球界トピックス

4月11日 YB−G(横浜)、M−F(千葉マリン):雨天中止


 第4の助っ人、緊急来日!
この日、第4の助っ人となるエルマー・デセンス投手が緊急来日。「個人的な成績はあとからついてくるものだから気にしない。自分の一番の目標はチームを優勝させる為に頑張る事だ」と、おきまりの社交辞令を交わしたデセンスは、12日に球団事務所で契約を結び、13日から、ジャイアンツ球場で練習を開始する予定。

広島:広島2勝0敗
S  000020100  3
C  41200002×  9
勝:佐々岡1勝0敗
負:宮出1勝1敗
本:緒方3キュラソ星人1西山1
 
佐々岡、ついに登板! 広島3連勝!
広島は、初回、求道者・前田のタイムリー二塁打で先制すると、緒方の2試合連続となる3号3ランを放ち、一気に4点を先取。更に、ヤクルト先発・宮出を攻め立て、3回までに7点を奪う猛攻。ここまで登板がなく、故障では!?と心配されながら、実は、開幕直前の発熱で出遅れていただけだったと言う今季初登板の先発・佐々岡は、打線の援護を貰い、毎回ランナーを出しながら、6回途中までに2失点と踏ん張ると、その後、達川監督が小刻みな投手リレーを展開。最後は、4点差で小林幹を惜しげもなく使い、佐々岡に初勝利をもたらした。
甲子園:阪神0勝1敗
D  1001100003  6
T  0000001200  3
勝:中山1勝0敗
負:弓長0勝1敗
S:ぷよぷよSUN2S
本:大豊1
 
リベラ投入失敗! 中日、開幕7連勝!
開幕して、負け知らずの中日を止めるべく、阪神の先発マウンドには、対中日5勝1敗のドラキラー・川尻が上がった。昨年、李ジョンポムの手首を叩き折り、ノーヒットノーランをかました挙げ句、優勝争いの息の根を止めたと言う中日にとって、この上ない嫌な投手である筈の川尻だったが、初回から、山崎のタイムリー内野安打で先制点を許すと、4回には、李ボンジョム、5回には、ゴメスとタイムリーを浴びてKO。一方、昨年の最優秀防御率投手・野口は、6回まで無失点の好投。7回に、1点を許した所で、霊感投手・落合に交代。これで、恒例の必勝リレーと思いきや、落合は、8回に、代打・大豊に同点2ランを浴び、流れは阪神に…。阪神は、9回裏、坪井のヒット等で、満塁のチャンスを掴んだが、ここでウメさんが、この日2個目の併殺打を喫してしまい、試合は延長に突入。折角、掴みかけた流れを再び、中日に持っていかれた阪神は、10回、一死満塁のピンチを迎えると、ノムさんは、ブルペンで5球しか投げておらず、全く肩の出来ていないリベラを無理矢理使って、井上に走者一掃の三塁打を浴びて、ジ・エンド。最後は、右太腿痛から8日ぶりに復帰したぷよぷよSUNが締め、中日は、セ・リーグタイ記録となる開幕7連勝を飾った。リベラは、10回表終了後、ベンチに返ってくると、ノムさんの無理な起用に対して、指を指して、猛抗議し、その裏の攻撃も見ずにロッカールームへ立ち去った。ノムさんは「準備不足と怒ったらしいが、典型的な指示待ち族」と一蹴。球団も、この事態を重く見て、リベラに対して、罰金のペナルティーを科した。  
ナゴヤドーム:オリックス2勝1敗
L  003010211  8
BW 000410100  6
勝:森1勝1敗
負:ウィリー1勝1敗
S:西崎2S

 
高木浩、決勝セーフティスクイズ!
2試合連続サヨナラ勝ちと勢いに乗るオリックスは、3回、エセネオエセ松井のタイムリー等で、3点を許したものの、4回、嘉勢、三輪のタイムリー等で、一気に逆転。再び、同点に追いつかれると、今度は、プリアムのタイムリーで、すかさず勝ち越し。2度目の先発となったルーキー・川越に、プロ初勝利が見えてきた7回表、二死一塁の場面で、仰木さんは、バッテリーごと交代指令。これが裏目に出て、代わった水尾が連打を浴びて、逆転を許し、川越の初勝利は消滅。同点で迎えた8回、ダブルスチールを敢行して、二死二、三塁のチャンスを掴んだ西武は、高木浩が三塁走者清水とのアイコンタクトで、セーフティスクイズを敢行。これが、見事に決まって1点を勝ち越すと、9回にも、足でかき回して、エラーを呼び込み、ダメ押しの1点を追加! 最後は、西崎が締めて、連敗をストップさせた。
大阪ドーム:近鉄1勝2敗
H  001101000  3
Bu 30001420× 10
勝:真木1勝0敗
負:佐久本1勝1敗
本:大道1、吉永2
 
近鉄、15安打快勝! 真木、今季初勝利!
初回、中村のタイムリーで、この3連戦初の先取点を奪った近鉄は、更に、佐久本の牽制悪送球等で、この回、3点。近鉄が15安打の猛攻で10点を奪い快勝。ダイエーは、大道、吉永の一発等で、1点差に迫り、流れを掴んだかに見えたが、6回、高須のタイムリー二塁打など、5安打で4点を追加され、試合を決められた。近鉄・先発の真木は、毎回の様にランナーを出しながらも、7回途中まで3失点と粘りの投球を見せ、あとは、香田−バルデスが踏ん張って、今季初勝利を飾った。