福岡ドーム：ダイエー１勝０敗１分
Ｄ ０００００１１００ ２
Ｈ ００００００２００ ２
若田部、好投！ 先発内定！
昨年、初の０勝に終わった若田部が執念の力投を見せた！ この日、先発予定だったヒデカズが右太股に違和感を訴えた事で、急遽、先発のチャンスを掴んだ若田部は「ペース配分を考えずに、気持ちで投げた」と言う気迫の投球で、５回を３安打４三振で無失点の好投。ペナントでは中継ぎとして起用する予定でいた王さんだったが、この日の投球を見て「若田部はチャンスを掴んだね。中継ぎのつもりだったが、（先発起用へと）修正しないと」と、開幕ローテ入りを示唆した。
人斬り抜刀斎、不安一蹴！
ここまで、オープン戦で結果が出ず、２年目のジンクスかと、不安視されていた昨年新人王の人斬り抜刀斎・川上が、ようやく結果を出した。オープン戦初先発となったこの日、５回を投げ、２安打無失点に抑える完璧に近い内容で、これまでの不安を一蹴。山田投手コーチは「調整遅れとか言われていたが、しっかり走り込んでいたし、段階を踏んだ投球をしている」と、この日の投球は当然と言わんばかり。川上本人も「結果と内容をテーマに投げたが、そこそこクリア出来た」と、満足のいった様子だった。一方、今年の新人王候補と目される福留は、この日も４タコに終わり、当たりが止まっている。星野監督は「相当バテが来とるよ。プロは甘いもんじゃない。打てなくなるのも承知でこっちは使っている」と、この儘、起用し続ける意向を示した。
神宮：ヤクルト２勝０敗
Ｂｕ ００００１ １
Ｓ ３０１２× ６ ５回降雨コールド
勝：宮出１勝０敗
負：高村０勝１敗
本：デカ２
デカ、猛打賞！ ヤクルト連勝！
水島新司いわく日本で初めてピアスをしたかっこいい野球選手・デカが、２号２ランを含む、３打数３安打の大当たり！ また、新助っ人のペタジーニは、相変わらず、好調を維持。この日も、先制のタイムリー二塁打を叩き出した。投げては、昨年のこの時期にも期待されていた宮出が５回を１失点と上々の仕上がりを見せて、ローテ入りをアピール。投打が噛み合ったヤクルトは、長い連敗を抜けて、連勝を飾った。
高村乱調で、赤堀とばっちり！
３回を４失点と打ち込まれた高村に対して、「話にならん。全て考え直して貰わないと」と、大石投手コーチが激怒。更に「高村にしても、赤堀にしても、自分のやりたい放題やって、このザマとは、もう我慢出来ん！」と、赤堀までとばっちりを食った。自己流調整を認められていた高村らだったが、方針転換を余儀なくされそうだ。