球界トピックス

3月31日
選抜高校野球:PL学園15−3玉野光南 平安9−7駒大高 水戸商3−0日大三

 野茂、自由契約!
メッツを解雇され、ウェーバーに挙がっていた野茂だったが、期限のこの日まで、他球団からのオファーはなく、メッツから8775万円(推定)を支払われ、自由契約となった。メッツとの3億5000万円(推定)年俸の契約が切れた事で、FA同様に白紙の状態で全球団と入団交渉が可能となった野茂だが、依然として、見通しは暗い模様。高年俸を下げて買い叩く為のウェーバー無視と言うのはあったが、ここにきて、一昨年に手術した右肘に故障の疑いが持たれており、各球団、二の足を踏んでいるらしい。ただ、マイナー契約となると、興味を示している球団は多数あり、メッツのフィリップスGMも「他球団との契約がダメなら、ウチは、マイナー契約なら受け入れる」と語っている。 

 フレッシュメンバーで、開幕!
この日、セ・リーグの開幕一軍出場選手登録が発表されたが、広島は、28選手中、10人が初の開幕一軍。しかも、そのうち3人のルーキーを含む6人が一軍経験なしと言うフレッシュな顔触れで開幕に臨む事になった。これに対して、達川監督も「ワシも(首脳陣としては)初めてよ。大野、西田、正田もね」と笑顔で語り、首脳陣もフレッシュだと強調した。一方、沢崎、山内の元新人王コンビや笘篠、出戻り助っ人ペレスらは一軍を外れた。また、投手との二刀流を画策していたペルドモだったが、レイノソの予想以上の仕上がりに、急遽、野手登録に変更され、投手枠をミンチー、レイノソで埋める事になった。

 大塚、復帰は5月以降 
右肩に違和感を訴え、27日に大阪市内の病院でMRI検査を受けていた守護神・大塚だったが、この日、「右肩の周囲炎」と診断された。復帰は、早くても、5月上旬になる見込みとの事。大塚は「原因は分かったので、前を向いていくしかない。期待を裏切ってしまったが、なるべく早く復帰して、信頼を取り戻したい」と語った。ヨッシャー佐々木は、大塚の穴埋めとして、候補に上がっていた2人の助っ人のうち、制球に不安のあるデ・ラ・クルーズを二軍に落とし、バルデスを起用する方針。

 トム、開幕へ猛チャージ! 
左膝を痛め、開幕出場が絶望視されていたトムは、この日、東京ドームでフリー打撃を行い、看板直撃の大アーチを連発した上、「登録まで、あと1時間? それじや、走ってアピールしなきゃ」と、ベース一周を全力疾走! パ・リーグの開幕一軍出場選手登録は、1日に発表となるが、そこに滑り込む為に猛チャージをかけた! 上さんは「いけるんじゃないの。明日、明後日の状態を見て決める」と話し、開幕スタメンの可能性が見えてきた。