東京ドーム：巨人１勝０敗
Ｃ ０００００００００ ０
Ｇ ００２００１００× ３
勝：上原１勝１敗
負：ミンチー姉さん０勝３敗
Ｓ：槙原１Ｓ
本：清水２
完全燃焼野球炸裂！ 今季初勝利！この日も、打率１割台のソーサ元木、後藤を起用してまで、名手・川相を使いたがらない茂雄のヘッポコ采配が炸裂し、試合前から敗色濃厚と思われたが、守りの要・チュウを潰された事で、必死の巨人ナインは、今までと違った！ ３回、清水がインローの難しい球をライトへ運ぶ２号２ランで先制。先発のルーキー・上原は、前回同様３回までパーフェクトの投球を見せていたが、川相不在の影響か、６回、一死満塁の大ピンチに！ 「（川相がいないからと）この前と同じ失敗はしない」と宣言していた上原は、川相不在の壁を気迫で乗り越えて、求道者・前田，江藤を打ち取り、ピンチを逃れると、その裏、これに応えて、今夜の松井さんが二塁打で出塁。ここで、無冠の帝王・清原が、何と初球バントの構え！ 投球はボールとなったが、この勝つ為になりふり構わぬ動きに、ミンチー姉さんは動揺したか、カウント０−２から真ん中へ甘い球。「あの場面、チュウさんの『キヨ、打ってくれ』と言う声が聞こえた」と言う清原は、これを逃さず、センター前へ弾き返し、貴重な３点目を追加！ ７回まで３安打無失点の好投を見せていた上原に代わり８回から西山がマウンドに…。前回、メッタ打ちを食らい、半ベソをかいた挙げ句、鹿取コーチに最後通告を受けていた西山だったが、使いどころを間違わなければ、こんなもので、見事に３人でピシャリ！ ９回は、ようやく今季初登板となった槙原が締めて完封リレーを達成。上原にプロ初勝利をもたらすと同時に、連敗を４でストップさせた。尚、中日が未だに負け知らずと言うのに、ミンチー姉さんは、早くも３敗目となってしまった。
甲子園：阪神０勝１敗
ＹＢ ００００００１００ １
Ｔ ０００００００００ ０
勝：川村１勝１敗
負：メイ０勝１敗
Ｓ：ササキ様１Ｓ
ササキ様、初見参！ 250ＳＰ達成！川村，メイの投げ合いで、両軍ゼロ行進が続いたこの試合。阪神は、４回裏、二死一、二塁の場面で、佐々木がセンターへ大飛球！ 完全にスタンドインと思われた打球だったが、風速１０ｍの逆風に戻されて、フェンスギリギリのセンターフライに…。一方、横浜は、７回、鈴木なおのりが、これまた逆風に戻されながらも、センター・坪井の新庄とは違うヘッポコ守備で三塁打とすると、一死後、駒田がレフトへ犠牲フライを打ち上げ１点を先制！ ７回から、偽サムライ・阿波野−矢野と繋いできた横浜は、９回、ついに大魔神・ササキ様が、今季初めてマウンドに！ ササキ様は、ジョンソン，佐々木を連続三振にとるなど、３人でピシャリと押さえ、今季初セーブで、通算２５０セーブポイントを達成するおまけつきとなった。尚、この日、大阪市内の病院で検査を受けた新庄は、左膝半月板の内側に異常があった事が判明。野手としてはともかく、投手としてのプレーは無理とドクターストップがかかり、当面は、野手一本でいく事となった。
ナゴヤドーム：中日１勝０敗
Ｓ ００００００００１ １
Ｄ ４０００１１００× ６
勝：山本昌２勝０敗
負：ハッカミー１勝１敗
本：山崎２
