球界トピックス

4月8日


広島:広島2勝1敗
T 000000030  3
C 00001400×  5
勝:菊地原1勝1敗
負:織田裕二0勝2敗
S:小林幹1S
 
菊地原、7年目の初勝利!
6日間で、早や3度目の登板となった広島・先発の菊地原は、4回までノーヒットの好投。これに対し、ノムさんは、サッチーに喧嘩を売った男・坪井に代打・北川を送ると言う、坪井への嫌がらせかと思われかねない仰天采配を展開するも報われず、先制点が奪えない。一方、広島は、5回、野村のタイムリーで1点を先制すると、6回、江藤のファールフライをジョンソンが捕り損ね、これをきっかけにキュラソ星人のタイムリーが飛び出すなど、一挙4点。阪神は、終盤、今岡のタイムリーなどで、2点差に詰め寄ったものの、小林幹の前に一歩及ばず。前日、ミスをきっかけに敗れた広島だったが、この日は、逆に、阪神のミスに乗じて、勝利を掴んだ。菊地原は、プロ7年目にして、初勝利を飾った。 
ナゴヤドーム:中日3勝0敗
YB 000000001  1
D  02002020×  6
勝:鶴田1勝0敗
負:ハマの番長0勝2敗
本:山崎1井上1
 鶴田、5年ぶり勝利! 中日開幕6連勝!
中日は、2回、山崎、井上のナゴヤドーム初の連続アーチで2点を先制。以降も、李ボンジョムのタイムリーなどで、着々と追加点をあげると、投げては、右肘手術から復活の鶴田が力投! 3回には三者三振を奪うなど、5回まで毎回の7奪三振。6回途中からは、岩瀬−正津と繋いで、鈴木なおのりへの押し出し死球による1点のみに抑え込み、開幕6連勝。一方、横浜は、ミーティング嫌いの権藤さんがミーティングを開いたのも報われず、39年ぶりの開幕6連敗となった。尚、1716日ぶりの勝利となった鶴田は「まだ実感が湧かないですけど、本当に色々な人に支えて貰って、今日と言う日が迎えられたと思ってますんで、みんなに感謝しています」と感無量のコメントを残した。
福岡ドーム:ダイエー1勝2敗
M  102050000  8
H  000201020  5
勝:薮田1勝0敗
負:山崎0勝1敗
S:ウォーレン0勝1敗1S
本:小久保2、初芝1、井口1

 好調、マリンガン打線! 山崎も火ダルマ!
前日、記録的大敗を喫したダイエーだが、この日も、先発・山崎が不安な立ち上がりで、初回、堀の犠牲フライで先制されると、3回には、またも堀の2点タイムリーで敗色ムードに…。4回、主砲・小久保の2号2ランで、一時は1点差に詰め寄ったものの、5回、初芝の満塁ホーマーが飛び出し、試合を決定づけられた。この日も、投壊で、大量失点を喫したダイエーは、井口の今季初ホーマーも空砲に終わり、2連敗となった。


東京ドーム:日本ハム1勝2敗
L  000022100  5
F  001000000  1
勝:潮崎1勝0敗
負:ウィッテム0勝1敗
本:金子1、シアンフロッコ1
 
潮崎、11三振完投勝利!
松坂があがりとなったこの日、案の定、観衆は、再び1万4000人に逆戻り…と言うお寒い状況となったこのカード。西武先発・潮崎は、初回から、三者三振を奪うなど、絶好調。3回、金子に先制ホーマーを浴びたものの、取られたのは、この1点のみ。前日から、目が覚めた打線は、この日も好調で、5回、金村弟のタイムリーで逆転。更に、インケツ続きだったシアンフロッコが、6回、来日初ヒットとなる1号2ランを放つと、7回にもタイムリーを放つ活躍を見せ、5−1と快勝を収めた。尚、潮崎は、11三振を奪う力投で、完投勝利を飾った。
大阪ドーム:近鉄3勝0敗
BW 000000030  3
Bu 03100023×  9
勝:赤堀1勝0敗
負:平井0勝1敗
本:ローズ2クラーク3、プリアム2
 
赤堀、好投! RC砲、連夜のアベックアーチ!
この日も、なめとんのか打線(一茂命名)が爆発! 天才児・殿馬の「栄冠は君に輝く」の演奏で立ち直ったと思わせておいて、依然としてパッとしない平井から、2回、的山、大村のタイムリーで3点を奪うと、3回には、ローズの2号ソロが飛び出し、序盤で早くも4点のリード。投げては、オープン戦、散々な内容だった先発・赤堀だったが、この日は、その不安を払拭する好投を展開。慣れない先発でバテが来たか、8回、プリアムに2号3ランを浴びたものの、上々の内容。9回は、柴田、佐野と繋いで、オリックスを3タテ。高村、小池、赤堀のオープン戦絶不調トリオが、揃って好投を見せた近鉄は、これで4連勝となり、ヨッシャー佐々木監督の通算200勝を飾った。