球界トピックス

3月22日

千葉マリン:ロッテ1勝1敗
G  110002040  8
M  003001000  4
勝:ヒゲ入来3勝0敗
負:川俣0勝1敗2S
本:初芝1、モスラ5


 斎藤雅に不安も、ホセは好投!
先発の斎藤雅が、寒さに加えて、風速22mの強風と言う悪条件の影響か、制球、球威共にイマイチで、4回を9安打3失点と不満を残す内容で、開幕投手争いから一歩後退。一方、光ったのは、3番手として、8回からマウンドに上がったホセ。四球によるランナーを一人出しただけで、2回を無失点に抑える好投で、前回の汚名を返上した。「前よりも、ボールを低めに集められたので、今日の内容には満足」と言うホセは、先発ローテ入りへ意欲を見せた。
 ゴーグル、開幕投手へ順調!
オープン戦2度目の先発となったゴーグルは、スライダーを低めに球を集める丁寧なピッチングで、強風の影響を受けない内野ゴロの山を築き、5回を4安打2失点と、まずまずの内容で、開幕へ向けて、順調な仕上がりを見せた。また、4番手として、マウンドに上がったドラフト3位ルーキーの川井は、清水、今夜の松井さんを連続三振に斬って取る快投を見せ、左のセットアッパーとしての存在価値を十二分にアピールした
  

鳴門:オリックス0勝0敗1分
C  000112000  4
BW 001030000  4


 下痢ニール、目に違和感
主砲の下痢ニールが、目に違和感を訴えて、試合を欠場。徳島入りした前日の夜から、目がショボショボし出し、目と鼻の間が真っ赤に腫れた状態と言う下痢ニールについて、トレーナーは「恐らく、アレルギー性のものだろう」と判断し、神戸市内の病院で検査を受けさせる事を決定した。
 黒田、先発ローテ入りへ不安
先発ローテ入りを狙う黒田だったが、腕の振りが鈍く、制球が定まらず、5回を4安打4四球で4失点。寒さの影響もあったとは言え、課題を残す投球となった。一方、ここまでパッとしなかった新外国人のディアスが、3安打1打点と爆発。サントリーカップでは賞金が出ると聞いて、フル出場を志願したディアスは、狙い通りの活躍で、MVPの10万円をゲットした!
  

大阪ドーム:近鉄1勝0敗
T  100000210  4
Bu 20001101×  5
勝:デ・ラ・クルーズ1勝0敗1S
負:福原0勝1敗1S
本:和田1、クラーク2、礒部1


 岡本、開幕投手当確!?
先発した岡本は、この日も、三日月パワーシュートが冴え、6回を投げて、立ち上がりに浴びた和田のホームランによる1点のみに抑える好投で、開幕投手をアピール。8回に、同点に追いつかれたが、その裏、礒部のタイムリー二塁打で勝ち越し。最後は、デ・ラ・クルーズが締めて、サントリーカップで阪神に初黒星をつけた。試合前、ノムさんに「(グラウンドコートが)強そうに見えない」と難癖をつけられたヨッシャー佐々木だったが「これで野球をやる訳じゃないですから」と言う言葉通りの結果を出した。
 投手・新庄に、また弊害!?
新庄が、古傷の左太腿に痛みを訴え、6回途中でベンチに下がった。どうやら、前日に、投球練習もロクにせぬ儘、登板した事が一因と見られている。今後、しばらくは、大事をとって試合には欠場する見込み。ノムさんは「時間がかかる? どうだろう。俺には分からんよ」と表情を曇らせた。 
 

横浜:横浜2勝0敗
H  120031512  15
YB 314040022× 16
勝:森中1勝0敗
負:長冨0勝1敗
本:松中2、小久保2、吉永1,2,3


 ルーキー・小池、サヨナラ打!
ドラフト6位ルーキー・小池は、8回裏、きっちり同点の犠牲フライを放つと、9回裏には、一死満塁の場面で、「足が震えました。まっすぐ狙いです。押し出しじゃつまらない。打って終わりたかった」の言葉通り、長冨のストレートを迷わずフルスイング。これが、ショート横を抜けるサヨナラヒットとなり、大乱打戦を締めくくった。高木打撃コーチも「甲子園の経験(松坂と横浜高での同級生)だろう。プレッシャーを力に出来るタイプだ」と絶賛。
 吉永3連発も、空砲…
一昨年、7月21日に3ホーマーを放った試合で、スパイ容疑を高められた吉永が、敵地の横浜スタジアムで、3打席連続ホームランを放ち、意地を見せた! ここまで、結果の出なかった吉永の爆発に王さんも「調子が上がってきていたし、そろそろ出ると思っていた。本来の吉永になってきたよ」と語った。吉永を初め、14安打で15点と爆発した打線とは対照的に、5人の投手陣が総崩れで、18安打14四死球の大乱調で、16点を失い、サヨナラ負けを喫した。
  

ナゴヤドーム:中日1勝1敗
L  000000010  1
D  02000012×  5
勝:武田1勝1敗
負:石井1勝1敗
本:中村1


 石井、順調な仕上がり
2度目の先発となった石井は、2回に中村に2点タイムリーを浴びたものの、あとは無難に抑え、6回を5安打2失点と、まずまずの仕上がり具合を見せた。これには、雀士東尾も「安定感があるな」とお誉めの言葉。一方、対象的だったのが、8回からマウンドに上がった3番手の西崎で、二死から3連打を浴びて、2点を許すなど、不安を残した。
 武田、5回無失点!
前回、3回を5失点と打ち込まれた武田だったが、この日は、別人の様に安定した投球を披露。ランナーを出しながらも、要所を締め、5回を投げて無失点。「調子は良くなかったが、打たせて取る事を心掛けた。来週には、もっと良くなる」と、手応えを掴んだ様だ。一方、打撃不振に悩む福留は、この日も3タコに加え、3回には、エラーを犯すなど、奮わず、8回でベンチに下げられてしまった。
   

東京ドーム:日本ハム1勝1敗
S  001002100  4
F  010000000  1

勝:石井弘1勝0敗
負:ガンちゃん1勝1敗
S:高津2S
本:中井美穂の旦那1


 両助っ人、明暗くっきり! 
この日、先発した新外国人のハッカミーは、得意のチェンジアップを駆使して、4回を投げて3安打1失点の好投で、先発ローテ入りに当確ランプを灯した。「マウンドの傾斜、角度共、最高。また、ここ(東京ドーム)で投げるのが楽しみだ」と言うハッカミーは、巨人戦での大きな武器となりうるか!? 一方、もう一人の助っ人投手・エーカーは、この日、右肩痛を訴えた。若松監督は「しばらくはかかりそうだ。開幕は無理だろう」と判断し、ファームでの再調整を言い渡した。復帰は、早くても4月下旬と見られている。
 ガンちゃん、金村に宣戦布告!
開幕投手候補のガンちゃんが、6回を投げ7安打3失点の内容。「変化球が高かったが、調子は悪くない」と言うガンちゃんは、開幕投手について聞かれると「いい意味での戦争勃発やな」と、伊集院光の弟子・金村に宣戦布告!