東京ドーム：巨人１勝２敗
Ｄ ０１４０２００２０ ９
Ｇ ００６０００００１ ７
勝：岩瀬１勝０敗
負：岡田０勝１敗
Ｓ：ぷよぷよＳＵＮ３Ｓ
本：ゴメス１，２，３
ゴメス３発で、川相効果粉砕！前日の５回裏の段階で、敗色濃厚と思われていたこの日の試合だったが、何と、茂雄は、ついに更正したのか、名手・川相スタメンを前日に続いてスタメン起用！ しかし、前日からの気持ちの切り替えが出来きれていなかった先発・岡島はゴメスに２本のホームランを浴びるなど、３回までに５点を失う大乱調。だが、川相がいる巨人は、こんな事では諦めなかった！ 二死から満塁のチャンスを作ると、清原の当たりは、サードへのゴロ。これが、ゴメスの大トンネルを誘って２点を返すと、更に、モスラが２点タイムリーを放って、１点差。続くソーサ元木もセンター前ヒットで繋いで、迎えたバッターは名手・川相。川相は期待に応え、平松政次氏に「恐れ入った」と唸らせる痛烈な２点タイムリー二塁打を放ち、ついに逆転！！ 川相効果で、この儘、波に乗るかと思いきや、５回表に、またもゴメスがタイムリーエラーの汚名を晴らす３打席連続の２ランを放ち、中日が再びリード！ そして、８回表、一死一塁の場面で、中村の打球は名手・川相へのゴロ。６回にも超美技を見せた川相は、これも巧みに捌き、セカンドへ転送。ゲッツーでチェンジと思いきや、仁志のベースカバーが遅れ、一、二塁オールセーフに。この後、韓国の石毛宏典こと李ボンジョムが、タイムリー二塁打を放ち、貴重な２点を追加。最終回、マウンドに上がった守護神・ぷよぷよＳＵＮに対して、先頭の川相は、得意の粘りで、ライト線へあわや長打と言うファールを連発。８球粘ってフルカウントに持ち込み、結局、セカンドゴロに倒れたものの、この川相の気迫に気圧されたぷよぷよＳＵＮは、後藤にヒットを浴びると、夢を諦めない岡村孝子の旦那・石井を歩かせ、二死後、清水にはセンター前へ弾き返されて、２点差！ 一発が出ればサヨナラと言う場面で、今夜の松井さんが打席に入ったが、ライトへ上がった打球は惜しくもスタンドには届かず、ゲームセット。川相がスタメンで初黒星となったが、川相効果で、一時は５点差を跳ね返すなど、最後まで食らいつく粘りを生み出した巨人は、次に繋がる形を作ったと言えるだろう。尚、５回からマウンドに上がり、３回2/3をノーヒットに抑える好投で巨人の流れを断ち切ったルーキー・岩瀬は、プロ初勝利を飾った。
福岡ドーム：ヤクルト２勝１敗
Ｔ １０２０１１２２１ １０
Ｓ ００２０１００００ ３
勝：川尻２勝０敗
負：宮出１勝２敗
Ｓ：福原１勝０敗１Ｓ
阪神、機動力で連敗ストップ！連敗脱出を図る阪神は、随所に機動力を発揮！ 初回、先頭の坪井が、セーフティバントを決めると、その後、一死一、三塁の場面で一塁走者新庄が、宮出のボークを誘って、１点を先制。４−２とリードした場面で迎えた５回には、和田がホームスチールを敢行。失敗に終わったものの、この布石が、７回に生きた。二死一、三塁の場面で一塁走者今岡がディレードスチール。中井美穂の旦那・古田が二塁へ送球する間に、三塁走者高波が本塁へ突入するダブルスチールを決めたのだ。重盗と言えば、ノムさんのヤクルト監督時代の十八番。「ノムさんのやってくる事は、全部分かっていたんだが…」と若松監督も、重盗警戒のサインを送っていたにも拘わらず、古田に伝わっていなかったのだ。これで流れを完全に掴んだ阪神は、更に、着々と点を追加し、ついに、連敗を７でストップさせた。
西武吹き抜けドーム：西武４勝２敗
Ｆ ０００１０００００ １
Ｌ ００００１２０５× ８
勝：潮崎３勝０敗
負：芝草うちゅー１勝２敗
本：田中１、エセネオエセ松井２、垣内１
潮崎、シンカー２号で好投！西武にスパイ疑惑をかけたと報道された上さんだったが「疑わしい動きを抗議でなく確認しただけ。マスコミが大袈裟に騒いでいるだけで疑惑などかけていない」と弁明。しかし、この日も、あらぬ疑惑をかけられた怒りのせいか、それとも、疑惑が本当なのか、不調のシアンロッコにタイムリー、不調の小関にタイムリー含む２安打、不調の垣内に満塁ホームランが飛び出すなど、１１安打で８点と西武打線が爆発。投げては、先発潮崎は、今までのシンカーより２５ｋｍ速いと言う新球高速シンカー「シンカー２号」を駆使して、日本ハム打線を翻弄。８回を投げて、田中のホームランによる１点のみと言う好投で３勝目を上げた。
大阪ドーム：近鉄２勝１敗
Ｍ ０３００１００１０ ５
Ｂｕ ０１２２０２００× ７
勝：マットソン２勝１敗
負：近藤１勝１敗
Ｓ：バルデス０勝１敗４Ｓ
本：ブレイディー１，２、中村２、ローズ４
大村、勝ち越しタイムリー！ 近鉄、単独首位！右肘痛で初芝が欠場と言う緊急事態で４番にボーリックを入れたロッテは、ストレートが走らない近鉄先発・マットソンの立ち上がりを攻め、ブレイディーの来日１号ホーマー等で、３点を先制。一方、近鉄は、３回、中村、ローズのホームランで同点においつくと、続く４回には、一死二、三塁の場面で、大村がセンター前に２点タイムリーを放って勝ち越し！ ロッテは、ブレイディーの２本目のホームランなどで応戦したものの、近鉄の小刻みな投手リレーに、あと一歩届かなかった。近鉄は、これで、単独首位に立った。