球界トピックス

2月19日

 名手・川相、本領発揮!
この日、巨人は、今年目指している「1点差で勝つ野球」に際して、バント、バスターだけの変則ゲームを行った。バント、バスターとなれば、日本の犠打王こと名手・川相の十八番! 楽々と成功させ、達人ぶりを見せつけた。一方、ポジション争いのライバルであるルーキー・二岡は、3球続けて送りバントに失敗し、若大将・原コーチに「技術不足だ!」と、場内マイクで怒声を浴びせられる始末。今年、巨人が目指す野球には川相の存在が不可欠である事が、露呈されたと言っていいだろう。

 ノムさん、グラサン人間批判!?
投手・新庄については、つきっきりのノムさんだが、打者・新庄については「好きにやらせた方が、あれやこれや言うよりいいでしょう」と、完全放任主義で行く事を明らかにした。やがて「ああいうタイプは理論に反発する。サングラスをかける人(新庄の事)は、野球に取り組む基点が『かっこよく』なんだよ。(サングラスをかけている)権藤、仰木にも理論は通じないよ」と、グラサン人間の話になり、ついには「そういう点では長嶋さんは、一番サングラスをかけそうなタイプ。巨人の伝統と環境がサングラスをかけてのインタビューを許さないんだろう」と、お得意の茂雄口撃にまで発展した。

 地獄のユマキャンプ打ち上げ!
度重なるトラブルに呪われた地獄のキャンプと称されたヤクルトのユマキャンプが、この日で打ち上げ。1978年の広岡監督時代が始まり、21年続いたこのユマキャンプ自体にも、終止符が打たれる事になった。「これが最後と思うと寂しくなる」(池山)、「(グラウンド後方にそびえる)給水塔を見る度にシーズンの幕開けを実感したものです」(中井美穂の旦那)と、選手達も最後のユマに感慨深げだった。尚、来季のキャンプ地は、沖縄・浦添が最有力に挙がっているとの事。

 金村、伊集院光に弟子入り!
昨年、最優秀防御率に輝いたものの肉体疲労から戦線離脱する等、スタミナ不足を露呈した事から、体力アップと球質を重くすべく、体重増を目指している金村。キャンプに入ってから4kg太ったものの、目標の82kgまでは、まだ6kgと遠い道程。そこで、キャンプを訪問に来た伊集院光に「太る秘訣を知りたい。(食卓を)見てみたいですね」と、太る為の食事指導を懇願金村の約2倍の体重を誇る伊集院は、これを快く了承した。