球界トピックス

4月20日


広島:広島1勝3敗
G  600011000  8
C  000000120  3
勝:上原2勝1敗
負:黒田1勝1敗
本:マッスル千代の富士6,7、杉山1
 
モスラに真の愛称! その名も「ウルフ」!
茂雄は、先の中日戦で、5点差を跳ね返す原動力となった名手・川相を愚かにもスタメンから外す大暴挙。しかし、中日戦で見せた川相の食らいつく粘りは、巨人ナインに伝わっていた! 初回、清水のタイムリーで先制すると、モスラが6号3ラン! 更に、杉山にまでホームランが飛び出して、大量6点を奪って、広島先発・黒田を早々とKO。6点リードの儘、迎えた3回裏、巨人先発の上原の一球は、先頭打者・西山の臀部を直撃! 14日に杉山、無冠の帝王・清原が相次いで頭部死球を食らった事に加え、前の打席で胸元をつかれた杉山の報復と判断した西山が杉山に食ってかかった為に、両軍ナインが飛び出して、あわや乱闘寸前! 上原は、危険球の警告を受けるに留まったが、落合博満氏は「間違いなく故意にぶつけた。退場にしなければダメだ!」と爆弾発言! 実は、エリートだが、自称・雑草の強心臓・上原は、こんな事では動じずに、内角球を攻め続け、5回二死までノーヒットの好投。しかし、怒りの西山に川相なら捕れたであろう当たりで三遊間を破られると、続く投手の横山にまでセンターへ弾き返され、更に、福地には、川相なら楽々と捌いたであろうショート前のボテボテ内野安打で、満塁の大ピンチ。この場面は、キュラソ星人を三振にきってとり、踏ん張りを見せた上原だったが、やはり、川相不在では完封は難しく、7回に1点を取られて交代。8回からは、謎の新外国人・デセンスがテスト的に登板したが、新外国人と言えど、川相不在の重大さを察知したか、落ち着かない様子で、3安打を集中されて、2失点。最後は、ヒゲなし入来が締めたが、川相不在によるほころびが見える結果となった。茂雄は、ニックンが、試合の流れをまるで左右しない場面ながら、3安打を放ってしまった事ですっかりご満悦で、今後も川相を干す可能性がより一層高まった。川相効果の余韻が川相不在で、果たして、いつまで保つか…と考えると、巨人は、まだまだ予断を許さない状況にあると言えよう。尚、茂雄が「開幕までに決める」と言いながら、おざなりにしていたが為に、暫定ニックネーム「モスラ」が定着しつつあった高橋だが、この日、茂雄が、ついに真のニックネームを命名した! その名も「ウルフ」! 弊社では、以後、高橋の事をTHE・家元に敬意を表して「マッスル千代の富士」と明記する事を決定した! 
神宮:ヤクルト0勝4敗
D  100001000003  5
S  000020000000  2
勝:霊感投手・落合2勝0敗
負:五十嵐0勝1敗
S:ぷよぷよSUN4S
本:李ボンジョム1
 
李ボンジョム、3打点!
初回、ゴメスの犠牲フライで先制点を許したヤクルトだったが、5回二死一、二塁の場面で、ペタジーニが左中間フェンス直撃の2点タイムリー二塁打を放って、逆転に成功! しかし、勢いに乗る中日は、すかさず6回に、李ボンジョムがライトスタンドへ同点の1号ソロ! その後、両軍一歩も譲らずに、試合は延長に突入! 11回裏、二死一、二塁と一打サヨナラのピンチを切り抜けた中日は、12回表、ヤクルト3番手・五十嵐を攻め立て、満塁のチャンスを作ると、またも李ボンジョムが2点タイムリーを放って、ついに勝ち越し! 最後は、ぷよぷよSUNがピシャリと締めて、4時間38分にも及ぶ熱戦を制した。