山本昌、完投！ 中日、セ新・開幕８連勝！初回、二死一、二塁の場面で、立浪の当たりは一塁線へのピッチャーゴロ。ハッカミーがタッチにいった所を立浪は、巧みにこれをかわして満塁のチャンスを作ると、続く山崎が、バックスクリーンへ会心のグランドスラム！ これだ流れを掴んだ中日は、更に、５，６回に１点ずつ加え、この日も、ワンサイドゲームに…。先発の山本昌は、大量点をバックに、５回まで毎回三振を奪うなど、８回まで僅か１安打の完璧なピッチングを展開。９回、土橋、青柳の連続二塁打で１完封こそ逃したものの、見事完投で２勝目を飾り、中日に、セ・リーグ新記録の開幕８連勝をもたらした。一方、ヤクルトは、開幕４連勝から一転、３連敗となった。
福岡ドーム：ダイエー０勝１敗
Ｆ ０００００００００３ ３
Ｈ ００００００００００ ０
勝：伊集院光の弟子・金村２勝０敗
負：長冨１勝１敗
金村、２試合連続完封！前回完封勝利の伊集院光の弟子・金村と、前回７回無失点のカリメロが、この日も、一向に点を与えない素晴らしい投球を展開。両軍無得点の儘、試合は延長戦に突入した！ カリメロは、９回まで僅か３安打で１０三振を奪う力投を見せていたが、１４９球と言う投球数に加え、肘に爆弾を抱えている事もあり、１０回から長冨のナウンドを譲った。しかし、この長冨が大誤算。いきなり、西浦、偽ソーサに連続二塁打を浴び、先制点を許すと、更に、二死二、三塁から井出にもタイムリーを許して、この回、一挙３失点。金村は、その裏も、ピシャリと抑え、１０回を６安打１０三振の好投で、２試合連続の完封勝利をマークした。尚、この日、ダイエーの新助っ人・ニエベスが、初スタメンで登場したが３三振を喫し、快音は出なかった。
西武吹き抜けドーム：西武１勝０敗
Ｂｕ ０６００００００１０００ ７
Ｌ ０２４００１０００００１× ８
勝：潮崎２勝０敗
負：バルデス０勝１敗１Ｓ
本：大村１、田辺１、中村１
代打・伊東、サヨナラヒット！２回に、大村の１号満塁ホームラン等で、一挙６点を貰った先発・高村だったが、この日は、前回と打って変わっての大乱調。制球を乱して、その裏に２点を許すと、続く３回には、田辺の１号２ラン，高木浩のタイムリー三塁打で、あっさり同点にされてしまった。西武は６回、小関がセーフティスクイズを決めて勝ち越し、逃げ切りを図ったが、土壇場の９回、中村がバックスクリーンへ飛び込む、同点弾を放ち、試合は、延長に突入。１１回、近鉄は二死満塁と絶好のチャンスを掴んだものの、ローズが倒れて無得点。一方、西武は、引き分け直前の１２回二死から、高木浩の二塁打等で、一、二塁のチャンスを作ると、代打・伊東が、センター前に弾き返し、今季２度目のサヨナラ勝ちを収めた。
千葉マリン：ロッテ０勝３敗
ＢＷ ２２００００１１０ ６
Ｍ １０００３００００ ４
勝：星野１勝１敗
負：小林雅０勝１敗
Ｓ：ウィン１Ｓ
星野、今季初勝利！最大風速28.9ｍと言うこの日、強風で集中力を保てないロッテ・先発の武藤は、初回に、藤井のタイムリー、２回にも、三輪のタイムリー二塁打で２点で、序盤から４点を失う苦しい展開。しかし、５回、星野が投ゴロをお手玉、牽制悪送球と乱れた所をついて、チャンスを作ると、大村、堀が強風を味方につける連続タイムリー二塁打を放って、ついに同点。オリックスは、７回、二死一、二塁から小川がセンター前へタイムリーを放ち、１点を勝ち越すと、８回にも、代打・佐竹のタイムリーで１点を追加。 ７回途中からマウンドに上がったウィンが、ロッテ打線を封じ込め、逃げ切った。昨年、開幕から６連敗を喫し、初勝利が５月２１日までかかった星野だったが「昨年の二の舞だけはごめんだからね」と、２試合目にして初勝利を飾った。