球界トピックス

3月25日  YB−BW(横須賀):雨天中止
選抜高校野球:浜田5−3東海大三 沖縄尚学1−0比叡山 市川2−1鳴門工

 メッツ、野茂に戦力外通告!
メッツは野茂の放出を決定し、ウェーバー登録を行っていたが、高年俸がネックになったか、最終期限を過ぎても、獲得に名乗りを挙げる球団はなく、3Aノーフォーク行きを言い渡した。野茂は、3日間以内に、マイナー行きを受諾するか、拒否して自由契約を選ぶ必要があるが、自由契約とし、年俸を下げた上での移籍再交渉を選ぶのではないかと見られている。ハーシュハイザー(インディアンス)獲得に失敗した際のカブスが有力とも言われているが、日本球界復帰の可能性もありえない事ではない。こういう展開となると、昨オフも調査を行っていた巨人が出張ってくる可能性があり、またアンチ巨人の失笑を買ってしまうのではなかろうか…。
 

横浜:横浜0勝1敗
G  000000000  0
S  00010030×  4
勝:宮出2勝0敗
負:上原0勝1敗
本:スミス1


 宮出、7回無失点!
先発の宮出は、ストレートのMAXは138kmながら、落差の大きいフォークキレのいいスライダーを高低に投げ分けて、巨人打線を翻弄し、7回を4安打無失点に抑えた。若松監督き「先発の6番手に入ってくるでしょう」と太鼓判を押した。しかし、昨年も、この時期には快投を見せていた宮出だけに、真価を問われるのは、もうしばらく先の事になりそうだ。また、打っては前日から一軍に合流した新外国人のスミスが1号2ラン。ルーキー・上原からは3タコだった事で「上原から打ちたかった」と不満そうな表情だった。
 上原合格も、ホセ開幕絶望的!
この日、先発予定だったホセが、右背筋を痛めて、「そんなに重症ではない」ながらも、開幕一軍が絶望的となった。当初、2番手の予定だったルーキー・上原が、急遽、先発として登板したが「ある意味でチャンスですから」と奮起し、6回を3安打6三振の好投を見せた。茂雄は「神宮のマウンドに慣れさせておかないとねぇ」と、開幕5人目の先発として、4月7日のヤクルト戦に投げさせる事を示唆。一方、序盤こそ、パンチ力を見せていたが、この所、不振の続いていたドラフト8位ルーキーの高野は、試合後、2軍落ちを通告された。ここまでの展開が、斉藤宜にそっくりで、この儘、埋もれはしないかと、心配されている。尚、高野に代わって、あの成績で、何故か毎年一軍にいる男・福王が、ついに見参! 松井さん、無冠の帝王とのMKFトリオ・3ショットを狙う模様!
  

千葉マリン:ロッテ0勝2敗
D  002002000  4
M  000000100  1

勝:サムソン3勝0敗
負:武藤1勝1敗
S:アゴくら1S


 福留、復調の兆し!
前日の試合で、28打席ぶりにヒットを放った福留は、この日は、2番に昇格。2打席目にレフト前にヒットを放ち、すかさず二盗を決めるなど、復調の兆しを見せた。ただ、守っては、球際の弱さを見せ、課題を残した。投げては、先発したサムソンが、制球が良く、7回を1失点の好投で3勝目。強力先発陣に割り込むべく、強烈なアピールとなった。
 川井、快調! 開幕一軍見えた!
ドラフト3位ルーキー・川井が、1回を無失点と、またも結果を残した。ここまで、オープン戦3度の登板で3回2/3を投げて、未だに無失点を続ける川井は、貴重な左の中継ぎとして、開幕一軍が視野に入ってきた。また、ドラフト1位ルーキーの小林雅も、2回をパーフェクトに抑え、失いかけている信頼を取り戻した。一方、調整が遅れていた抑えの河本も、この日、初登板したが、1回を3安打2失点と不安を残す投球となった。
  

西武吹き抜けドーム:西武2勝0敗
Bu 000002001  3
L  00101312×  8
勝:森1勝0敗3S
負:真木0勝2敗
本:伊東1、藤立1


 シバタオー、新馬戦出走! 
雀士東尾が、競馬情報をリークして貰う為に獲得したドラフト4位ルーキー・柴田が、オープン戦初登場。三塁走者として、代走に起用された柴田は、いきなり、金村弟の浅いにレフトフライでタッチアップを決め生還。初打席では、足を生かした内野安打を放つと、すかさず二盗を決めるなど、得意の俊足を存分にアピールした。上々のデビューに、柴田は「競馬なら、まだゲート試験に通って、新馬戦で8着くらい。早くGI戦に出たいですね」と、競馬になぞらえたコメントを残した。また、先発の潮崎は、5回を1安打無失点と完璧な投球。抑えの森も、2回1/3を投げ無安打4三振と万全の仕上がりを見せた。
 真木もダメ… 深刻先発投手陣!
岡本、マットソン以外の先発候補が、未だに結果を残せない近鉄だが、この日、先発した真木も打ち込まれた。滑り出しは、まずまずだったが、中盤に入って捕まり、5回1/3を4失点。また、2番手・香田、3番手・酒井も球威不足で打ち込まれたとあって、大石投手コーチの表情が晴れる日は、一向に訪れない。