東京ドーム：巨人１勝１敗
ＹＢ ００００２１００２ ５
Ｇ ０２００４０００× ６
勝：斎藤雅１勝０敗
負：ハマの番長０勝３敗
Ｓ：槙原２Ｓ
本：ローズ５、ハマの大馬人１、鈴木なおのり３
名手・川相、大活躍！ 堀内氏、茂雄批判連発！ 一昨日の試合で、ニックンが膝の裏を痛め、茂雄は、名手・川相を渋々スタメン起用。茂雄の意図がどうであろうと、川相がスタメンと言う事で、巨人は試合前から、実に、いいムード。その雰囲気に乗って、絶不調の無冠の帝王・清原が、２回にヒットで出塁すると、マッスル千代の富士のセンター前ヒットで、本塁へ突入！ 完全にアウトのタイミングだったが、清原は「チュウさんのかたきや〜！」と谷繁にハリケーンミキサー！ 谷繁は致命傷こそ免れたものの落球し、巨人は１点を先制！ その後も、名手・川相が得意の粘りで四球を選んで満塁のチャンスを作ると、斎藤雅がレフトへ特大犠牲フライを放って、更に、１点を追加！ ４回にも、先頭の名手・川相が、またも粘りに粘って四球を選び、チャンスメーク。表立って、川相が活躍する事を恐れた茂雄は、確実性のない杉山に対して、エンドランをかけると言う謎の采配。案の定、杉山は空振りして、川相は二塁でタッチアウト。これには、元ヘッドコーチ・悪太郎・堀内氏は「こんな所で動くのは、まるで意味がない。こんな事をやっていると、危ない」と茂雄批判！ すると、この堀内氏の危惧がスバリと当たって、５回、ローズ、ハマの大馬人の連続アーチが飛び出し、あっさり同点。更に、一死二、三塁と勝ち越しのピンチを迎えたが、何とか切り抜けた巨人は、その裏、先頭の仁志がヒットで出塁。清水があっさりファーストフライを打ち上げた事で、堀内氏は「こんな所で２番があっさりファールフライなど、全く策のないチームのやる事」とまたも歯に衣着せぬ茂雄批判を展開！！ しかし、その後、清原がタイムリー二塁打を放って、すかさず勝ち越すと、更にマッスル千代の富士もレフト前へタイムリー！ この際、石井タクローが「谷繁のかたきや〜！」と、二塁走者の清原に対して、タックルをかけたが、不発に終わった。更に、名手・川相が捨て身の死球で、またまたチャンスメークすると、代打で登場した岡村孝子の旦那・石井が「清原が調子戻しつつあるから、やばいぜ！ どりゃ〜っ！」と、レフトフェンス直撃のタイムリー二塁打を放って、この回一挙３点！ 茂雄は、６回、斎藤雅からゲンちゃんに替える不吉な継投を展開！ ここでまたまた堀内氏が「今からじゃ、最低３人の投手を使わないといけない。中継ぎ陣に不安があるのだから、斎藤雅でいった方がいい」と茂雄批判！ 堀内氏の危惧した通り、この回、１点を返されると、その後も、相変わらず、バタバタとした継投を展開する茂雄に対して、またまた堀内氏は「各投手に決め打ちした使い方をしなくてはダメだ！ 中日は、その辺がうまい！」と、コーチ時には言いたくても言えなかった鬱憤を晴らすがごとき毒舌ぶり！ ７回には、一死一塁で、打者・ソーサ元木の場面で、何も動かない茂雄に対して、堀内氏は「（８番に入っている）柏田の前の名手・川相までに決めなくてはいけないのに、何でここで動かないんだ！」とイライラを募らせていると、堀内氏の神経を逆撫でするがごとくソーサ元木が三振。すると、茂雄は、堀内氏に喧嘩を売るがごとく、名手・川相の所で、エンドラン！ 流石に、名手・川相は、これをバッチリ決め、ライト前へ弾き返すと、ライトの佐伯がジャッグル！ エンドランをかけていた為に、三塁に到達していたマッスル千代の富士を篠塚コーチが止めてしまった事で、堀内氏は「元木の所でかけないで、ここでエンドランをかけるのも訳分からんが、次がノリダー柏田だと言うのに、三塁で止めて、何の意味があるんだ！」と怒りは篠塚コーチにまで飛び火！ アナウンサーの「もしかしたら柏田で１点入るかもしれませんよ」と言うフォローも虚しく、「９８％入りませんよ！」と一蹴！ 堀内氏の危惧通り、あっさりノリダー柏田は三振に倒れるのだった。更に、８回裏、二死一、二塁で打者・無冠の帝王・清原の場面で、茂雄はダブルスチールを敢行！ これには、流石に、掛布氏も呆れ果て「８回で３点差あってこの場面の４番に対して、こんな事をやってしまったら、集中力が途切れてしまう」と茂雄批判！ 堀内氏も我が意を得たりと、これに便乗し「掛布さんが４番にいて、こんな事やられたら、怒って空振り三振して帰ってきますよね」と持ちかけると、掛布氏も、これに同意！ 二人の危惧通り、清原は、あっさりとサードフライに倒れた。茂雄が、これだけ叩かれまくるヘッポコ采配を行いながらも、名手・川相の４打席４出塁と言う凄まじい活躍により、巨人は３連勝を収め、借金を完済。単独２位に浮上した！
