球界トピックス

3月27日 YB−Bu(横浜):雨天中止
選抜高校野球:駒沢大3−2長崎日大 平安5−1東邦

ひたちなか:巨人0勝1敗1分
S  00000      0  5回降雨コールド
G  00000      0


 ヒゲ入来、ノーヒットノーラン!
この日、先発したヒゲ入来は、ぬかるんだマウンドながら、5回を投げて、無安打8三振の素晴らしい投球を展開! 降雨により、5回コールドとなった為、参考記録ながら、ノーヒットノーランを達成した! 奇しくも、兄のヒゲなし入来が、7年前のこの日に、同様の展開(5回降雨コールド)でノーヒットノーランを遂げていると言うから驚きだ。「ノーヒット? それは別に…」と、オープン戦の参考記録と言う事で、淡々としていたヒゲ入来だが「投げたい様に投げられた」と、この日の快投には満足した様子。また、ここまで伸ばしてきたヒゲだが「ゲンをかついでいる訳でもないので、剃りたくなった剃ります」と宣言した。
 伊藤、4回1安打!
ヒゲ入来に負けじと、ヤクルトの先発・伊藤も、力投! 「七、八分の力で低めを心掛けた。球にキレがあった」と、4回1安打無失点と完璧に近い内容を見せた。これで、ヤクルトは、3試合連続の完封で、30イニング無失点を継続中。打線は湿っているが、投手陣は開幕へ向けて万全の体勢だ。
 

東京ドーム:日本ハム1勝1敗
H  000002030  5
F  200001000  3
勝:カリメロ1勝0敗
負:石井1勝1敗
S:藤井2S


 カリメロ、エースの貫禄!
カリメロが、ようやく、オープン戦に初登板。5番手として、7回からマウンドに上がったカリメロは、2回を1安打無失点と上々の内容。調整の遅れていたカリメロだったが、流石に、エースの貫禄を見せ、首脳陣を安心させた。一方、この日、先発したホンコン倉野は、制球が定まらず、2回を2安打5四球で2失点と言う乱調ぶり。先発ローテ入りをほぼ手中に入れていたホンコン倉野だったが、この内容に、尾花コーチは、吉武と入れ替える可能性を示唆。一気に中継ぎ降格へのピンチに立たされた。
  

西京極:阪神0勝1敗
M  000102200  5
T  000100000  1

勝:ジョニー黒木1勝0敗
負:川尻0勝1敗
本:ブロワーズ3、初芝2山本1


 ジョニー、開幕へ万全!
嘘か真か、24日の段階で、開幕投手に任命されたジョニー黒木は、この日の先発マウンドでも、手術後の影響を感じさせず、7回を1失点に抑える好投を見せ、初の開幕投手に向けて、万全の最終調整となった。山本監督も「今日は、球にキレがあった。一番良かったんじゃないの。安心したよ」と絶賛した。
 川尻、復調の兆し! 
ここまで、3試合で防御率11.00と、まるで結果の出ていなかった川尻が先発。この日は、6回を5安打3失点ながら、以前よりは遙かにマシな内容で、「打者に向かっていく姿勢が出てきた。今までの投球はちょっと狂っていたけど、普通に戻ったかな」と、オープン戦、最後の登板で、ようやく復調の兆しを見せた。
 

ナゴヤドーム:オリックス1勝1敗2分
D  000212000  5
BW 100022000  5

本:小川2


 鈴木一朗、応援もメジャー流?
この日、オリックス応援団は、鈴木一朗の打席のみ、鳴り物の応援を中止。巨人が無冠の帝王・清原にやった様な不調ぶりへの抗議…ではなく、いわゆる、メジャー流の応援なのか? 昨年、日米野球の際に「神戸でもそういう風(鳴り物なし)になりませんかね」と訴えていた鈴木の要望に応えた格好となった。しかし、応援団は「昨年までと同じですよ」と、特に、鈴木への配慮と言うコメントはなし。大事な時期にチームを離れ、マリナーズキャンプを謳歌、ファンを無視して「日本に帰りたくない」とまで言ってしまった鈴木への無言の抗議…と言う見方もあるが、果たして…!? 尚、この日、開幕投手候補と目されている先発の小林は、5回2/3を5失点と打ち込まれ、最終登板で大いに不安を残してしまった。
 福留、完全復調!? 
不振にあえいでいたルーキー・福留だったが、この日は、二塁打を含む、2安打「何とか打てる様になってきた。やってる事がいい様に向かっている」と言う福留は、これで3試合連続安打。辛抱強く使い続けてきた星野監督は「福留は、ひとつ薄い壁を破ったな」と徐々に期待に応えつつある福留にホッとした表情を見せた。
 

倉敷MS:広島1勝1敗
L  100000000  1
C  00002000×  2
勝:ミンチー姉さん1勝0敗
負:オツ0勝1敗
S:レイノソ2S


 ミンチー姉さん、抜群の安定感! 
昨年のチーム勝ち頭・ミンチー姉さんが、先発登板。毎回の様にランナーを背負いながら、粘りの投球で、6回を投げて、パスボールによる1失点のみの内容に、達川監督も「ケチのつけようがない」と誉め称えた。ミンチー姉さんは、ここまで、3試合で防御率1.13と抜群の安定感を見せており、開幕投手は、ほぼ手中にしたと言えるだろう。
 オツ、開幕投手へ黄信号!
オープン戦で、投げる度に打ち込まれていたオツだったが、この日は、6回1/3を投げて、6安打2失点とまずまずの内容。しかし、依然として、140kmの速球が出ない状態で、開幕へ大きな不安を残している。雀士東尾も「1度落ちた速球はすぐには戻って来ない。あれでは、チェンジアップも生きて来ない」と表情を曇らせた。
 

 一茂命名「なめとんのか打線」!
「ビッグステーキ打線」「スーパーダブルチャンス打線」を世間に定着させた若大将・原コーチに対抗して、一茂が、近鉄の強力打線について「いてまえ打線」でいいものを無理矢理ネーミングを行った! その名も「なめとんのか打線」と言うセンスのかけらもない代物! 一茂には、原コーチの様な威風堂々とした態度がなく「多分、ダメだな」とこぼすなど、定着させるだけの自信をまるで感じさせなかったが、弊社では、しばらくの間、このヘッポコなネーミングを採用する予定。