球界トピックス

5月10日


 トルネード復活! 野茂、メジャー50勝!
メッツ解雇から44日。マイナー調整を指示されたカブス、インディアンスを蹴って、ミルウォーキー・ブリューワーズに移籍した野茂が、4年前のデビュー戦と同じスリーコムパークのマウンドで見事な復活を遂げた! この日、ジャイアンツ戦に先発として登板した野茂は、課題のコントロールも、さほど乱れる事もなく、カーブを織り交ぜての緩急をつけた巧みな投球で、相手打線を翻弄。7回途中まで投げ、5安打2失点6三振の内容で、勝利投手となった。これで野茂は、メジャー通算50勝目を飾った。 
 近鉄、鈴木一朗殺し続行宣言!
鈴木一朗に「狙っている」と告発された近鉄の殺人野球だが、この日、大石投手コーチは「投手ミーティング? (鈴木一朗に)ぶつけろとでも言いましょうか」と、半ば本気では?と思われる爆弾発言。ともあれ「踏み込ませない為にも、インサイドに厳しく行く」方針は代わらないらしい。また、伊勢ヘッドコーチは「ちょっとのけぞらしただけやろ。鈴木一朗のどこが球界の宝なんや。あれだけ内角を攻め続けられるのは、王や長嶋の域にはいっとらん証拠や!」と挑発めいた発言をかましていた。

 新助っ人投手獲得へ!
エーカーが右肩関節唇損傷の為、米国で内視鏡手術を受ける事が決定し、前半戦の出場が絶望となった。これにより、若松監督から「早急に獲得出来るよう、お願いしたい」の言葉を受けたフロントは、急遽、新外国人投手の獲得に乗り出す事を明らかにした。編成担当は、右の速球派をターゲットに絞り、リストアップを進めているとの事だ。