球界トピックス

4月9日


横浜:横浜1勝0敗
G  530001000  9
YB 01500601× 13
勝:福盛1勝0敗
負:三沢0勝1敗
S:偽サムライ・阿波野1S
本:仁志1、今夜の松井さん1、ソーサ元木2、石井タクロー1、ローズ1
 チュウ、悪夢のKO劇! 屈辱の大惨敗!
仁志、今夜の松井さん、ソーサ元木と3本のホームランを浴びるなど、元祖・被弾王の名に恥じぬ一発病を露呈し、序盤に大量8点を失いながらも、一向に代えられない斎藤タカシは、3回、よりにもよって、チュウのテンプルめがけて、ストレート一閃! これをまともに食らったチュウはKOされ、担架に運ばれて退場。病院に運ばれ、緊急整復手術を受けたチュウは、命にかかわるケガと危惧されたものの、幸い頬骨陥没骨折に留まり、全治5〜6週間と診断された。勿論、タカシは危険球で即退場となったが、どのみち、その裏、打席が回ってくる所で交代は確定的だった為、福盛も準備万端と、横浜のダメージは皆無に等しかった。タカシの巧妙な策略(?)により、チュウを失った巨人は、代わりに小田を送ったが、ただでさえ川相の不在により、不安定な投球のドミンゴと呼吸が合わず、また、ドミンゴは、チュウの報復をしたくてたまらないにも拘わらず、例の飯塚実オカマポーズ事件の影響で、モメ事は御法度状態とあって、鹿取コーチを初め、ソーサ元木ら、内野陣が総出でなだめすかして、内角攻めに細心の注意を強いる展開に陥った事で、すっかり歯車が狂い、石井タクローの本塁打等、5連打を浴び、一気に2点差に! 押せ押せの横浜は、4回にも、無死一、二塁の場面のチャンスを掴んだが、「負けが続いても、戦い方は変えない」と、前日、送りバントをしないと宣言したばかりの権藤さんが、波留にバント指令。偽証の天罰か、波留は投手前に小フライを打ち上げ、まんまとゲッツーを食らい、むざむざ自滅。流れが止まったかに見えた横浜だったが、6回裏、ニックンを見切ったと思いきや、今度は、後藤をサードに、ソーサ元木をショートに回してまで、川相を使いたがらない茂雄のヘッポコ采配の弊害が発生! 後藤が進藤のゴロをお手玉して、ゲッツーに失敗! これに気落ちし、続く荒井に二塁打を打たれた所で、ドミンゴを諦めた茂雄は、またまた得意のヘッポコ継投を炸裂! ノリダー柏田、三沢、ヒゲなし入来、岡田と、川相不在による不安感でいっぱいの投手陣から、6連打を浴びせた横浜は、ついに逆転! 以降は、偽サムライ・阿波野が魔球なしで好投し、横浜に今季初勝利をもたらした。結局、川相はフル欠場! これで、巨人は、川相がスタメンから消えてからの連敗記録を4と更新。川相不在では、8点差をもってしても、逆転されると言う現実を、茂雄は、しっかりと噛み締めるべきだろう!
広島:広島1勝0敗
S 010001302  7
C 50002400× 11
勝:玉木重1勝0敗
負:石井一1勝1敗
本:緒方2町田1、スミス2,3,4、江藤2、セキリー小早川1、デカ5
 
玉木重、3年ぶりのスクランブル先発登板で粘りの好投!
広島は、初回、石井一の立ち上がりの乱調をつき、求道者・前田のタイムリーで先制すると、緒方、町田の連続アーチで、この回、一挙、5点。5回には、江藤の2号ソロ、6回には連打で4点を追加。ヤクルトは、スミスの3発に加え、セキリー小早川、絶好調のデカと、5ホーマーを放って応戦したが、及ばず。広島は、8発のホームランが乱れ飛んだ空中戦を制し、ヤクルトの開幕からの連勝を4でストップさせた。敗戦処理だった筈が、試合開始40分前になって急遽、3年ぶりの先発を言い渡され、「最初は冗談かと思った」と言っていた玉木重は、3併殺を取るなど、低めに球を集める丁寧なピッチングを展開し、6回2失点で勝利投手に…。
千葉マリン:ロッテ1勝0敗
F  000010000  1
M  00002001×  3
勝:ジョニー黒木1勝1敗
負:ガンちゃん1勝1敗
S:ウォーレン0勝1敗2S
 
好調、マリンガン打線! 山崎も火ダルマ!
この日から「ジョニー黒木弁当」を売り出したマリンスタジアム。ジョニー黒木、ガンちゃんの両開幕投手が、気合いのこもった投球で、両者8回まで12三振を奪う力投を展開したが、勝負は5回の表裏で決着がついた。日本ハムが、野口、金子の連続二塁打で1点を先制すると、その裏、ロッテは、一死二塁の場面で、堀のただのライトフライが、マリンスタジアム独特の強風の影響で三塁打になって同点! 続く、初芝は、バットを折りながらも、ガンちゃんの足下を抜いて、センター前に弾き返し、逆転に成功。8回にも、風を味方につけたヒットで1点を追加したロッテは、9回、ウォーレンが三人でピシャリと締め、3連勝を飾った。一方、松坂にやられて以来、すっかり湿りがちになったビッグステーキ打線の影響で、日本ハムは3連敗…。
ナゴヤドーム:オリックス1勝0敗
L  11010000000  3
BW 30000000001× 4
勝:ウィリー1勝0敗
負:森0勝1敗
本:シアンフロッコ2
 
大島、サヨナラヒット!
初回、1点を先制されたオリックスは、その裏、プリアム、ハイツ田口のタイムリー等で、3点を奪い、逆転に成功。しかし、先発・栗山が奮わず、2回、シアンフロッコに2試合連続のアーチを浴びると、4回には、3連打を許して同点にされた所でKO。以降は、両軍、中継ぎ陣が踏ん張り、延長戦に突入。10回に二死二塁、11回に二死一、二塁とチャンスを掴みながら、モノに出来ない西武に対し、オリックスは11回裏二死から、谷が四球で出塁すると、すかさず二盗。続く大島の打球はレフト垣内の頭上を越えていき、サヨナラ勝ちを収めた。西武は、7日、松坂が偽ソーサへのブラッシングボールを投じた影響で発生した乱闘で、真っ先にぶっ飛んで来たデニーが、その際、故障する憂き目に会い、登録抹消されたのが響いた結果となった。
大阪ドーム:近鉄0勝1敗
H  10000100002  4

Bu 01010000001  3

勝:長冨1勝0敗
負:佐野0勝1敗
S:ベン山田2S
本:ローズ3
 
小久保決勝タイムリー! 長冨2年ぶり白星!
両軍の小刻みな投手リレーで、2−2の儘、延長戦に突入したこの試合。。ダイエーは、11回、二死ながら満塁のチャンスを作ると、近鉄・穴埋め守護神・バルデスから、小久保がレフト前に弾き返すと、ローズのスライディングキャッチも僅かに及ばず、2点タイムリーに! 近鉄もその裏、代打・大久保のタイムリーで1点を返したものの、一歩及ばず、連勝は4でストップした。尚、8回途中から好投を見せた長冨が2年ぶりの勝ち星を掴んだ。