球界トピックス

4月7日


神宮:ヤクルト1勝0敗
G 000100101  3
S 010000202× 5
勝:高津1勝0敗
負:西山0勝1敗
本:池山3,4、清水1、デカ3,4
 
完全燃焼野球炸裂! 今季初勝利!
この日も、名手・川相をスタメンから外す暴挙をやらかし、試合前から敗色濃厚の巨人は、オープン戦で安定感抜群のヒゲ入来を先発マウンドに送ったものの、神宮箱庭球場の利を生かした池山、デカによるフェンスギリギリホームラン攻勢で劣勢に…。9回、今夜の松井さんのタイムリーで同点に追いついたものの、その裏、西山が、デカに、この日2本目の4号2ランを浴び、サヨナラ負けを喫した。これで、ヤクルトは、球団初の開幕4連勝。一方、巨人は、川相がスタメンから消えて以来、依然として勝ち星がない状態で、茂雄が、この事実に気付かない限り、Bクラスどころか、最下位の危険すらありうるだろう。
広島:広島1勝1敗
T 000000051  6
C 010001000  2
勝:吉田豊1勝0敗
負:ミンチー姉さん0勝2敗
本:緒方1
 
ミンチー姉さん、早くも2敗!
広島は、ミスター中四日のミンチー姉さんが、早くも中四日で登板! 町田のタイムリー、緒方の1号ソロで、リードを奪ったものの、8回、スタミナを失い、球のキレが落ちたミンチー姉さんは、阪神に打線に捕まり、1点を失った所でKO。その後、ジョナンソンの一ゴロを浅井が悪送球、今岡のヒットを金本がジャッグルと、ミスを連発。挙げ句に、星野に2ランスクイズを決められるなど、この回、一挙5失点。求道者・前田が、またも自打球を当て、一打席で引っ込んでいた広島に、これを逆転する力はなく、ノムさんの巧みな継投の前に、抑え込まれた。ミンチー姉さんは、これで、早くも2敗。落合氏に、20勝に一番近い投手と言われていたミンチー姉さんだが、この儘では、20敗の危険性すら…。 
ナゴヤドーム:中日2勝0敗
YB 000000001  1
D  01000300×  4
勝:サムソン1勝0敗
負:野村0勝1敗
 井上、全打点! 中日、開幕5連勝!
好調中日は、井上の活躍で、3年ぶりの開幕5連勝を飾った。 井上は、2回に先制タイムリーを放つと、6回二死満塁の場面で、走者一掃の三塁打を放ち、チームの全打点を叩き出した! 投げては、先発のチョベリガンブロン・サムソンが、6回を投げ5安打6四死球と、毎回の様にランナーを出す苦しい投球ながら、無失点に抑え、7回以降は、前田、中山、霊感投手・落合と繋いで逃げ切った。横浜は、故障あがりの野村も打たれ、またもササキ様の出番を作れず、6年ぶりとなる開幕5連敗となった。
北九州:ダイエー1勝1敗

M  2011300501 22
H  000100100  2
勝:クロフォード1勝0敗
負:吉武0勝1敗
本:秋山1、松中1

 猛爆、マリンガン打線! 大量22点!!
依然として勝ち星のないロッテだったが、この日は、マリンガン打線が爆発! 初回にブレイディーの内野安打で2点を先制すると、三回には、土井の3連続押し出しやエラーなどに乗じて、7安打を浴びせ、打者16人の猛攻で、球団新の1イニング11点! その後も、着々と加点したロッテは、大量22点を獲得。投げては、クロフォードが、7回途中まで、秋山、松中の1発だけに抑える好投を見せ、昨年6月以来の白星で、ロッテの初勝利に貢献した。球団新記録の22失点と言う惨敗を喫したダイエーだが、この日、待望の新助っ人投手であるロドニー・ペドラザ投手(29)の獲得を発表した。同投手は、昨年まで、レンジャース傘下の2Aタルサ等に所属し、3勝2敗 防御率2.48の成績。背番号は未定で、今月中旬に来日予定。


東京ドーム:日本ハム1勝1敗
L  010040000  5
F  000000020  2
勝:松坂1勝0敗
負:芝草うちゅー0勝1敗
S:西崎1S
本:小笠原1
 
偽ソーサ爆発! あわや、松坂殺し!
ゴールデンルーキー松坂の初登板とあって、前日、1万6000人に過ぎなかった観衆が、一気に4万4000人と3倍近くまで、激増したこの試合。松坂は、先頭の井出を三振にきってとってから、調子に乗った松坂は、片岡には、自己最高の155kmをマークするなど、ストレートが走り、5回まで、ビッグステーキ打線をノーヒットに抑え込んだ。ここまで1点しか取れず、心配されていた打線も、この松坂の好投に応え、2回に中嶋の犠飛で1点を先制すると、5回には、小関の2点タイムリー等で、4点を追加。5回裏に、偽ソーサに対して、胸元付近へ投げ込むと、偽ソーサは、怒り爆発! バットを握りしめた儘、松坂に迫ったが、松坂は全く動じる事なく、睨み返した上、ナインに止められた偽ソーサを見てほくそ笑むなど、ひょんな事から大器の片鱗を感じさせる一幕も…。結局、松坂は、8回まで投げ132球。9三振を奪う力投で、小笠原の一発による2点だけに抑え、初登板を初勝利で飾った。
大阪ドーム:近鉄2勝0敗
BW 000000000  0
Bu 30100000×  4
勝:小池1勝0敗
負:星野0勝1敗
本:クラーク2、ローズ1
 
深刻!? 星野、外国人後遺症!
オリックスは小池対策として大島を、近鉄は星野対策として大村,武藤,磯部の三人をスタメンから外すと言う寒い展開のこの試合。結局、この作戦は、いずれも報われず、両軍合わせて僅かに10安打。しかも、マリナーズキャンプで外国人後遺症に陥っている星野から、初回にクラークが2号2ラン、ローズが1号ソロを放った段階で、試合は決してしまった格好となった。小池は、低めをつく丁寧な投球で8回を投げて、オリックスを3安打無失点に抑える好投。バルデスも、前日に続いて、1イニングをピシャリと抑え、完封リレーで、3連勝を飾った。