球界トピックス

2月20日

 魅せた! 名手・川相、2安打! 超美技!
巨人のV奪回の鍵を握る男、名手・川相が、紅白戦で面目躍如の大活躍!! 打っては、3打数2安打と、相変わらずのしぶとく巧い打撃を見せ、守っても、三遊間を抜ける当たりをダイビングキャッチする超美技など、ベテラン健在ぶりを見せつけた!!! 二岡しか目に入っていなかった茂雄も、この日の「プロ野球ニュース」のデーブ大久保との対談では、今までが嘘の様に川相を絶賛! だが、当面のライバル・二岡も4の2と結果を見せており、まだまだ余談は許さない。

 ウィリアムズ、再契約?
緊縮財政で助っ人抜きの純血体制で臨んできたダイエーだが、昨年、解雇したウィリアムズと再び契約する可能性が出てきた。ウィリアムズは、王さんの構想では今季の戦力として考えられていたものの、1億円を超える高額要求に、折り合いがつかず、解雇せざるを得なかった。しかし、ウィリアムズは依然として契約先が決まっておらず、ダイエー側に、再び売り込みをかけているらしく、条件次第では、再契約と言う事になりそうだ。

 主力が2軍に大惨敗!
この日、主力組と控え組に分かれての紅白戦が行われた。主力が圧倒して当然のこの試合だったが、ブロスが3回5安打3四球の大乱調で3失点を喫したのを初め、重盗を許したり、エラーをしたりとミスの連続も重なって、11失点。打っても5安打に抑えられ、1−11と大惨敗を喫してしまった! 試合後、ぶち切れた須藤ヘッドコーチは「あまりにもふがいなさ過ぎる!」と、1軍メンバーを叱咤。あまりの有様に反省した主力メンバーは清水の声により、宿舎まで約8kmを走って帰る事に…。毎年、恒例のこの紅白戦だが、V1を果たした一昨年から主力組が3連敗とあって、雀士東尾は「縁起ものだな。まだどうこう言う時期でもないしな」と、博打打ちらしいコメントを残し、ほくそ笑んでいた。