長野:横浜3勝1敗
T  310121010  9
YB 100011000  3
勝:メイ1勝1敗
負:川村1勝2敗
S:遠山1S
本:ジョンソン3、新庄1
 
猛虎打線爆発で、最下位脱出!
「投手はいいから、打てさえすれば勝てる」と言うノムさんの期待に、猛虎打線が応えた! 初回、今岡のタイムリー等で3点を先制した阪神は、2回,4回には坪井のタイムリーが飛び出し、更に、ジョンソンの3号2ラン、新庄の1号ソロ等、先発全員の18安打で9点と打線が爆発! 投げては、先発のメイが、制球に苦しみながらも、粘りの投球で、5回を2失点に抑えると、7回からマウンドに上がった3番手・遠山が、3イニングを2安打無失点の好投。遠山は、14年目にして、プロ初セーブをマーク。横浜は、阪神と入れ替わりで最下位へ転落した。

東京ドーム:日本ハム1勝0敗
BW 000000002  2
F  10410031× 10
勝:伊集院光の弟子・金村3勝0敗
負:星野1勝2敗
本:片岡3、偽ソーサ4、鈴木一朗3
 
鈴木一朗、最速1000安打で金村粉砕!
初回、片岡の犠牲フライで1点を先制した日本ハムは、3回には、小笠原の2点タイムリー、片岡の3号2ランで一気に4点を追加。その後も、偽ソーサの4号等で、着々と加点して、大量10点を奪うワンサイドゲームとなり、残る興味は伊集院光の弟子・金村が、パ・リーグタイとなる3試合連続完封なるか!?と言う所に絞られた。しかし、土壇場9回表、史上194人目の1000本安打へ王手をかけていた鈴木一朗が、節目の記録を2ランで飾り、金村の記録を粉砕! 金村は、今季28イニング目にして、初失点となったが、3試合連続の完投で3勝目をあげた。尚、鈴木一朗の1000本安打は、初出場から757試合目での達成で、ブーマー(元オリックス)の781試合を大きく上回る史上最速ペースとなった。

福岡ドーム:ダイエー3勝1敗
Bu 000000000  0
H  00002001×  3
勝:カリメロ2勝0敗
負:高村1勝1敗
本:松中3、井口2
 
カリメロ、3年ぶりの完封!
好投を続けながら、打線の援護が貰えないカリメロだったが、この日も、同様の展開。近鉄先発・高村との投げ合いとなって、0−0で迎えた4回裏も、無死二、三塁のチャンスで、小久保、秋山が簡単に初球を打って凡退するなど、嫌なムードが漂ったが、5回裏、松中の3号ソロが飛び出すと、更に、井口がタイムリーを放って、2点を先制。井口は、8回にも、貴重なダメ押し点となる2号ソロ。カリメロは、この3点をバックに、近鉄・なめとんのか打線を翻弄。2安打9三振と、三塁を踏ませぬ力投で、3年ぶりの完封勝利を飾った。カリメロは「完封でも、そうでなくても同じ1勝だよ。まだまだ本来の内容じゃない」とあっさりしていたが、「最後まで安心して見ていられた」と、王さんはご満悦の様子。チームも3連勝で、勝率を5割に戻した。

千葉マリン:ロッテ1勝0敗
L  300001000  4
M  63000000×  9
勝:薮田2勝0敗
負:豊田0勝2敗
本:垣内2、金村弟1
 
初芝、復帰早々猛打賞!
初回、3点を先制されたロッテは、その裏、すかさず反撃。右肘痛から復帰した初芝が、泳がされながらも、しぶとくタイムリーを放つと、続く絶好調のボーリックもライト前へタイムリーを放って1点差。なおも、二死満塁として、フクーラ、清水の連続タイムリー二塁打で、一挙6点を奪って逆転。西武先発の豊田は、1回もたずにKOとなった。2回にも、西武のまずい守備もあり、3点を追加したロッテは、投げては、先発の薮田が、2回以降も、毎回安打を許しながら、3つの併殺をとるなど、粘りの投球で6回途中まで投げぬくと、藤田−小林雅が完璧なリリーフを見せて、逃げ切った。尚、西武は、インケツ続きのシアンフロッコ、ブロッサーに代わる新外国人獲得へ5選手をリストアップに挙げている事を明らかにした。