甲子園：阪神２勝２敗
Ｓ ０００００００００ ０
Ｔ ０２００２００１× ５
勝：織田裕二１勝３敗
負：石井一２勝２敗
本：ジョンソン４
織田裕二、完封！ 阪神４連勝！帰国していたブロワーズがようやく復帰。復帰早々４番に座ったブロワーズは、２回、ヤクルト先発・石井一から、ライト前ヒット！ その後、満塁のチャンスを作った阪神は、矢野の当たりは、どん詰まりながら、三遊間をしぶとく抜いて、２点を先制！ 更に、５回一死二、三塁の場面で、ウメさんが、三塁線を破るタイムリー二塁打で２点を追加すると、８回には、ジョンソンの４号ソロが飛び出して、ダメ押し。阪神先発の織田裕二は、散発５安打で三塁を踏ませない非の打ち所のない内容で、９三振を奪う力投。今季初勝利を完封で飾った。４連勝の阪神は、地元・甲子園で、ようやく初勝利をあげた。
広島：広島１勝３敗
Ｄ ０００１０１０００ ２
Ｃ ０２０１００００× ３
勝：ミンチー姉さん１勝３敗
負：サムソン２勝１敗
Ｓ：小林幹０勝１敗２Ｓ
本：緒方６、ゴメス４、福留２
ミンチー姉さん、今季初勝利！この日の広島の先発は、内容はさほど悪くないにも拘わらず、中日よりも負け数が多いと言う逆ハーラーダービーを独走状態だった為か、ミスター中４日なのに、中９日で登板となったミンチー姉さん。広島は、２回、「姉御を何とかして勝たせたい」と言う選手会長・緒方が、６号２ランで先制！ しかし、ミンチー姉さんは、４回、昨年５ホーマーを浴びた天敵・ゴメスに４号ソロを浴びて１点差。その裏、町田の犠牲フライで、再び２点差としたものの、６回には、ルーキー福留にバックスクリーンへ運ばれる２号ソロで、またも１点差！ 続く関川に二塁打を打たれて、苦手・ゴメスを迎えた所で、ミンチー姉さんは降板。しかし、代わってマウンドに上がった玉木重が、このピンチを切り抜けると、以降、高橋建−小林幹とパーフェクトリレーを展開して、逃げ切り、ミンチー姉さんに今季初勝利を献上！ 達川監督も「今シーズンで一番の勝ち方だった」と会心の笑顔を見せた。
西武吹き抜けドーム：西武２勝２敗
ＢＷ ０１００００００１ ２
Ｌ ０００２０１００× ３
勝：オツ３勝１敗
負：金田０勝２敗
Ｓ：西崎４Ｓ
金村兄、連敗止めるタイムリー！ オリックス８連敗！３連敗中の西武と、７連敗中のオリックスと言う対決になったこのカード。先手を取ったのはオリックス。２回、この日も４番に入った鈴木一朗が、ライト線へ二塁打を放つと、続くプリアムがレフト前へ弾き返して１点を先制。しかし、４回、金村弟が四球で歩くなど、満塁のチャンスを作った西武は、連敗脱出のキーマンとしてスタメン起用された金村兄が弟を本塁へ迎え入れる２点タイムリーで逆転！ 更に、６回には、新助っ人獲得の動きでピンチを迎えているブロッサーが、タイムリーを放って、１点を追加。西武は、６回まで１失点のオツから、森−西崎と繋ぐリレーを図ったが、その西崎が９回、二死からハイツ田口、大島に連打を浴びて１点差。なおも一打同点の場面で、谷がライト前へ！ 二塁走者・大島は、一気に本塁へ突入したが、ここで、水島新司にシメられている男・小関が、ストライク返球で、大島はタッチアウト！ 西武が辛くも逃げ切って、連敗を脱出。一方、オリックスは、これで８連敗となった。
大阪ドーム：近鉄２勝１敗
Ｆ ３００００００００ ３
Ｂｕ ００１０００２３× ６
勝：岡本１勝２敗
負：ガンちゃん１勝２敗
Ｓ：バルデス０勝１敗５Ｓ
本：吉岡２
中村、執念の送りバント！ 岡本、粘投で今季初勝利！依然として、勝ち星のない岡本は、この日も、初回から、田中、西浦のタイムリーで３点を失う不安な立ち上がり。しかし、それ以降は、再三ピンチを迎えながらも、三日月パワーシュートで次々とバットを折りまくる力投で、追加点を与えない粘りの投球を展開！ 岡本の粘投に応えるべく近鉄は、３回、吉岡の２号ソロで１点を返すと、更に、７回には、またも吉岡に２点タイムリーが飛び出して、ついに同点！ ８回には、先頭の武藤がヒットで出ると、ヨッシャー佐々木は、何と中村に送りバントを命じる執念の采配を展開！ 中村は、これに応えて、きっちり送りバントを決めると、クラークが四球を選んで、日本ハム先発・ガンちゃんをＫＯ。代わってマウンドに上がった下柳に対して、すかさず、ローズがセンター井出のグラブを弾く２点タイムリー二塁打を放って、勝ち越すと、更に、３番手・生駒からも、的山がタイムリー二塁打を放ち、ダメ押し。最後は、バルデスが締めて、ゲームセット。岡本は、今季初勝利となった！ 尚、敗れた日本ハムは、今季絶望的となったトムに代わる新助っ人の獲得の調査を始める事を明らかにした。