球界トピックス

3月18日

長良川:巨人0勝1敗
M  100000020  3
G  001100000  2
勝:エセニューヒーロー小島1勝0敗
負:ゲンちゃん0勝1敗
S:ウォーレン1S
本:二岡2


 ジョニー黒木、80点の出来! 開幕へ手応え!
椎間板ヘルニア手術からの復活を目指すジョニー黒木が、中4日で先発登板。ストレートはMAX142kmと、まだまだだったが、5回を2失点と、まずまずの仕上がり具合を見せた。黒木は「イメージ通りが8割で、走者を背負っても、粘り強く投げられた。今日の出来は80点」と納得した様子で、ゴーグルとの開幕投手争いに手応えを掴んだ!
 逆指名ルーキーコンビ、活躍!
練習中に、外野でランニングをしていた野村の顔面をモスラの打球が直撃! 鼻血を出して昏倒した野村は、すかさず、担架で病院に運ばれたが、大事には至らなかったとの事。さて、この日も、茂雄は、2番に清水を置いて、名手・川相がフル欠場と、勝負を捨てたとしか思えない采配を展開。「1点差で勝つ野球」に不可欠な川相不在の巨人は、またしても、1点差負けを喫してしまった。そんな中、逆指名ルーキーコンビが活躍したのが、明るい話題。ドラフト1位の上原は、初めて先発としてマウンドに上がると、予定の5回を上回る6回を投げて、1失点の好投で、5人目の先発候補として急浮上。また、昨年のパ・リーグ真の盗塁王・小坂を牽制で刺したり、5回の無死一、二塁のピンチでは、素早いバント処理で三封したりと、ピッチング以外でも非凡なセンスを見せた。一方、ドラフト2位の二岡も、第1打席でジョニー黒木から2号ソロを放つなど、2安打の活躍を見せた。
  

豊橋:中日1勝1敗1分
BW 000000000  0
D  00000001×  1
勝:サムソン2勝0敗
負:水尾0勝1敗
S:霊感投手・落合1S


 野口、開幕候補1番手へ!
先発の野口は、6回を4安打無失点の好投。オープン戦6度の登板で、防御率0.75の数字が示す通り、安定感は抜群の野口に対して、星野監督は「開幕候補のNo.1やろ」とお墨付きを出した。これを聞いた野口は「いつ行けと言われても、行ける様に気持ちだけは準備しておきたい」と語った。
 軟投派・平井、6回無失点!
3年前、天才児・殿馬のピアノにより、精気を取り戻し、160kmをマークしながらも、それ以降もパッとしなかった平井が、新しく覚えたスライダーで打たせて取る軟投派へと転向して、成果を見せた。6回を投げて2安打無四球で無失点と言う完璧に近い投球。しかし、平井本人は「1回だけ好投してもダメ。もっと何回か続けないと」と気を引き締めた。
 

神宮:ヤクルト0勝1敗
F  146000010 12
S  201000000  3
勝:ウィッテム1勝0敗
負:河端1勝1敗
本:上田3,4金子1野口2、飯田1


 トム不在も、ビッグステーキ打線、好調!
この日、左膝外顆骨損傷でリハビリ中のトムの回復が遅れ、動く事も禁止されたと言う暗いニュースが入ってきた日本ハムだったが、この日のビッグステーキ打線は、トムの不在による不安を感じさせない爆発ぶりを見せた! 上田が2発のホームランを叩き込んだのを初め、4発のホームランを含む14安打で12点を獲得! また、走っては6盗塁と機動力も発揮した! この日、唯一の不安は、先発したウィッテム。初回に制球が定まらず、四球を連発し、更に、2つのボークを犯して2点を失うと、3回には飯田に一発を浴び、4回を3失点。上さんも、これには「あれ(ボーク)は直していかんとなぁ。これから投げ込みもしていかないと」と苦笑い。
 カツノリ、二軍落ち!
中井美穂の旦那・古田が疲労性の太股痛小野が半月板損傷で、急遽、鮫島を二軍から昇格させたヤクルトだが、この日、スタメンマスクを被ったカツノリも甘いリードで3回までに大量11失点を献上した上、5盗塁を許すなど、やられ放題で「ポスト古田」の不在を露呈。試合後、二軍行きを命じられたカツノリは「ストライクを揃え過ぎた。自分をアピール出来ず、散々でした」とガックリ。
  

長崎:ダイエー0勝1敗
C  004000000  4
H  000002000  2
勝:菊地原3勝0敗
負:西村0勝1敗
S:小林幹1S


 菊地原、早くも3勝! 幹英、上々の初登板!
この日、先発した菊地原は「テンポ良く投げる事を意識した」と言う小気味いい投球でダイエーのスーパーダブルチャンス打線を相手に5回を無失点に抑え込んだ。6回一死まで投げて、浜名の打球を右膝に当て、降板したが、勝利投手となった。先発試合した3試合で全てに白星を挙げている菊地原は、チームのオープン戦の勝利を全てマークしている。また、この日は、昨年、惜しくも新人王を逃したストッパー・小林幹が、オープン戦初登板。MAX145kmの速球で、1回を無安打無失点に抑える上々の出来。「ストレートはいい感じになってきた。カーブも思った通りに投げられた」と満足の初登板であった。
 待望の新助っ人、内定!
本社が巨額の負債を抱えている影響もあり、外国人選手抜きの純血戦力で開幕に臨む予定のダイエーだったが、ここに来て、新助っ人の獲得が内定した。ツインズのメルビン・ニエビス外野手 (27)で、メジャー7年で63ホーマーのスイッチヒッター。外国人の補強を強く要望していた王さんは、ニエビスのビデオを見て「軸がブレないのがいい」と、まずまずの評価。しかし、打者よりも、むしろ、投手の助っ人の方が急務の現状に「とにかく編成の方には、投手を欲しいとお願いしている」と語っており、引き続き、外国人投手の調査を球団側に要望する方向だ。