球界トピックス
3月20日 T−M(倉敷MS)、S−BW(神宮):雨天中止
西武吹き抜けドーム:西武0勝2敗 G 100000201 4 L 000010000 1 勝:三沢2勝0敗 負:松坂1勝3敗 S:槙原1S 本:今夜の松井さん5、仁志2、後藤1 松井さん、5号! 岡島、粘投! 西武吹き抜けドームのこけら落としとなった、この試合。試合前の始球式で、茂雄が、雀士東尾との一打席真剣勝負でレフト前ヒットを打って景気をつけると、初回、いきなり今夜の松井さんの三本足打法が炸裂! 桑田の発熱により、チャンスの回ってきた先発・岡島は、寒さの影響もあり、四球を連発する苦しい投球ながらも、5回を1失点と粘りを見せた。その後、仁志と後藤の連続アーチで勝ち越した巨人は、最後は、槙原が締めて、敵地のこけら落としで返り討ちを果たした。 松坂、連続被弾! リベンジ失敗! 前回、巨人相手に4回を8失点と打ち込まれ「次はリベンジしたい」と語っていた松坂が、5回表二死三塁の場面で、無冠の帝王・清原を打席に迎えた所で3番手としてマウンドに上がった。清原には、三遊間へ痛烈な当たりを打たれたが、シアンフロッコの美技に救われ、ピンチを凌ぐと、続く6回も、若手の下位打線を相手にランナーを二人出しながら、無得点に。しかし、7回、先頭の仁志にレフトスタンドへ運ばれると、続く後藤にもライトスタンドへ連続ホームランを浴びてしまった。3回1/3を4三振で2失点と、内容はまずまずだったが、リベンジを果たしたとは言えない内容に、松坂は「今日はホームランを打たれた以外は70点ですね」と自己採点した。一方、開幕投手の本命ながら、ここまで結果が出せず、この日、ダメなら二軍行きを言い渡されていた先発のオツは、4回1/3を投げ、ランナーを出しながらも、松井さんのホームランによる1失点のみと、とりあえず、結果を出した。
大阪ドーム:近鉄0勝0敗1分 D 000301000 4 Bu 030000001 4 本:クラーク1、ローズ4,5、ゴメス5,6 山本昌、またも打たれる! 昨年、12月に右肘を手術をした関川が、オープン戦初登場。いきなり2安打を放ち、復調をアピール! また、主砲・ゴメスが、2打席連続のホームランを放つなど、絶好調! 投げては、守護神のぷよぷよSUNが、2回をパーフェクトに抑える万全の投球を披露した。しかし、先発の山本昌は、この日も、制球が定まらず、5回を6安打3失点と、またしても結果を出せずに終わった。 赤堀、信頼回復ならず! 首脳陣の信頼感を極度に落としている赤堀が、先発登板。ゴメスから2打席連続アーチを浴びるなど、6回を投げて4失点の内容で、またも信頼を回復する事は出来なかった。この日、投打に渡って好調だったのは、助っ人勢。クラークが2回に先制1号を放つと、続くローズもライトスタンドへ5号ソロ。更に、ローズは、1点ビハインドの9回裏にも、同点の5号を放ち、好調をアピール。投げては、デラクルーズ、バルデスが共に、2/3回と短いイニングながら、無失点に抑えて、結果を出した。
福岡ドーム:ダイエー1勝2敗 C 800100000 9 H 103020200 8 勝:佐々岡1勝0敗 負:永井0勝1敗 S:小林幹英2S 本:井口3 幹英、快投! 5連続三振! 4年ぶりの開幕投手を狙う佐々岡が先発登板。初回、大量8点のリードを貰いながらも、ピリッとしない佐々岡は、井口に3ランを浴びるなど、5回を9安打6失点。一方、8回から登板した小林幹は「修正出来ています。逆に、何も考えずに投げられた」と5者連続三振を含む、2回をパーフェクトに抑える完璧なピッチングを展開した! 永井、大乱調! 先発失格! 先発候補として、期待のかかる永井だったが、初回、4本の長短打に加え、5四死球で8失点の大乱調。2回以降は、落ち着きを取り戻したが、先発ローテ入りは、大きく遠のいたと言っていいだろう。また、ダイエーは、この日、入団が内定していたツインズのメルビン・ニエベス外野手の獲得を正式に発表。年俸は5000万円(推定)で背番号は未定。球団側は、開幕に間に合う様、来日させる予定。
東京ドーム:日本ハム1勝0敗 YB 002000030 5 F 42000000× 6 勝:関根1勝1敗1S 負:斎藤タカシ1勝1敗 S:シュールストロム3S 本:片岡2、波留1、荒井1 関根、新球に手応え! 先発の関根が、5回を3安打2失点の好投。今季キャンプから練習中のムービングファストボールを8球程、試投した関根は、「イメージ通り」と、実戦での手応えを掴み取った。芝草が3失点、シュールストロムも無失点ながら、満塁のピンチを作る不安定な内容に上さんは「今日の合格は関根だけや」と語った。 ササキ様、寝違えの影響なし 2番手で登板したニセサムライ・阿波野は1回を三者三振にきってとる力投を見せ、これで、前回の近鉄戦から6連続三振を続行中! また、オープン戦2度目の登板となった大魔神・ササキ様も、心配されていた寝違えによる影響もなく、フォークが冴えて、1回を投げ、打者三人を10球で仕留める順調な仕上がりを見せた。リリーフ陣が好調なのに対して、気がかりなのは、先発の斎藤タカシ。序盤に集中打を食らい、5回を6失点の内容に終わった。しかし、それでも、権藤さんは「甘い所を打たれただけ。内容はいい。向こうの打線が良かっただけ」と、あまり心配はしていない様だった。
木田画伯、メジャー1勝! アメコミ界進出の足掛かりとして、副業先にタイガースを選んだ木田画伯が、前回の1回2/3で5失点と言う汚名を返上する好投を見せた! 「前回は、あまりにもひどかったので、今日は、しっかり投げないと」と言う木田画伯は、MAX156kmと、本来のストレートのキレを取り戻し、2回を3安打無失点に抑えると、味方打線が逆転を果たした事により、オープン戦ながら、メジャー移籍後初の勝利投手の権利が転がり込んだ! これには、エディーア投手コーチも「これまでの投球より、随分良くなった」と評価した。