた中日先発・野口をとらえ、ゴメスのタイムリーエラー、新庄のタイムリー等で３点を返すと、続く６回には、桧山の１号アーチで２点差。更に、ヒットで出た矢野が牽制に引っかかって飛び出すも、ファースト山崎の送球がヘルメットに当たって、外野に転々とする間に、一気に三塁へ。すると、坪井がしぶとく内野安打を放って１点差。その後、ゴメスの２打席連続ホーマー、ブロワーズの併殺打の間に両軍１点ずつ取り合って迎えた９回表、中日は、代打・渡辺の２点タイムリー二塁打でダメ押し。最後は、ぷよぷよＳＵＮが締めて、10日ぶりの10セーブ目。粘る阪神を何とか突き放した中日は、阪神との差を再び、３．５差と広げた。
長崎：ヤクルト２勝３敗
Ｃ １０１０００１０２ ５
Ｓ ０００２０００００ ２
勝：沢崎１勝０敗
負：川崎１勝２敗
Ｓ：小林幹１勝２敗６Ｓ
求道者・前田、決勝打！ 沢崎１年１ヶ月ぶり勝利！広島は初回、江藤のタイムリーで先制すると、３回には、西山の犠牲フライで１点を追加。前回、ノーヒットノーランを達成した先発の佐々岡は、この日も、好調で２回までパーフェクトピッチング。しかし、３回、先頭の岩村に久々にヒットを浴びると、続く宮本に対して頭部死球を与えてしまい、危険球により、僅か25球で早々と降板。この突然のアクシデントで、急遽、登板となった２番手・黒田は、４回に、岩村に２点タイムリー二塁打を浴びて同点。２−２の儘、迎えた７回表、広島は、無死一、三塁から、求道者・前田が、センターオーバーの中越え二塁打を放って、勝ち越し。１点をリードされたヤクルトが、７，８回とチャンスを掴みながら、走塁ミスや併殺と言った拙攻を繰り返したのに対し、広島は、９回にも、前田がタイムリー二塁打を放って、２点を追加。最後は、小林幹が締めて、逃げ切り。３番手としてマウンドに上がり好投を見せた沢崎は、１年１ヶ月ぶりの勝利投手となった。
西武吹き抜けドーム：西武３勝５敗
ＢＷ ０２０００２０２０ ６
Ｌ ００００００１００ １
勝：星野３勝３敗
負：横田０勝２敗
星野、完投勝利！ オリックス、連敗ストップ！オリックスは、２回、一死一、三塁から、ハイツ田口のタイムリー二塁打で先制すると、更に、日高のピッチャーゴロの間に、２点目を追加。６回には、日高のタイムリー、谷の犠牲フライで２点を中押し。更に、８回にも、２点を追加。投げては、先発星野が、ストレートはＭＡＸ１３３ｋｍながら、得意のスローカーブを絡める、緩急をつけた投球で、６回まで無失点。７回に、エラー絡みで１点を失ったものの、以後も、危なげない内容で、５安打１失点で今季２度目の完投勝利で３勝目をあげた。オリックスは、今季チーム最多タイの１３安打を放ち、連敗を３でストップさせた。
福岡ドーム：ダイエー５勝３敗
Ｂｕ ００００２００００ ２
Ｈ ００００００１０２× ３
勝：藤井１勝０敗２Ｓ
負：バルデス０勝３敗７Ｓ
高村、謎の降板！ 秋山、サヨナラ犠飛！近鉄は、５回、吉田、高須の連続タイムリーで２点を先制。投げては、先発高村が６回まで無失点の危なげない投球を展開。しかし、ノーヒット投球の小池を途中降板させたくせに、岡本、マットソンを完投させた事で、チーム内に苦情でも出たのか、ヨッシャー佐々木は、７回から高村を引っ込める謎の継投を展開！ すると、その回、３番手の香田が、小久保にタイムリーを浴びて１点差。９回には抑えの切り札・バルデスを投入した近鉄だったが、ダイエーは、代打・大道が二塁打を放つと、小久保が歩いて、一死一、二塁のチャンス。ここで吉永がセンター前にタイムリーを放ち、同点とし、なおも、一死二、三塁のチャンスで、続く秋山の打球は高々とセンターへ。浅めの打球ながら、タッチアップで三塁から小久保が生還し、ダイエーが見事にサヨナラ勝ちを収めた！
千葉マリン：ロッテ１勝６敗
Ｆ ００１０１００２０ ４
Ｍ １００００１１００ ３
勝：ウィッテム５勝１敗
負：藤田０勝１敗
Ｓ：シュールストロム１勝１敗６Ｓ
本：藤島３、堀１、片岡７
片岡逆転アーチ！ ウィッテム５勝目！ロッテは、初回、平井のタイムリーで１点を先制。これに対して、日本ハムは、３回、本西のタイムリーで同点に追い付くと、５回には、藤島の３号ソロで勝ち越し。１点を追うロッテは、６回、堀の１号ソロで同点に追い付くと、７回、一死一、三塁の場面で、大村のサードゴロで、バックホームした藤島の送球が三塁走者・ボーリックに当たると言う幸運な形で勝ち越し。再び１点を追う展開となった日本ハムは、８回、二死三塁から、片岡がレフトポール際に７号２ランを放って、逆転！ その裏、無死一、二塁のピンチを迎えたものの、酒井の送りバントを三塁で刺すと、続く吉鶴を下柳が、初芝をシュールストロムが三振にきってとり、無得点。９回も、シュールストロムが、三者凡退に打ち取って、３連勝。ウィッテムは、９安打を浴びながらも、要所を併殺で切り抜ける粘りの投球で、ハーラートップタイの５勝目をあげた。ロッテは、これで４連敗となり、リーグ一番乗りの２０敗を喫した。