球界トピックス

3月1日

 二岡、トップバッター適性試験!
巨人V奪回の鍵を握る男・名手・川相が、前日のオープン戦で、球界屈指の二番たる巧さを見せつけた事により、二番としての格が違う事を思い知らされたルーキー・二岡に対して、茂雄は、トップバッターとしての適性を試す事を明らかにした。本来のトップバッターである仁志が右肩痛により、未だに全力投球が出来ないと言うチーム事情も影響しており、5日から始まる九州シリーズから、実戦テストを行う模様だ。

 松坂、駒田に変装しての卒業式!
松坂の卒業式と言う事で、報道陣が殺到した横浜高校だったが、現れたのは、何と駒田(横浜)! 実は、雀士東尾が、競馬情報をリークして貰う為に獲得したドラフト4位の柴田から借りてきた馬のマスクをつけていた松坂だった。このマスク、20日の巨人戦前に行われる新人選手発表時に駒田がトレードしてきたと錯覚させるべく柴田が用意していたもの。1ヶ月のキャンプの緊張感から解放された松坂は「周りで泣いている人とか見るとジーンときました」と言いながらも、終始リラックスした表情で、式に参加。契約金の一部を出して送ったと言う記念碑の前で仲間達と集合写真を撮るなど、高校生活のラストを飾った。

 高津、抑え復帰へ休日返上!
右肘痛のリハビリで出遅れていた高津が、この日、休日返上でグラウンドに姿を現し、若松監督の見守る中、50球の投げ込みを行った。「納得いく球こそ、まるでなかったが、痛みもなく、思いっきり腕が触れる様になってきたので、希望の光が見えてきた」と、肘の回復具合には手応えを感じた模様。若松監督も「間に合ってくれると思ってるし、抑えとして行ってくれと言ってあるんで、心強いと言うか…」とホッとした様子。

 大塚、開幕黄信号!?
オフにニックネームを公募したが、まるで集まらなかったパ・リーグの守備神・大塚が、開幕に間に合わない可能性が出てきた。キャンプ当初からスロー調整で来ていたが、寝違えによる首痛により、5日間もブルペン入りしておらず、紅白戦に1度も登板しない儘、キャンプ打ち上げとなる事が濃厚。その為、大塚はオープン戦に帯同せず、藤井寺でキャンプを行う予定で、3月15日くらいを復帰のメドとしているが、大石投手コーチは「これまで、こんな調整をしてきた投手を見た事がない」と呆れ果てている。